70年代にヒットしたラブソング。邦楽の名曲、人気曲
70年代のラブソングには、青春の瑞々しい恋心から大人の切ない想いまで、心揺さぶる名曲の数々があります。
藤圭子さんの「圭子の夢は夜ひらく」が10週連続首位を記録し、ヒデとロザンナさんの「愛は傷つきやすく」が深い共感を呼びました。
時代を超えて愛され続ける珠玉のメロディーは、今なお多くの人々の心に優しく寄り添い続けています。
もくじ
- 70年代にヒットしたラブソング。邦楽の名曲、人気曲
- サボテンの花チューリップ
- 愛のメモリー松崎しげる
- オリビアを聴きながら杏里
- 渚のシンドバッドピンクレディー
- 空に太陽がある限りにしきのあきら
- 遥かなる恋人へ西城秀樹
- 水色の恋天地真理
- 許されない愛沢田研二
- 恋の風車チェリッシュ
- 小さな恋の物語アグネス・チャン
- あの素晴しい愛をもう一度加藤和彦、北山修
- 結婚しようよよしだたくろう
- 二人の夏愛奴
- あなたに夢中キャンディーズ
- あずさ2号狩人
- わたしの彼は左きき麻丘めぐみ
- あなただけをあおい輝彦
- ちぎれた愛西城秀樹
- ふれあい中村雅俊
- 青葉城恋唄さとう宗幸
- 圭子の夢は夜ひらく藤圭子
- 男の子女の子郷ひろみ
- 愛の旅路を内山田洋とクールファイブ
- 君が美しすぎて野口五郎
- 恋のアメリカン・フットボールフィンガー5
- 春のおとずれ小柳ルミ子
- 春おぼろ岩崎宏美
- 恋のインディアン人形リンリン・ランラン
- 愛は傷つきやすくヒデとロザンナ
- 京都の恋渚ゆう子
- なみだ恋八代亜紀
- 神田川南こうせつ & かぐや姫
- さらば恋人堺正章
- ひと夏の経験山口百恵
- 私のハートはストップモーション桑江知子
- あなたにあげる西川峰子
- 嫁に来ないか新沼謙治
70年代にヒットしたラブソング。邦楽の名曲、人気曲(1〜20)
サボテンの花チューリップ

愛する人との別れと再生をテーマにした切ないラブソング。
ある日、些細な出来事をきっかけに恋人が部屋を飛び出してしまう出来事から、1人残された部屋の風景や男性の心情を繊細に描写しています。
窓からの雪景色、編みかけの手袋、洗濯物など、日常の情景が鮮やかに浮かび上がる優しい歌詞が心に染みます。
1975年2月に発売された本作は、チューリップの代表曲の一つとして多くのファンに愛されています。
1993年に放送されたドラマ『ひとつ屋根の下』の主題歌として再び注目を集め、若い世代へも広く知られることになりました。
失恋の痛みと希望を感じさせる美しいメロディは、心に響く普遍的なメッセージを持っています。
思い出の恋を振り返りたい時や、大切な人への思いを深めたい時にピッタリの1曲です。
愛のメモリー松崎しげる

松崎しげるさんが歌う珠玉のラブバラードです。
深い愛情と人生の喜びを讃える歌詞は、永遠の愛を誓う純粋な思いに満ちあふれています。
本作は1977年8月にリリースされ、三浦友和さんと山口百恵さんが共演するグリコのアーモンドチョコレートのCMソングとして大きな話題を呼びました。
同年のNHK紅白歌合戦で松崎さんは初出場を果たし、翌年には第50回選抜高校野球大会の入場行進曲にも起用されました。
誰もが一度は経験した、かけがえのない恋の思い出と重ねながら聴いていただきたい1曲です。
オリビアを聴きながら杏里

切ない恋の余韻を優しく包み込むメロディーと、洗練された演奏が心に染みわたります。
失恋を経験した女性の繊細な心情を、オリビア・ニュートン=ジョンの曲を聴きながら癒やしていく姿を丁寧に描いた歌詞は、多くの人の共感を呼んでいます。
杏里さんの透明感のある歌声が、都会的で大人びた印象を与える本作は、1978年11月に発売され、アルバム『杏里』にも収録されました。
2008年には日本テレビ系ドラマ『斉藤さん』の挿入歌としても起用され、世代を超えて愛される名曲となっています。
失恋の痛手から立ち直ろうとする人、大切な人との別れを経験した人の心に寄り添う、温かみのあるバラードです。
渚のシンドバッドピンクレディー

ピンク・レディーが1977年6月にリリースしたシングルで、オリコンチャートで年間1位にランクインしています。
その後3回にわたって再発されている人気曲です。
モーニング娘。
やマキシマムザホルモンなど、さまざまなミュージシャンがカバーしています。
空に太陽がある限りにしきのあきら

永遠の愛を歌い上げた珠玉のラブソング。
太陽の存在と変わらぬ愛を重ね合わせ、2人の強い絆を表現した名曲です。
恋人を思う気持ちが真っすぐに伝わってくる歌詞とメロディは、まさに永遠の愛の象徴として多くの人々の心を揺さぶり続けています。
にしきのあきらさんの1971年2月のリリース作品で、オリコン週間チャートで3位を記録する大ヒットとなりました。
1994年には英会話教室のCMソング、2007年にはサントリーC.C.レモンのCMソングとしても起用され、時代を超えて愛され続けています。
大切な人への思いを再確認したいとき、心に響く本作は、きっと優しい気持ちで包み込んでくれることでしょう。
遥かなる恋人へ西城秀樹

都会に出て、故郷に残した恋人への思いを切なく歌い上げた西城秀樹さんの心温まるミディアムバラード。
1978年11月リリースのこの楽曲はオリコンチャートで8位を記録しました。
力強い歌声で、遠く離れた大切な人への願いと春の訪れを待つ心情を優しく包み込みます。
長い冬を超えて恋人と再会したいという強い意志が美しい旋律とともに響き渡り、聴く人の胸に深く刻まれていきます。
本作は離れていても変わらない愛の尊さを伝える名曲として、恋人と離れて暮らすすべての人の心に寄り添ってくれることでしょう。