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1970年代懐かしの邦楽ヒット曲。アイドルと歌謡曲の黄金時代

70年代の邦楽のヒット曲というとどんな曲を思い浮かべますか?

当時リアルタイムで過ごされていた方は、さまざまなヒット曲を思いめぐらせると思います。

カラーテレビが広まったことにより、見る視点でも音楽の楽しみ方ができました。

70年代は歌謡曲やアイドルの黄金時代とも言われています。

生まれていない世代の方でも、「あれ、聴いたことがある!」となるような、親しみやすい曲も数多くありますよ!

そんな魅力的な70年代ヒット曲をぜひお楽しみください!

1970年代懐かしの邦楽ヒット曲。アイドルと歌謡曲の黄金時代(61〜70)

林檎殺人事件郷ひろみ、樹木希林

1978年にリリースされ、テレビドラマ『ムー一族』の挿入歌として話題を呼んだ楽曲ですね。

郷ひろみさんと樹木希林さんのデュエットが印象的です。

阿久悠さんが手掛けた歌詞は、殺人事件と探偵の物語をコミカルに描きつつ、男女の愛憎劇を暗示していてとても面白いですよ。

軽快なメロディーと相まって、聴く人を引き込む魅力があります。

『ザ・ベストテン』では4週連続1位を獲得するなど、当時大変な人気を博しました。

探偵ものが好きな方や、ユーモアのある歌詞を楽しみたい方におすすめの1曲です。

生活の柄高田渡

高田 渡が「生活の柄」を完唱
生活の柄高田渡

伝説的なフォークシンガー、高田渡さんの1973年にリリースされた曲。

山之口貘さんの詩を基に制作されたナンバーで、放浪の生活を余儀なくされた人の視点から、生活の厳しさや社会の冷たさを詩的に表現しています。

夜空と陸の間に横たわり、草に埋もれながら眠る様子が繊細に描かれていますね。

高田さんの「吟遊詩人」としての才能が光る1曲で、社会の暗部に光を当て、苦悩する人々の声を代弁しています。

時代を超えて多くの人々に影響を与え続ける名曲ですよ。

また逢う日まで尾崎紀世彦

骨太でまるでテノール歌手のような歌声を聴かせるのが、尾崎紀世彦です。

この曲も当時は大流行して、92万枚の売上げを記録しています。

71年の年間シングルランキングでも3位なので、誰もが知っている歌となりました。

大阪で生まれた女BORO

1979年。

BORO作詞作曲による大阪ご当地ソングの大傑作です。

BOROの歌もいいけれど、ショーケンの歌もまた素晴らしい。

当時としてはスマッシュヒットに留まっていましたが、長く愛され歌われ続けている意味では70年代最後の名曲ともいえます。

たどりついたらいつも雨ふりザ・モップス

ザ・モップス 「たどり着いたらいつも雨降り」 YouTube
たどりついたらいつも雨ふりザ・モップス

1972年。

週間26位(オリコン)が最高位なので、スマッシュヒット止まりでしたが、ザ・モップス、そして鈴木ヒロミツの代表曲として、長く記憶に残る曲になっています。

吉田拓郎作詞作曲の字余りフォークソングが、星勝のアレンジと鈴木ヒロミツの熱唱によって、見事なロック・バラードになっています。

なごり雪イルカ

イルカ最大のヒット曲にして、もはや彼女の代名詞。

それが『なごり雪』です。

この曲は伊勢正三が作詞・作曲を担当し、1974年にかぐや姫の楽曲としてアルバム『三階建の詩』に収録されました。

それを1975年にイルカがシングル曲としてカバー。

累計売上枚数が80万枚というモンスターヒットとなりました。

編曲は、松任谷由実の夫で、アレンジャー、プロデューサーとしても活躍している松任谷正隆が担当しています。

2002年にはこの曲をモチーフとした同名映画『なごり雪』が公開されるなど、75年のヒットから現在に至るまで、歌い継がれる日本の名曲です。

旅の宿吉田拓郎

1972年のヒット曲。

岡林信康らアングラフォークから、ボブ・ディランの影響を受けながらも、政治社会ではなく青春を歌うフォークへと新たな展開を生み出した吉田拓郎が、作詞家岡本おさみというパートナーを得て生み出した叙情的な名曲です。