1970年代懐かしの邦楽ヒット曲。アイドルと歌謡曲の黄金時代
70年代の邦楽のヒット曲というとどんな曲を思い浮かべますか?
当時リアルタイムで過ごされていた方は、さまざまなヒット曲を思いめぐらせると思います。
カラーテレビが広まったことにより、見る視点でも音楽の楽しみ方ができました。
70年代は歌謡曲やアイドルの黄金時代とも言われています。
生まれていない世代の方でも、「あれ、聴いたことがある!」となるような、親しみやすい曲も数多くありますよ!
そんな魅力的な70年代ヒット曲をぜひお楽しみください!
1970年代懐かしの邦楽ヒット曲。アイドルと歌謡曲の黄金時代(71〜80)
河内のオッサンの歌ミス花子

河内弁が印象的な一曲。
少し荒々しい雰囲気が漂っていながらも、どこか温かみを感じさせる、とても良い歌です。
ミス花子さんの独特の歌声が、本作の魅力をより引き立てています。
1976年8月に日本コロムビアよりシングルとしてリリース。
80万枚を超えるヒットを記録し、現在も多くの人に親しまれています。
1976年秋から年末にかけては、本作をモチーフにした映画が東映によって製作・公開されました。
カラオケで盛り上がりたい時や、関西の文化に触れたい時におすすめです。
ダウンタウンの浜田雅功さんも気に入っているそうですよ。
出発の歌 -失なわれた時を求めて-上條恒彦 & 六文銭

1971年のヒット曲。
ヤマハ音楽振興会主催の第2回世界歌謡祭でグランプリを取り、上條恒彦の熱唱も印象的な大ヒット曲となりました。
作詞及川恒平、作曲小室など、編曲木田高介による楽曲の素晴らしさが何よりも強い印象を残しています。
あの鐘を鳴らすのはあなた和田アキ子

和田アキ子さんの11枚目のシングル曲で、今なお歌い続けられている名曲です。
和田アキ子さんのパワフルな歌声が胸に響きます。
1991年に、CMソングに起用されることがきっかけで、大谷和夫氏の編曲でNew Versionとして再録音されています。
1970年代懐かしの邦楽ヒット曲。アイドルと歌謡曲の黄金時代(81〜90)
さらば恋人堺正章

1971年のヒット曲。
ザ・スパイダース解散後のソロとなった堺正章の最初のヒット曲です。
作詞北山修、作曲筒美京平による楽曲も魅力的でした。
この後俳優や司会業に活動の力点が移っていきましたが、この曲におけるシンガー堺正章の魅力は忘れられません。
ひとりじゃないの天地真理

1972年にリリースされた、天地の3枚目のシングル。
サビが超有名で、彼女の一番のヒットソングです。
天地は今でいうアイドル歌手のはじめの人。
彼女がベースをつくったといわれています。
この曲はアイドル歌謡というジャンルに入りますが、歌い手がとてもレベルが高いのでそうだとはわかりません。
恋愛まっ最中の、女性のしあわせな気持ちを歌っています。
女のねがい宮史郎とぴんからトリオ

1973年はとんでもない1年となりました。
この年の年間シングルランキングの1位は前年同様で、宮史郎とぴんからトリオの女のみち、そして2位も宮史郎とぴんからトリオの女のねがいというワンツーフィニッシュを決めたのです。
前年と合わせて、どれだけ曲を売ったのか、本当にすごいことです。
悪魔がにくい平田隆夫とセルスターズ

1971年にリリースされ、100万枚以上もの売り上げを出しました。
作詞作曲はバンドメンバーの平田隆夫が担当しています。
タイトルだけ聴くと曲の中身が想像つきません。
主人公は好きでしょうがない人がいます。
それは夜も眠れないくらい苦しく深いもの。
だけどその相手には別の好きな人がいます。
相手の思い人を悪魔にたとえたわけです。