1970年代懐かしの邦楽ヒット曲。アイドルと歌謡曲の黄金時代
70年代の邦楽のヒット曲というとどんな曲を思い浮かべますか?
当時リアルタイムで過ごされていた方は、さまざまなヒット曲を思いめぐらせると思います。
カラーテレビが広まったことにより、見る視点でも音楽の楽しみ方ができました。
70年代は歌謡曲やアイドルの黄金時代とも言われています。
生まれていない世代の方でも、「あれ、聴いたことがある!」となるような、親しみやすい曲も数多くありますよ!
そんな魅力的な70年代ヒット曲をぜひお楽しみください!
1970年代懐かしの邦楽ヒット曲。アイドルと歌謡曲の黄金時代(71〜80)
さよならをするためにビリーバンバン

72年のシングルランキングの3位は、ビリーバンバンというフォークデュオが獲得しました。
このフォークソングがヒットするのは、どんなに時代が変化しても変わらないサイクルで定期的にやってきます。
まるで、近年のゆずのような初々しさがあります。
異邦人久保田早紀

1979年にリリースされた久保田早紀さんのデビュー曲。
エキゾチックな雰囲気漂うイントロが印象的で、三洋電機のカラーテレビCMソングに起用されました。
失恋の痛みと新たな場所での孤独を描きつつ、時間が心の傷を癒してくれるという希望のメッセージが込められています。
シルクロードをイメージした楽曲は、久保田さんの美しい歌声とともに多くの人々の心をとらえ、100万枚を超える大ヒットとなりました。
異国情緒あふれる世界観に浸りたい時や、失恋の痛みを癒したい時におすすめの1曲です。
赤色エレジーあがた森魚

1972年のヒット曲。
マニアックなマンガ雑誌ガロに掲載されていた赤色エレジーをモチーフにした曲を、はちみつぱいのバックで奏でられた叙情的な曲ですが、マンガも曲も時代から遊離した叙情性をたたえていたにもかかわらず、あるいはそれ故に大ヒットしたことが印象的でした。
風をあつめてはっぴいえんど

1970年代を代表する名曲が誕生しました。
はっぴいえんどの代表作として知られるこの楽曲は、郊外の海辺を舞台に、自由への憧れを優しく歌い上げています。
アコースティックギターの柔らかな音色が、聴く人の心を穏やかに包み込みますね。
1971年11月にリリースされたアルバム『風街ろまん』に収録され、後に映画『ロスト・イン・トランスレーション』でも使用されるなど、幅広い世代に愛され続けています。
本作は、心に余裕が欲しいときや、新しい一歩を踏み出したいときにおすすめです。
きっと、あなたの背中を優しく押してくれるはずですよ。
結婚しようよよしだたくろう

1972年にリリースされたアルバム『からっぽの世界』に収録された本作。
吉田拓郎さんの温かみのある歌声とアコースティックギターが心地よい、フォークソングの名曲です。
結婚をテーマにした歌詞が多くの人の心を掴み、ライブでも定番曲として披露されています。
爽やかで軽やかなリズムが、二人の穏やかな日々の訪れを感じさせますね。
自由と個人主義の精神を反映した歌詞は、当時の若者文化や恋愛観に大きな影響を与えました。
結婚式の定番ソングとしても親しまれている本作。
大切な人と共に聴きたい、心温まるラブソングです。
夢で逢えたらシリア・ポール

1996年にラッツ&スターが大ヒットさせたこの曲は大滝詠一作詞作曲による60年代アメリカガールポップス曲でした。
最初は吉田美奈子のアルバム、フラッパーの中で歌われましたが、1977年にシリア・ポールの歌でシングル盤がリリースされスマッシュヒットとなりました。
ウォンテッドピンクレディー

1977年はピンクレディが大躍動した1年といえます。
この曲で年間シングルランキングで3位となり、1位と3位を獲得したことになります。
女性アイドルとしては、前例のない記録を達成しました。
今のアイドルファンにも聴いてほしい名曲となっています。