【2025】おしゃれなJ-POPのラブソングまとめ
恋愛感情のような繊細で複雑な気持ちを、音楽は美しく表現してくれます。
甘く切ない歌声、繊細な歌詞、印象的なメロディ……そんな要素が見事に調和したおしゃれなラブソングは、私たちの心に深く響きます。
この記事では、時代やジャンルを問わず、洗練された魅力を放つJ-POPの素敵なラブソングをご紹介。
恋する気持ちに寄り添ってくれる曲、大人の恋愛を優雅に描いた曲、時には失恋の痛みを歌う曲まで……あなたの心に残る一曲が見つかるはずです。
【2025】おしゃれなJ-POPのラブソングまとめ(1〜10)
ラブソングなとり

R&Bの要素を感じさせる独自のスタイルで注目を集めるシンガーソングライター、なとりさん。
本作は、愛がもたらす矛盾や痛みを、洗練されたメロディに乗せて描いたセンチメンタルなナンバーです。
切なくも美しいサウンドと、なとりさんの低音域を生かしたアンニュイな歌声が絶妙にマッチしていますよね。
歌詞の中では、過ちを繰り返しながらも愛を求めずにはいられない、自己犠牲的で純粋な気持ちがつづられていて、その姿に多くの方がご自身の経験を重ねてしまうのではないでしょうか。
この作品は、2023年12月にリリースされたアルバム『劇場』に収録されています。
甘いだけではない、少しビターで複雑な恋愛に浸りたいときに聴いてほしい一曲です。
真夜中のドア〜stay with me松原みき

きらびやかな夜の雰囲気にぴったりの、洗練されたサウンドが心地よい一曲です。
本作が描くのは、かつての恋人への断ち切れない想い。
街で偶然再会し、幸せだった日々が鮮やかによみがえる……「もう離れたくない」と願う主人公の切ない気持ちが、痛いほど伝わってきて胸が締め付けられます。
この楽曲は、松原みきさんのデビュー曲として1979年11月に発売された、シティポップを象徴するナンバー。
その色あせない魅力は、時代を超えてたくさんの人を夢中にさせてきました。
アルバム『POCKET PARK』にも収録されています。
少し感傷的になりたい夜、忘れられない恋の記憶にそっと寄り添ってほしい、そんな時に聴いてみてはいかがでしょうか。
Need You BadSIRUP

都会的で洗練されたサウンドが心地よい、SIRUPさんによるナンバーです。
この楽曲で描かれているのは、相手を強く求める一方で、束縛されずに自由でいたいと願う、アンビバレントな大人の恋心。
利害の一致が恋だと割り切ろうとするクールな視線と、独りではいられない寂しさが同居する歌詞に、共感する方は多いはず。
本作は2020年3月にリリースされたEP『CIY』に収録された一曲で、プロデューサーのSTUTSさんらとのセッションからサビが生まれたそうですよ。
甘いだけじゃないビターな恋愛模様が、夜のドライブや一人時間にぴったり。
恋の駆け引きに少し疲れたときに聴くと、気持ちを優しくほぐしてくれるかもしれません。
東京フラッシュVaundy

いわゆる「オシャレ系」のサウンドにメロウな雰囲気が漂うこの楽曲。
作詞作曲から映像まで手掛けるVaundyさんが2019年11月にリリースした、キャリアの出発点となるナンバーです。
ゆるい会話を聞いているかのようなボーカルの掛け合いから、都会の夜を舞台にした刹那的な恋愛模様が浮かび上がります。
取り返しのつかない状況や、割り切った関係性の中に漂う虚しさが、洗練されたグルーヴに乗って心地よく響きますよね。
本作はABEMAの恋愛番組『恋する♥週末ホームステイ』の挿入歌にも起用され、名盤『strobo』にも収録。
きらびやかな街の灯りを眺めながら物思いにふける夜に聴きたい、ビターで大人な一曲です。
I’m in Love亜蘭知子

都会の夜を滑るように駆け抜ける、きらびやかなサウンドが魅力的な一曲。
1980年代のシティポップシーンを牽引した作詞家兼歌手、亜蘭知子さんによるナンバーです。
この楽曲は、スーパーコンピューターによるジャケットも話題となった1983年5月発売の名盤『浮遊空間』に収録されています。
本作で描かれているのは、恋に落ちた瞬間の高揚感や、世界が輝いて見えるようなロマンティックな心情ではないでしょうか。
グルーヴィーなベースラインと浮遊感のあるシンセサイザーが織りなすサウンドは、主人公の弾む心を映し出しているようですよね。
都会の喧騒を忘れさせてくれる洗練されたムードは、大切な人と過ごす時間をより特別なものにしてくれます。
お洒落な大人の恋愛に寄り添う、メロウでダンサブルなラブソングです。
CYMBillyrrom

トーキョー・トランジション・ソウルを掲げ、注目を集めている音楽集団、Billyrrom。
2025年3月にリリースされた本作は、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『MADDER その事件、ワタシが犯人です』の主題歌として書き下ろされました。
色の三原色をモチーフに、相手の色に染まってしまいたいという激しい恋心を歌い上げています。
自分を塗り替えてでも混ざり合いたいと願う少し危ういメッセージは、聴く人の心を揺さぶるのではないでしょうか。
グルーヴィーなサウンドにのせてつづられる、自己と他者の境界で揺れる複雑な感情がスタイリッシュですよね。
甘いだけではない、少しビターな大人の恋愛を描いたアーバンなラブソングです。
接吻ORIGINAL LOVE

90年代におしゃれなサウンドで人気を博したOriginal Love。
本作は、そんな彼らを代表する作品のひとつです。
1993年11月に発売され、ドラマ『大人のキス』の主題歌に起用されました。
ジャズやソウルが溶け込んだ都会的なメロディに、田島貴男さんの艶やかな歌声が重なり、一度聴けば忘れられない世界観に引き込まれます。
歌詞では情熱的な愛が歌われていますが、洗練されたサウンドによって、お洒落でスマートな雰囲気にまとめられています。
セクシーでありながら、どこか切ない。
そんな大人の恋の駆け引きを感じさせるナンバーです。
ムーディーな夜に大切な人と聴いてみてくださいね。