【邦楽】心に響く70年代フォークソングのヒット曲まとめ
皆さんは「フォークソング」と聞いて、どのような曲を思い浮かべますか?
フォークソングは伝統的な民謡や民族音楽を発祥としつつも、時代とともにさまざまな形へと変化して大衆化し、誰もが知るような大ヒット曲も多数生まれました。
こちらの記事ではフォークソングがポピュラー音楽として認知され、ニューミュージックと呼ばれるジャンルへと移り変わる中で日本の音楽史に残る名シンガーソングライターも多く登場した1970年代に注目、大ヒットしたフォークソングの名曲をまとめています。
美しいメロディと詩情豊かな表現で歌われる若者の心象風景は、若い世代にもきっと響くはず。
昭和歌謡に興味がある方もぜひチェックしてみてください!
【邦楽】心に響く70年代フォークソングのヒット曲まとめ(1〜5)
贈る言葉海援隊

暮れなずむ町の光と影の中で、去り行く人への温かな言葉が響き渡ります。
海援隊の心に染み入るこの楽曲は、別れの切なさとともに、人生を前向きに歩む勇気を与えてくれます。
1979年11月に発売された本作は、TBS系ドラマ『3年B組金八先生』の主題歌として起用され、大きな反響を呼びました。
卒業式や人生の節目に聴きたくなる一曲で、新しい一歩を踏み出そうとしている人にぜひオススメです。
武田鉄矢さんの経験が反映された歌詞には、深い愛情と優しさがあふれています。
翼をください赤い鳥

迫力のある美しいハーモニーが魅力の赤い鳥の代表曲です。
まるで純白の翼を広げ、大空を自由に飛び立つ鳥のように、希望に満ちた爽やかな気分を味わえる名曲ですね。
1971年2月にシングル『竹田の子守唄』のB面曲として発表されたこの楽曲は、長野オリンピックや東京オリンピックの開会式でも使用されるなど、世代を超えて愛され続けています。
カラオケでは、伸びやかな声で歌い上げるのがオススメ。
若い方から年配の方まで、幅広い世代で盛り上がること間違いなしの一曲です。
ぜひ、あなたの思いを乗せて歌ってみてください!
太陽がくれた季節青い三角定規

青春の輝きを鮮やかに描いた楽曲が、1972年2月にリリースされ、国民的ヒットとなりました。
青い三角定規の代表曲として知られるこの曲は、日本テレビ系列の青春ドラマ『飛び出せ!青春』の主題歌に起用され、100万枚を超える大ヒットを記録。
歌詞には若者の心情が繊細に描かれており、仲間と共に前を向いて生きることの大切さを教えてくれます。
本作は、その後も様々なアーティストにカバーされ、2017年には『潔癖男子!青山くん』のエンディングテーマにも採用されました。
心に響く美しいメロディと力強い歌声は、青春時代を懐かしむ方にもオススメです。
心の旅チューリップ

1970年代に一世を風靡したフォークロック。
その中でも、チューリップの本作は切なさと希望が織り交ざる名曲として多くの人々の心に残っています。
愛する人との別れと新たな旅立ちを描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
1973年にリリースされたこの曲は、バンドにとって初の大ヒット曲となり、約87万枚を売り上げました。
ギタリストの姫野達也さんの甘い歌声が魅力的で、イントロがなく直接サビから始まる斬新な構成も特徴的です。
青春の1ページを飾るこの曲は、どこか懐かしさを感じさせながらも、今なお色あせることなく輝き続けています。
22才の別れ風

1975年にリリースされたフォークデュオ、風のデビュー曲は、伊勢正三さんが作詞作曲を手掛けた心揺さぶる失恋ソングです。
シンプルなギターの音色と伊勢さんの優しい歌声が、若い女性の切ない心情を見事に表現しています。
本作は発売当時から大ヒットを記録し、オリコンチャートで1位を4週連続獲得。
その後も長年に渡り歌い継がれ、2005年のNHK紅白歌合戦では白組71位にランクインするなど、世代を超えて愛され続けています。
恋の終わりを経験した人の心に深く響く歌詞は、聴く人それぞれの思い出と重なり、共感を呼ぶことでしょう。