懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲
80年代までの日本のロックシーンは、ある意味で日本のロックの黄金時代だったと言っていい時代だった思います。
90年代以降…平成のイカ天バンドブーム以降のロックが、良くも悪くも「製品」として完成していることに対して、80年代までくらいはまさに群雄割拠と言っていいくらいに個性豊かなロックバンドやロックシンガーが活躍していました。
今回は、まだ日本のロックがJ-ROCK、J-POP等と呼ばれる前の時代の「ロックの名曲たち」をご紹介します。
あの時代をリアルタイムで経験された方には懐かしく、また、リアルタイムで昭和を知らない若いみなさんには新鮮にお楽しみいただけることと思います。
古き良き時代の日本のロックに身を委ねてお楽しみください。
懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲(1〜20)
EASY ACTIONTHE STREET SLIDERS

日本のロックシーンに衝撃を与えた伝説のバンド、The Street Sliders。
力強いボーカルとエネルギッシュなギターリフが印象的な楽曲は、反骨精神と自由を象徴しています。
偽りや表面的な価値観への反発をテーマに、自分らしく生きることの大切さを訴えかけています。
1987年10月にリリースされたアルバム『BAD INFLUENCE』に収録された本作は、バンドの人気をさらに押し上げました。
ライブパフォーマンスの圧倒的な魅力で多くのファンを魅了し、その独自のスタイルは今なお愛され続けています。
日本のロックの黄金時代を感じたい方にオススメです。
激しい雨がTHE MODS

1981年のメジャーデビューから現在に至るまで日本のロックシーンを最前線でけん引し続けている4人組ロックバンド、THE MODS。
メンバーも出演したマクセル『UD I』のCMソングとして起用された4thシングル曲『激しい雨が』は、2000年代以降にも大黒摩季さんやSHOW-YAといったアーティストによってカバーされているナンバーです。
ヒステリックなギターサウンドとタイトなロックアンサンブルは、いま聴いてみてもクールですよね。
世代の方であれば聴いただけでテンションが上がるであろう、昭和を代表するロックチューンです。
漂泊者(アウトロー)甲斐バンド

甲斐よしひろさんの心に染みる歌声が印象的な1曲です。
1980年に発表されたこの楽曲は、社会の不安や個人の孤独をテーマにしています。
世界の動きに取り残された主人公の心情が、甲斐さんの独特な歌唱で表現されていて胸に迫ります。
アルバム『地下室のメロディー』にも収録され、オリコンチャートで14位を記録しました。
甲斐バンドらしいハードボイルドな雰囲気と詩的な歌詞が絶妙にマッチしていて、何度も聴きたくなる名曲です。
現代社会に生きる私たちの心の奥底にある感情を掘り起こしてくれる、そんな1曲ですね。
ちょっと落ち込んだ時や、世の中について考えたい時におすすめです。
雨上がりの夜空にRCサクセション

RCサクセションを語る上で忌野清志郎さんは欠かせないいますか、忌野清志郎さんの生き方そのものがRCサクセションだったと思います。
アルバム『カバーズ』の発売禁止騒動や数々のゲリラライブ、坂本龍一さんとコラボレーションした『い・け・な・いルージュマジック』など、伝説や逸話はここに書ききれないほど。
80年代という時代をこえて彼のメッセージが今にも伝わってきます。
『雨上がりの夜空に』はそんなRCサクセションの代表曲の一つ。
好きな女の人へのストレートすぎるメッセージ、独特の歌唱、金字塔やマスターピースの誉め言葉では表せないほどです。
歌手、表現者としての彼をうかがい知れるオススメの一曲です。
GLORIAZIGGY

1980年代のバンドブームの中活躍したバンド、ZIGGYのセカンドシングルで、1988年5月リリース。
当時のロックシーンを語る上で、彼らも外せない重要なバンドのうちの一つでしょう!
派手な衣装に明るい色の長髪など、海外のハードロックバンドを思わせますよね!
しかし、楽曲自体はそうしたロックを基調としながらもボーカル森重樹一さんが歌うメロディラインは親しみやすく、当時多くのファンを魅了しました。
とくに彼らの代表曲である『GLORIA』は、今なお80年代を代表する曲として人気の衰えない名曲ですね。