1970年代懐かしの邦楽ヒット曲。アイドルと歌謡曲の黄金時代
70年代の邦楽のヒット曲というとどんな曲を思い浮かべますか?
当時リアルタイムで過ごされていた方は、さまざまなヒット曲を思いめぐらせると思います。
カラーテレビが広まったことにより、見る視点でも音楽の楽しみ方ができました。
70年代は歌謡曲やアイドルの黄金時代とも言われています。
生まれていない世代の方でも、「あれ、聴いたことがある!」となるような、親しみやすい曲も数多くありますよ!
そんな魅力的な70年代ヒット曲をぜひお楽しみください!
1970年代懐かしの邦楽ヒット曲。アイドルと歌謡曲の黄金時代(1〜10)
酒と泪と男と女河島英五

清酒「黄桜」のCMソングともなった河島英五の有名曲です。
もとはアルバム収録曲でのちにシングルカットされました。
唯一の紅白歌合戦出演ではこの歌を歌わず、川島がなくなった2001年に親友だった堀内孝雄が歌うことになりました。
知床旅情加藤登紀子

加藤登紀子は今でも有名な歌手として、テレビの歌番組で目にする機会も多いと思います。
この代表曲は71年に102万枚を売上げて、年間シングルランキングで2位を獲得する大ヒット曲となりました。
今聴いても色あせないメロディは必聴です。
サウスポーピンクレディー

78年のシングルランキングの2位は、ピンクレディのサウスポーです。
もはや、ピンクレディのどの曲が好きかで、性格判断や相性判断ができるほど、圧倒的な存在となっていました。
2位でも146万枚の売上げを誇っています。
タイムマシンにお願いサディスティック・ミカ・バンド

1974年にリリースされたシングル曲で後のアルバム『黒船』に収録されています。
この「黒船」は日本のバンドが初めて海外で音源をリリースしたということで歴史的な一枚とされています。
70年代の日本のバンドという空気が強く感じられる曲ですが、古いという印象はなく、聴いていてとても楽しい曲です。
時の過ぎゆくままに沢田研二

1975年のヒット曲。
阿久悠作詞、大野克夫作曲。
ジュリー主演のテレビドラマ、悪魔のようなあいつの主題歌でもありました。
テレビドラマは鬼才長谷川和彦がシナリオを書き、ヒットメーカーだった久世光彦がプロデュース、演出を担当した3億円事件をモチーフにした怪作でした。
ドラマはヒットとはいきませんでしたが、この主題歌とともに記憶に残る作品となっています。
微笑がえしキャンディーズ

『微笑がえし』は1978年にリリースされた17枚目のシングルで、キャンディーズの活動期間中のラストシングルになります。
最後ということで、歌詞の中にシングル曲のタイトル「春一番」「わな」「アン・ドゥ・トロワ」「ハートのエース」などが多数盛り込まれています。
作詞は阿木燿子、作曲は穂口雄右。
阿木がキャンディーズのシングルを手がけるのはこの曲が初ですが、穂口は『年下の男の子』『春一番』など8曲を手がけています。
キャンディーズは、ラン、スー、ミキの3人組で、ランこと伊藤蘭の旦那様は俳優の水谷豊です。
17才NEW!南沙織

1971年に沖縄から彗星のごとく現れた、南沙織さんの鮮烈なデビューシングルです。
当時16歳の彼女が歌う『17才』というタイトルも、すごく印象的ですよね。
好きな人と二人きりの海辺で、ちょっぴり背伸びした恋に胸をときめかせる情景は、誰もが経験したことがあるかもしれません。
洋楽風のおしゃれなサウンドに乗る、甘酸っぱくてどこか切ない気持ち。
南沙織さんの透明感あふれる歌声と見事に重なり、今聴いても思わず胸がきゅんとしてしまいますね。