懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲
80年代までの日本のロックシーンは、ある意味で日本のロックの黄金時代だったと言っていい時代だった思います。
90年代以降…平成のイカ天バンドブーム以降のロックが、良くも悪くも「製品」として完成していることに対して、80年代までくらいはまさに群雄割拠と言っていいくらいに個性豊かなロックバンドやロックシンガーが活躍していました。
今回は、まだ日本のロックがJ-ROCK、J-POP等と呼ばれる前の時代の「ロックの名曲たち」をご紹介します。
あの時代をリアルタイムで経験された方には懐かしく、また、リアルタイムで昭和を知らない若いみなさんには新鮮にお楽しみいただけることと思います。
古き良き時代の日本のロックに身を委ねてお楽しみください。
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懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲(91〜100)
ツッパリ・ハイ・スクール・ロックン・ロール(試験編)横浜銀蝿

ツッパリの生きざまをロックンロールに乗せて歌い上げるバンド横浜銀蝿の4作目のシングルで1981年10月リリース。
セカンドシングル『ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)』の続編にあたる楽曲であり、試験をひかえたツッパリが悩むようすが描かれています。
ツッパリといえば不良・悪い人間のイメージが強いかと思いますが、この曲では親孝行しようと不器用なりに奮闘するようすが表現されています。
まじめに試験に向かい合い、結局失敗してしまうツッパリのようすに、かわいらしさが伝わってくる楽曲ですね。
無理だ!爆風スランプ

スーパースランプ、爆風銃という2組のバンドが1つになったのが爆風スランプ。
『大きな玉ねぎの下で』のバラードから『うわさになりたい』などのロックまで何でもこなせるイメージがありますよね。
テレビ番組から生まれた曲『旅人よ~The Longest Journey~』は今でもよく耳にする名曲。
そんな爆風スランプのちゃめっ気部分が全面に押し出された『無理だ!』は初期の代表曲!
無理難題を次々とつづる歌詞はどの部分もクスリと笑みを浮かべてしまうもの。
サンプラザ中野さんの骨太い声がぴったりな懐かしの1曲です。
エヴリデイJITTERIN’JINN

一大バンドブームを作った伝説の深夜番組、TBS『三宅裕司のいかすバンド天国』に出演して人気に火が付いたグループです。
グランドイカ天キングになれなかったバンドで一番売れたバンドかも?
ちなみにBEGINは2代目グランドイカ天キングです。
そっけなく歌うボーカルの春川玲子さん、いくつもの名リフを奏でるギターの破矢ジンタさん、突き刺すような攻めるドラムの入江美由紀さん他、の才能が重なってのJITTERIN’JINNのサウンドなんだなといつも思います。
『エヴリデイ』はそんなバンドのデビュー曲。
別れることになったけど今でも好き……と伝える純真な失恋ソングは今聴いても切ないです。
そんな切ない別れを淡々と歌う歌唱も話題となりました。
銀河鉄道999ゴダイゴ

ゴダイゴの通算11作目のシングルで、1979年7月リリース。
松本零士さん原作の同名の劇場公開アニメ映画、第1作目のテーマソングに起用され大ヒットしました。
最近ではEXZILEがカバーしていますので、老若男女を問わず広い層から人気を集める曲となっています。
軽快なロックのやや短めのイントロはそれだけで胸がワクワクししたものです。
アニメの主人公・星野鉄郎の旅立ちをモチーフとし、これからの冒険を予感させる歌詞も支持を集めた要因の一つなのかも。
ボーカルのタケカワヒデユキさんの透き通った歌声もそれまでの日本の歌謡界にないものでした。
I LOVE YOU尾崎豊

1991年に尾崎豊さんの11枚目のシングルとしてリリースされ、後に宇多田ヒカルさんやコブクロなど数々のミュージシャンたちにもカバーされている名曲。
ピアノをメインにした、アコースティックなサウンドが胸を打つバラードで、若い男女の切ない恋愛がつむがれています。
聴いていると、不器用な青春時代のはかなくも美しい思い出がよみがえってくるのではないでしょうか。
現在は彼の息子であるシンガーソングライター、尾崎裕哉さんに歌い継がれているバージョンを聴いて、その世界観に浸ってみるのもオススメです。
りんごの泪人間椅子

独特な詞の世界観に思わず引き込まれてしまいますが、何より本当に楽器のテクニックが半端ない!
見た目も風変りで、ちょっと色物っぽい感じかと思いきや、音は本物。
詞は文学的。
歌詞に津軽弁を用いているのも特徴の一つです。
男の勲章嶋大輔

今ではすっかり俳優さんのイメージがある嶋大輔さん。
横浜銀蝿のコンサートを観に来ていたところをスカウトされたのがこの世界に入るきっかけだったとか。
その後横浜銀蝿の『ツッパリHigh Scool Rock’n Roll 試験編』で横浜銀蝿の弟分としてデビュー。
「世の中に抵抗することだけが自分の存在価値なんだ」風の歌詞は、若いエネルギーを感じる今の時代にも通じる真っすぐなもの。
「正しくツッパる」って深い意味を感じますよね。
ベストテン番組でもよく見聴きした、青春のつまった1曲です。






