【邦楽】心に響く70年代フォークソングのヒット曲まとめ
皆さんは「フォークソング」と聞いて、どのような曲を思い浮かべますか?
フォークソングは伝統的な民謡や民族音楽を発祥としつつも、時代とともにさまざまな形へと変化して大衆化し、誰もが知るような大ヒット曲も多数生まれました。
こちらの記事ではフォークソングがポピュラー音楽として認知され、ニューミュージックと呼ばれるジャンルへと移り変わる中で日本の音楽史に残る名シンガーソングライターも多く登場した1970年代に注目、大ヒットしたフォークソングの名曲をまとめています。
美しいメロディと詩情豊かな表現で歌われる若者の心象風景は、若い世代にもきっと響くはず。
昭和歌謡に興味がある方もぜひチェックしてみてください!
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【邦楽】心に響く70年代フォークソングのヒット曲まとめ(21〜30)
結婚するって本当ですかダ・カーポ

雨上がりの朝に届いた短い手紙から始まるこの楽曲は、失恋の痛みを柔らかく描いた傑作です。
1974年6月にリリースされたダ・カーポの4枚目のシングルは、オリコンチャートで31.2万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
久保田広子さんの切々としたボーカルと榊原まさとしさんの絶妙なバックコーラスが、失われた恋の哀愁を見事に表現しています。
赤いコスモスや青い風、白いエプロンなど、色彩豊かな情景描写も印象的です。
大切な人を失った経験のある方や、純粋な恋心を感じたい方にぜひ聴いてほしい一曲です。
よしだたくろう旅の宿

2022年に惜しまれながら芸能活動を終えた吉田拓郎さん。
引退を発表したころから、昔発売したレコードの値段が上がるなどの現象を引き起こしたくらいその人気は最後まで健在でした。
そんな吉田さんがまたひらが名義「よしだたくろう」でリリースしたこの『旅の宿』。
特別吉田さんのファンでなくとも一度は耳にしたことがありますよね。
仲睦まじいカップルが温泉街を旅をする、その幸せな姿だけを描いた歌詞は今聴いても新鮮。
攻めたフォークソングの裏側のような優しい1曲です。
初恋村下孝蔵

1983年に発表された村下孝蔵さんの代表曲は、繊細な歌声と抒情的なメロディが織りなす静かで切ないフォークソングです。
失われた愛を優しく歌い上げた本作は、多くの人の記憶に刻まれており、当時を知らない方々にも愛される普遍性を持ち合わせています。
アコースティックギターの音色と共に、リスナー自身の思い出を重ね合わせやすい歌詞が特徴的で、それぞれが自分だけの物語を感じ取ることができます。
オリコンで52.6万枚を売り上げ、年間ランキング6位にランクインする大ヒットとなりました。
恋愛の切なさや青春の儚さを感じたい方におすすめの1曲です。
結婚しようよ吉田拓郎

フォークソングの王道とも言えるラブソングで、吉田拓郎さんのキャリアを代表する名曲の一つです。
当時の若者たちの心を掴んだ率直な気持ちの表現と、結婚を前提とした深い愛情を歌う歌詞が魅力的。
1972年1月にリリースされ、その年の9月までに100万枚を超える大ヒットを記録しました。
カラオケで歌うなら、アコースティックギターの優しい音色に乗せて、素直な気持ちを込めて歌うのがおすすめ。
恋人や大切な人への想いを伝えたい時、また結婚式の余興などでも喜ばれる一曲です。
虹とスニーカーの頃チューリップ

青春時代の淡い恋心と、はかなさが印象的な名曲です。
雨にぬれたトレーナーで抱き合う二人の情景や、スニーカーを大切にする心情が優しく描かれています。
そして男女のすれ違いや、突然の別れ、大人になれなかった未熟さを象徴的に表現した歌詞には、若さゆえの切なさが漂っています。
1979年にリリースされたチューリップの本作は、テレビ番組『ザ・ベストテン』や『夜のヒットスタジオ』で注目を集め、フォークとポップスが見事に調和した楽曲として人気を博しました。
財津和夫さんの温かみのある歌声と美しいメロディは、失恋の痛みを癒やしたい人、大切な思い出を振り返りたい人の心に寄り添ってくれることでしょう。
君と歩いた青春風

風の『君と歩いた青春』は、70年代に青春時代を過ごした方々の心に深く刻まれた名曲です。
伊勢正三さんの書いた叙情的な歌詞は、友情、恋愛、別れといった普遍的なテーマを描きながら、リスナーの記憶に眠る忘れがたい思い出を呼び覚まします。
メロディの美しさと伊勢さんの歌声が織りなすハーモニーは、若き日の切ない感情を呼び起こし、心の琴線に触れずにはいられません。
1976年のリリース以降、太田裕美さんをはじめ数多くのアーティストにカバーされ、時代を超えて愛され続けるこの曲は、人生の節目に立ち止まり、かつての仲間や恋人との思い出に浸りたくなったときに、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
忘れていた朝山本潤子

フォークグループ赤い鳥の1971年7月のシングルは、あの頃の青春を穏やかに心に映し出す心象風景のような楽曲です。
フォークとポップスのエッセンスを巧みに融合させ、山本潤子さんの透き通るような歌声と美しいハーモニーが聴く人の心を癒やしてくれます。
山上路夫さんの詩的な歌詞は、過ぎ去った日々の思い出を静かに語りかけるように表現され、村井邦彦さんが紡ぎ出すメロディーが優しく寄り添います。
アルバム『赤い鳥II』に収録された本作は、朝の清々しい空気感を感じさせる穏やかなアレンジが魅力です。
忙しい日々の中で、ふと立ち止まって自分を見つめ直したい時や、大切な思い出に浸りたい気分の時にオススメの一曲です。