【1970年代】邦楽ヒットソング集。懐かしの日本の名曲
フォークソング、昭和歌謡、アイドル、バンドなどたくさんのアーティストや楽曲が進化を遂げていった70年代の日本の音楽。
そんな中から誰もが親しんだヒット曲を中心に、懐かしく感じる邦楽の名曲を紹介していきます!
現在も音楽番組などで数多く紹介され、アーティストにカバーされるあんな曲やこんな曲まで。
このリストを活用して懐かしい思い出に浸ってみるのもいいかもしれませんね。
もちろん、新しく知るのに見てみるのもおすすめです。
当時の日本を彩った大ヒット曲や素晴らしい名曲の数々をお楽しみください!
【1970年代】邦楽ヒットソング集。懐かしの日本の名曲(1〜10)
心の旅TULIP

優しさと力強さを併せ持つ名曲。
TULIPの代表作として1973年にリリースされ、チャートの1位に輝きました。
財津和夫さんの上京時の心境を反映した歌詞が、多くの人の心に響きます。
アコースティックギターの優しい音色とともに、旅立ちや自由を求める青春の情熱が描かれています。
テレビ番組『人情一本こころの旅』のテーマソングや、トヨタ・カリーナのCMにも起用されました。
新しい環境に飛び込む勇気が欲しい時や、大切な人との別れを経験した時に聴くと、心に寄り添ってくれる一曲です。
モンキー・マジックゴダイゴ

西遊記の物語をモチーフにした楽曲で、全編英語の歌詞が特徴的。
サルの誕生から西方への旅立ちまでを描いた歌詞は、神話的な世界観と冒険心をかき立てる内容になっています。
1978年12月にリリースされ、同名ドラマの主題歌として大ヒット。
アルバム『西遊記 (MAGIC MONKEY)』にも収録され、ミリオンセラーを記録しました。
本作は、GODIEGOの代表曲として長く愛され続けています。
懐かしの名曲を楽しみたい方はもちろん、壮大な物語性のある楽曲に触れたい方にもおすすめです。
チャンピオンアリス

1970年代後半の日本の音楽シーンを席巻したアリスの代表曲。
フォークとロックを融合させた独特のスタイルで、オリコン1位を獲得した唯一のシングルとなりました。
ボクサー・カシアス内藤の姿を重ねたという歌詞は、敗れゆくベテランチャンピオンの姿を描き、人生の転換期を迎えた人の心情を巧みに表現しています。
TBSテレビ「ザ・ベストテン」で4週連続1位を獲得するなど、テレビでも大きな反響を呼びました。
谷村新司さんの力強いボーカルと、堀内孝雄さん、矢沢透さんの絶妙なハーモニーが響く本作。
人生の岐路に立つ方に聴いてほしい1曲です。
あなた小坂明子

若さとピュアな恋心が詰まった名曲。
小坂明子さんの透明感溢れる歌声と心に残るメロディーが印象的です。
1973年にヤマハポピュラーソングコンテストでグランプリを獲得し、同年末にシングルとしてリリース。
オリコンで7週連続1位を記録する大ヒットとなりました。
1974年の『第25回NHK紅白歌合戦』にも出場。
16歳の小坂さんが描いた理想の家庭像が、多くの人の心を掴んだのでしょう。
本作は、将来の伴侶への想いを込めた楽曲。
幸せな未来を夢見る人にぴったりです。
TECHNOPOLISYellow Magic Orchestra

革新的なエレクトロニック・サウンドで1970年代の音楽シーンを席巻したイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の代表曲。
シンセサイザーとリズムマシンを駆使した未来都市のイメージが、テクノポップの先駆けとして世界中の音楽ファンを魅了しました。
1979年にリリースされたアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』に収録され、日本のオリコンチャートで1位を獲得。
100万枚以上の売り上げを記録する大ヒットとなりました。
近未来的な音楽性と都市生活をテーマにした歌詞が、当時のテクノロジーへの期待を反映しています。
デジタル時代の到来を予感させる本作は、今でも色褪せることなく多くの人々の心を掴んでいます。
瀬戸の花嫁小柳ルミ子

瀬戸内海を舞台にした叙情的な名曲。
小柳ルミ子さんの透明感のある歌声が、花嫁の複雑な心情を見事に表現しています。
1972年4月にリリースされたこの曲は、当時の日本人の結婚観を反映した歌詞が印象的。
夕焼けに染まる海を背景に、新たな人生への期待と不安が綴られています。
NHKの「昭和の歌・心に残る歌200」で7位にランクインするほどの人気を誇り、多くのアーティストにカバーされました。
瀬戸内の美しい風景を思い浮かべながら聴くのがおすすめです。
懐かしい昭和の雰囲気を味わいたい方にぴったりの一曲ですよ。
風をあつめてはっぴいえんど

1971年にリリースされた、はっぴいえんどの代表曲。
細野晴臣さんの軽やかなメロディと松本隆さんの繊細な歌詞が見事に融合しています。
郊外の海辺を散歩する主人公の心情が美しく描かれ、自由を求める強い願望が感じられます。
アルバム『風街ろまん』収録の本作は、映画『ロスト・イン・トランスレーション』でも使用され、国内外で高い評価を得ています。
霧の中を走る電車を見て、風を集めて青空を飛びたいという想いに、きっと共感できるはず。
都会への憧れや新しい音楽への挑戦を感じられる一曲です。