【昭和歌謡】70年代にヒットした邦楽ラブソングまとめ
淡い初恋、切ない片思い、情熱的な愛の告白……70年代の邦楽ラブソングには、今聴いても胸がキュンとする名曲が数多く生まれました。
高度経済成長を経て、豊かな感性と自由な表現が花開いた時代だからこそ、激しいロックサウンドや演歌に歌謡曲、シティポップまでバラエティ豊かな音作りで、恋する気持ちがストレートに、そして繊細に歌い上げられています。
この記事では、そんな昭和歌謡の黄金期に生まれた珠玉のラブソングを紹介します。
懐かしさに浸りたい方も、当時を知らない方も、色あせることのない恋心の輝きをぜひ味わってみてくださいね。
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【昭和歌謡】70年代にヒットした邦楽ラブソングまとめ(1〜10)
逢わずに愛して内山田洋とクールファイブ

逢うことができない二人の愛を描いた、内山田洋とクール・ファイブのナンバー。
会えない距離があるからこそ、逆に愛は燃え上がる。
そんな切なくも激しい恋心が、前川清さんの深みある低音に乗せて歌い上げられています。
涙も夢も花も、すべては逢えないまま紅く燃える命のように激しく揺れ動く。
会わないままで愛し続けるという矛盾した感情が、サックスとピアノの響きとともに胸に迫ります。
リリース日は1969年12月ながら1970年2月にオリコン週間シングルチャートで3週連続1位を獲得した本作は、グループ唯一の首位獲得曲となりました。
会いたいのに会えない、そんなもどかしい恋をしているときに聴いてみてはいかがでしょうか。
ひとりじゃないの天地真理

「ひとりじゃない」というフレーズに込められた温かなメッセージが、70年代初頭の日本を明るく照らした一曲です。
1972年5月に発売された天地真理さんの3枚目のシングルで、オリコン週間チャート6週連続1位を獲得し、累計110万枚を超える売り上げを記録しました。
作詞は演出家の久世光彦さんがペンネーム「小谷夏」名義で手掛け、作曲は森田公一さん、編曲は馬飼野俊一さんが担当。
ストリングスとブラスが織りなす華やかなアレンジに、天地さんの透明感あふれる歌声が乗り、〈二人で歩む喜び〉をストレートに歌い上げています。
恋する気持ちが前向きに輝くこの楽曲は、懐かしい恋を思い出したいときや、大切な人と過ごす時間をもっと愛おしく感じたいときにぴったりですね。
木綿のハンカチーフ太田裕美

松本隆さんの詩情豊かな詞と筒美京平さんの洗練されたメロディが織りなす本作は、都会へ旅立った男性と故郷で待つ女性の往復書簡形式で描かれる切ない遠距離恋愛の物語です。
都会の華やかさに染まっていく男性と、変わらぬ愛を願う女性の心のすれ違いが、対話を重ねるごとに鮮明になっていきます。
最後に涙を拭うための素朴なハンカチーフを求める女性の姿には、物質的な豊かさよりも心のつながりを大切にする純粋さが表れており、胸を締め付けられます。
太田裕美さんの4作目のシングルとして1975年12月に発売され、オリコン年間ランキング4位を記録する大ヒットとなりました。
遠距離恋愛中の方や、すれ違いの切なさを味わいたいときにおすすめです。
手紙由紀さおり

1970年7月に発売されたシングル曲で、由紀さおりさんが前年のヒットに続いて本格派歌手としての評価を確立した代表作です。
別れを決意した女性が、二人の思い出を一つひとつ静かに片づけていく姿を描いた歌詞が胸に迫ります。
象徴的な描写の積み重ねが映像のように浮かび上がり、最後に涙で綴った別れの便箋へと収束する構成は文学性さえ感じさせますよね。
叙情的なメロディに重なる由紀さおりさんの透明感あふれる歌声が、感情を抑えた大人の別れを品よく表現しています。
オリコン週間1位を6週連続で獲得し、この年の日本レコード大賞では歌唱賞を受賞しました。
恋の終わりに向き合おうとしている方や、別れの儀式を静かに見つめたい方におすすめの一曲です。
雨のバラード湯原昌幸
1971年のグループ・サウンズ衰退期から歌謡バラードへの転換を象徴する1曲として、湯原昌幸さんのソロ代表作は欠かせません。
都会の雨景を背景に、去っていった恋人への未練を静かに歌い上げる本作は、中低域を活かした歌唱とストリングスが哀愁を際立たせます。
1971年4月に発売されたシングルで、もともとはスウィング・ウエスト時代にB面曲だった楽曲をセルフカバーしたもの。
10月には週間1位を3週連続で獲得し、オリコン年間8位を記録しました。
日本有線大賞のホープ賞も受賞し、湯原さんの歌手としての地位を確立した作品です。
雨の日にひとり、失った恋を振り返りたくなったときにぴったりの名曲です。



