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懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲

80年代までの日本のロックシーンは、ある意味で日本のロックの黄金時代だったと言っていい時代だった思います。

90年代以降…平成のイカ天バンドブーム以降のロックが、良くも悪くも「製品」として完成していることに対して、80年代までくらいはまさに群雄割拠と言っていいくらいに個性豊かなロックバンドやロックシンガーが活躍していました。

今回は、まだ日本のロックがJ-ROCK、J-POP等と呼ばれる前の時代の「ロックの名曲たち」をご紹介します。

あの時代をリアルタイムで経験された方には懐かしく、また、リアルタイムで昭和を知らない若いみなさんには新鮮にお楽しみいただけることと思います。

古き良き時代の日本のロックに身を委ねてお楽しみください。

懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲(21〜40)

レモンティーSHEENA&THE ROKKETS

シーナ&ロケッツ レモンティー
レモンティーSHEENA&THE ROKKETS

かつてあの「スネークマンショー」に収録され、その歌詞は日本ロック史に残る名曲だといわれているこちらの曲ですが、「Train Kept a Rollin’」という曲にそっくり、ということで話題になったりもしています。

刺激的な歌詞と、今は亡きシーナのハスキーでパワフルな歌声がいまも聴く人に強烈な印象を残します。

No Standing Still44MAGNUM

ジャパニーズメタルバンドの先駆けと言われ、2007年の本格的な活動再開がファンを歓喜させた4人組ロックバンド、44MAGNUM。

1stアルバム『DANGER』に収録されている『No Standing Still』は、疾走感と重厚感を生み出しているドラムのビートがメタルナンバーとしてのクールさを演出していますよね。

エッジの効いたギターサウンドに乗せたアグレッシブな歌声は、メタルファンであれば世代を問わず聴き入ってしまうのではないでしょうか。

テクニカルなアンサンブルがテンションを上げてくれる、古き良きメタルチューンです。

TOKIO沢田研二

ジュリーのニックネームで知られ、1960年代後半のグループ・サウンズ全盛期からソロ活動に至るまで活躍したシンガー・沢田研二さんの29作目のシングル曲。

1980年1月1日という、まさに1980年代の始まりに発表された楽曲で、そのインパクトの強い歌詞と、それまでの音楽シーンでは当たり前だった日本的な叙情を含まない曲調は、新しい時代の始まりにふさわしい衝撃をリスナーに与えました。

東京を連想させるタイトルのとおり、これから世界に向けて発展していく日本の姿を期待させるようなメッセージは、いま聴いてみても新しいですよね。

現在でも数多くのアーティストによってカバーされている、1980年代を代表する名曲です。

フレンズREBECCA

REBECCA「フレンズ」(1985.12.25渋谷公会堂)
フレンズREBECCA

1984年にデビューし、第二次バンドブームの先駆けとして活躍したロックバンド、REBECCAの4枚目のシングル曲。

ドラマのオープニングテーマやエンディングテーマへの起用、多くのアーティストによるカバーなど、さまざまな場所で耳にする機会も多いREBECCAの代表曲の1つです。

のびやかで個性的なNOKKOのボーカルと、耳に残るキーボードの透明感が美しく、曲の疾走感とキャッチーさを作り出しています。

ちなみに都市伝説で幽霊の声が入っているとうわさになりましたが、現実はレコーディング時にフェイクを間違えたボーカル・NOKKO本人の声だと発表されています。

HERO(ヒーローになる時、それは今)甲斐バンド

甲斐バンドの通算11作目のシングルで、1978年12月リリース。

最近では海外ドラマ『HEROES』のCMでこの曲を知った人も多いと思います。

1979年、時計会社・セイコーのCMソングに起用されたことで一気に注目を集め、ついにはシングルチャート1位を獲得!

歌詞は「愛する人のヒーローになると決意した男の決意表明」といった若さあふれるもの。

文字にすると味気ないですが音に乗ったときのかっこよさは言葉にはできません!

『HERO(ヒーローになる時、それは今)』は今の時代にもっともっと必要な1曲です!

六本木心中アン・ルイス

デビューはアイドル歌手でありながら、のちに歌謡ロックの第一人者としてそのパワフルな歌声を武器に活躍した女性シンガー、アン・ルイスさんの23作目のシングル曲。

有線を中心に人気に火が付きロングヒットを記録した、アン・ルイスさんの代表曲として知られていますよね。

当時から現在に至るまでカラオケソングの定番としても有名なため、オリジナルを知らない若い世代の方も聴いたことがあるのではないでしょうか。

クラシカルなシンセサウンドのフレーズにギターリフが重なっていくイントロ、哀愁を感じる歌声やメロディーなど、まさにロックと歌謡曲の良いとこ取りをしている1980年代の音楽シーンを象徴しているナンバーです。