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【ロックンロールの原点!】まずは聴きたいロカビリーの名曲・人気曲

【ロックンロールの原点!】まずは聴きたいロカビリーの名曲・人気曲
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【ロックンロールの原点!】まずは聴きたいロカビリーの名曲・人気曲

ロックンロールの原点とも言われるロカビリー。

1950年代にアメリカで生まれたこの音楽は、カントリーミュージックとリズム&ブルースが融合した、エネルギッシュでワイルドなサウンドが特徴です。

軽快なリズムとシンプルながらも力強いメロディーは、時代を超えて多くのアーティストに影響を与え続けています。

「ロカビリーって聴いたことはあるけれど、どの曲から楽しめばいいのか分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、ロカビリーの魅力を存分に味わえる名曲や人気曲をご紹介していきます。

懐かしさと新鮮さが同居する珠玉のナンバーを、ぜひ体感してみてくださいね!

【ロックンロールの原点!】まずは聴きたいロカビリーの名曲・人気曲(1〜10)

Somethin’ ElseNEW!Eddie Cochran

わずか21歳という若さでこの世を去った伝説のロッカー、エディ・コクランさん。

彼が残した名曲『Somethin’ Else』は、1959年7月に発売されたシングルで、後世のロックシーンに多大な影響を与えました。

高嶺の花のような女の子と高級車に憧れ、懸命に働いて夢に近づこうとする若者の等身大の心情が描かれており、当時の若者たちを熱狂させました。

実は本作、セックス・ピストルズが映画『The Great Rock ’n’ Roll Swindle』の中でカバーしたことでも知られているんですよね。

パンクの原点とも評される荒々しいギターサウンドは必聴ですので、ロックの歴史を感じながら、ぜひオリジナル版の魅力をじっくりと味わってみてください。

That’ll Be The DayNEW!Buddy Holly & The Crickets

Buddy Holly & The Crickets “That’ll Be The Day” on The Ed Sullivan Show
That'll Be The DayNEW!Buddy Holly & The Crickets

ロックンロールの歴史を語る上で外せないバンド、バディ・ホリー・アンド・ザ・クリケッツ。

彼らの名を世界にとどろかせた名曲としてオススメしたいのが、名盤『The “Chirping” Crickets』にも収録されている本作です。

1957年に発売されたシングルで、映画のセリフをヒントにした歌詞では、強がりながらも別れを予感する切ない男心が歌われています。

バディ・ホリーさんのしゃくりあげるような歌唱法が、軽快なビートと絶妙にマッチしていますね。

1973年公開の映画『American Graffiti』で使用されたことでも有名で、当時の若者文化を象徴する1曲として、今もなお多くのファンに愛され続けています。

Do Me No WrongNEW!Pat Cupp

アーカンソー州で活動し、エルヴィス・プレスリーさんとの対面を機にロカビリーへ転向したパット・カップさん。

活動期間は短かったものの、強烈な印象を残したシンガーです。

そんな彼の名曲としてオススメしたいのが、こちらの『Do Me No Wrong』。

恋人へ「裏切らないで」と懇願する切実な歌詞と、荒削りなスラップベースが融合した、初期ロカビリーの衝動が詰まった一曲です。

1956年5月に録音され、RPMレコードから発売されたシングルですが、パット・カップ・アンド・ザ・フライング・ソーサーズとして残した音源は非常に少なく、マニアの間でカルト的な人気をほこります。

純粋なロカビリーサウンドを楽しみたい方に、ぜひ聴いていただきたい作品です。

Jungle RockNEW!Hank Mizell

ロックンロールの初期、アメリカ南部の小さなレーベルからひっそりと世に出たロカビリーの隠れた傑作をご紹介します。

歌っているのは、後に牧師として静かな生活を送ることになるハンク・ミゼルさんです。

ジャングルに迷い込んだ主人公が、動物たちのダンスパーティーに遭遇するというユニークな歌詞が、荒削りながらも熱いビートに乗って展開されます。

1958年10月頃に発売されたシングルですが、面白いのはその後の経緯なんですよね。

1976年にイギリスで再発されると、なんと全英チャートで3位を記録するという異例のヒットとなりました。

シンプルで力強いリズムは、理屈抜きに体を動かしたくなる魅力にあふれています。

古き良きロックンロールの熱気を感じたいときに、ぜひ聴いてみていただきたい一曲です。

Mean Mean ManNEW!Wanda Jackson

男性中心だった1950年代のロック・シーンに現れ、「ロカビリーの女王」として歴史に名を刻んだワンダ・ジャクソンさん。

エルヴィス・プレスリーさんの助言でカントリーから転向した彼女が放つ本作は、ハスキーで攻撃的なボーカルが印象的な一曲です。

自分勝手な恋人に不満を募らせつつも、どうしても彼を愛してしまう女心を、自作の歌詞とワイルドな歌声で見事に表現しています。

1958年に発売されたシングルで、アルバム『Rockin’ with Wanda』にも収録された本作は、近年ドラマ『The End of the F***ing World』で使用され再注目されました。

小気味良いリズムと情熱的なシャウトは、エネルギッシュな気分になりたい時にぴったりです。

Black CadillacNEW!Joyce Green

アーカンソー州出身のロカビリー歌手として、カルト的な人気をほこるジョイス・グリーンさん。

1950年代末に活動し、わずか一枚のシングルしか残していませんが、その強烈な個性で伝説となったアーティストです。

そんな彼女の名曲として今回紹介したい作品が、こちらの『Black Cadillac』。

不吉な黒い車をモチーフに、死や反抗心を連想させる過激なテーマを歌った本作は、1959年3月に発売されたシングル盤に収録されました。

当時の女性シンガーとしては異例の激しいサウンドで、現在でも熱心なロカビリー・ファンの間で語り継がれています。

ガレージ・パンクにも通じる荒々しい魅力がたっぷりとつまっていますので、刺激的な音楽を求めている方はぜひ一度聴いてみてください。

Please Give Me SomethingNEW!Bill Allen and the Back Beats

オハイオ州アクロン出身のビル・アレンさん率いるビル・アレン・アンド・ザ・バック・ビーツ。

彼らは後のネオロカビリーシーンにも多大な影響を与えたロカビリー・グループです。

そんな彼らの代表作とも言えるのが、しゃっくりするような独特な歌唱法とエコーの効いたギターが印象的な本作。

恋人へ対する愛情を求める切実な想いを荒々しく歌い上げており、歌詞からは相手に対して強い渇望を抱く主人公の激しい焦燥感が伝わってくるようです。

1958年3月にシングルとして発売された作品で、スタジオの駐車場でわずか15分ほどで書き上げられたという逸話が残っています。

ガレージ・ロックやパンクが好きな方にもぜひ聴いていただきたい一曲です。

むしゃくしゃした気分の時に聴けば、スカッとすること間違いなしですよ!

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