デルタブルースの名曲。おすすめの人気曲
アメリカ南部のミシシッピデルタ地域で誕生したデルタブルース。
チャーリー・パットンさんやアーサー・クラドップさんの魂を揺さぶる歌声、ビッグ・ジョー・ウィリアムズさんの独特な9弦ギターが紡ぎ出す音色には、人生の喜びや悲しみが込められています。
荒削りながらも深い感情が溢れ出るその音楽は、後のロックンロールにも大きな影響を与え、今もなお多くの人々の心を魅了し続けています。
もくじ
- デルタブルースの名曲。おすすめの人気曲
- Life is BeautifulKeb’ Mo’
- Queen BeeTAJ MAHAL
- Black Dog BluesBlind Blake
- Goin Down to the RiverMississippi Fred McDowell
- How Long BluesPinetop Perkins
- Some Happy DayCharley Patton
- The Ballad Of Stagger LeeMississippi John Hurt
- Crazy ‘Bout My BabySnooky Pryor
- That’s All RightArthur Crudup
- She Left Me A Mule To RideBig Joe Williams
- Slow Blues (Angel Of Mercy / Blues in my sleep)James Cotton
- Shave ‘Em DryLucille Bogan
- Rolling Stone(Catfish Blues)Muddy Waters
- Big Road BluesTommy Johnson
- Boom boomJohn Lee Hooker
- Sweet Home ChicagoRobert Lockwood, Jr.
- Hard Time Killin’ Floor BluesSkip James
- Where Did You Sleep Last Night?Lead Belly
- Aberdeen Mississippi BluesBooker White
- Earl’s BoogieEARL HOOKER
- Sweet Home ChicagoRobert Johnson
- Catfish BluesRobert Petway
- Death Letter BluesSon House
- Saturday BluesIshman Bracey
- Lead Pencil Blues (It Just Won’t Write)Johnnie Temple
- My Baby’s GoneTOMMY McCLENNAN
デルタブルースの名曲。おすすめの人気曲(1〜20)
Life is BeautifulKeb’ Mo’

ケブ・モさんのアルバム『Suitcase』から生み出された本作は、デルタブルースの温かな魂を現代に伝える至高の一曲。
滑らかなギターと柔らかな歌声が調和し、人生の美しさを称える歌詞が心に染みわたります。
2006年6月にリリースされ、ブルースファンから絶賛を浴びた本作。
海辺でのんびり過ごしたい時や、人生の素晴らしさを噛み締めたい時にぴったり。
愛する人と一緒に聴けば、きっと心が温まりますよ。
Queen BeeTAJ MAHAL

甘い蜜のように愛しい存在を讃える、タジ・マハールさんによる心温まるブルース。
優しく響く歌声とギターの音色が、ミシシッピデルタの魂を感じさせます。
1997年6月にリリースされたアルバム『Señor Blues』に収録され、第40回グラミー賞で最優秀コンテンポラリーブルースアルバム賞を受賞。
本作は、愛する人への想いを蜂蜜に例えた甘美な歌詞が印象的。
恋人を失った寂しさと、再会への切なる願いが込められています。
穏やかな夜、大切な人を思い出しながら聴きたい1曲です。
Black Dog BluesBlind Blake

ブラインド・ブレイクさんの代表作として知られるこの曲は、心に染みる魂の叫びが込められた傑作です。
独特のギターテクニックと歌声が織りなす哀愁漂うメロディーが、聴く人の心を掴んで離しません。
1927年にパラマウント・レコードからリリースされた本作は、ブレイクさんのキャリアの中でも重要な位置を占めています。
ブルースファンはもちろん、音楽の深い表現力に触れたい方にもおすすめの1曲。
静かな夜に1人で聴くのがぴったりですね。
ブレイクさんの魂の演奏に耳を傾けると、きっと新たな音楽の魅力に気づかされることでしょう。
Goin Down to the RiverMississippi Fred McDowell

川のせせらぎのような歌声が印象的な一曲です。
愛する人との再会を切望する想いや、家族の反対など、恋愛の複雑さが歌詞に込められています。
1965年12月、ミシシッピ州コスモで録音され、アルバム『Mississippi Blues』に収録されました。
デルタブルースの魅力が詰まった本作は、初心者から熟練ファンまで幅広く楽しめます。
ミシシッピ・フレッド・マクダウェルさんの圧倒的な存在感と、耳に心地よいカタルシスが魅力。
どこか懐かしさと新鮮さを同時に呼び起こす、まさにデルタブルースの名曲と言えるでしょう。
How Long BluesPinetop Perkins

ブルースの深みを感じさせる名曲です。
ピントップ・パーキンスさんの渋みのあるピアノタッチが、人生の哀愁を見事に表現しています。
2012年6月にリリースされたアルバム『How Long?』に収録された本作は、愛する人の帰りを待つ切ない心情を歌い上げています。
パーキンスさんの97歳でのグラミー賞受賞という偉業も、その実力を物語っていますね。
夜の帳が下りた頃、静かに一杯傾けながら聴きたくなる一曲。
デルタブルースの魅力に触れたい方にぜひおすすめです。
Some Happy DayCharley Patton

デルタブルースの創始者として知られるチャーリー・パットンさんが1929年5月に録音した曲は、希望と解放を歌い上げる魂の叫びです。
深い信仰心と人生の苦難が織り交ぜられた歌詞は、聴く人の心に響きます。
本作は後にコンピレーションアルバムに収録され、ブルース音楽の伝統において重要な位置を占めています。
パットンさんの独特な演奏スタイルと歌声は、デルタブルースのジャンルに大きな影響を与えました。
2021年にはロックンロールの殿堂入りを果たすなど、その功績は今もなお高く評価されています。
人生に迷いを感じている時、この曲を聴けば、きっと新たな希望が見つかるはずです。