【1970年代】黎明期を駆け抜けた日本のロックの名曲&ヒット曲
日本のロック・ミュージックの礎を築いた時代といえば、やはり1970年代ではないでしょうか?
この時代に出てきたミュージシャンやバンドは、後の邦楽ロックに多大な影響をもたらしました。
今回はそんな1970年代を彩った、至高の名曲を紹介しています。
誰もが知っている有名なバンドから、知る人ぞ知るミュージシャンまで、幅広くピックアップしているので、ぜひご自身に合った楽曲を見つけてみてください。
それではごゆっくりとお楽しみくださいませ!
【1970年代】黎明期を駆け抜けた日本のロックの名曲&ヒット曲(1〜10)
はいからはくちはっぴいえんど

日本のロック史を語るうえで欠かすことのできないバンドがはっぴいえんどです。
細野晴臣さん、大瀧詠一さん、松本隆さん、鈴木茂さんという音楽界に大きな影響を与えている4人によるバンドなんですよね。
『はいからはくち』は1971年にリリースされたシングルで、のちにアルバム『風街ろまん』にも収録されています。
疾走感のある70年代ソウルのようなアルバムバージョンと、ブルースのような切れの良いシャッフルビートのシングルバージョンがあるんですよね。
私は風カルメン・マキ&OZ

女性ボーカルのロックバンドに多大な影響を与えたバンド、カルメン・マキ&OZ。
1970年代は日本のロックが形成されていった時期ということもあり、ハードな音楽性はメジャーではありませんでした。
カルメン・マキ&OZはそんな時代のなか、本格的なハードロックを主体としたサウンドでヒットソングを連発していった、伝説的なバンドです。
こちらの『私は風』は特にハードなサウンドで知られており、カルメン・マキさんの圧倒的な歌唱力を味わえます。
ファンキー・モンキー・ベイビーCAROL

矢沢永吉さんが率いた日本を代表するロックンロール・バンドであるキャロルの代表曲といえば『ファンキー・モンキー・ベイビー』です。
現在でも熱狂的なファンの多いアーティストですよね。
1973年にリリースされ当時のロックバンドのシングル売り上げとしては前代未聞の30万枚を記録しています。
一回聴いたら忘れられない歌詞とキャッチ―なメロディが、楽曲を魅力的に仕上げているんですよね。
西城秀樹さんや渋谷すばるさんなどにもカバーされていて、多くの人に愛されるロックンロール・ナンバーです。
ステップ!RCサクセション

1970年代に限らず、日本のロックシーンを引っ張り続けた伝説のロックバンド、RCサクセション。
誰もが知る忌野清志郎さんのバンドですね。
RCサクセションはパンク・ロックをベースにグラム・ロックやフォーク・ロック、さらにはブラックミュージックなど、幅広い音楽性を得意としています。
1970年代はパンクロックの特色が強く、こちらの『ステップ!』でもパンクの良さがふんだんに盛り込まれています。
とにかく元気をもらえるステキな楽曲です。
一触即発四人囃子

日本を代表するプログレッシブ・ロックバンド、四人囃子。
彼らのサウンドは一般的なプログレッシブ・ロックバンドとは違い、ハードロックやサイケデリック・ロックの影響を強く受けています。
そのため、ただの個性的なサウンドというよりはパンチが効いていたり、キレがある楽曲が魅力です。
そんな四人囃子の作品のなかでも、特にオススメしたい名曲が、こちらの『一触即発』。
個性的な楽曲の構成はもちろんのこと、ギタープレイも印象的な作品です。
HERO〜ヒーローになる時、それは今〜甲斐バンド

1970年代にヒットしたロックの名曲はいくつも存在しますが、その中でもこちらの『HERO〜ヒーローになる時、それは今〜』は長きにわたって愛されている名曲の1つではないでしょうか?
この曲は甲斐バンドの代表的な作品で、1978年にリリースされました。
ポップの特色が強いサウンドですが、ロックの哀愁がしっかりとただよっており、現在でもさまざまなメディアを通して使用されています。
キャッチーなロックが好きな方は要チェックの作品です。
YOU MAY DREAMSHEENA&THE ROKKETS

シーナ&ロケッツの代表曲といえば、この1曲。
1979年12月にリリースされた2枚目のシングルです。
日本航空のCMソングとしても使用され、多くの人々の心に刻まれました。
細野晴臣さんがプロデュースを手掛け、イエロー・マジック・オーケストラのエッセンスを感じさせる独特なサウンドが魅力的。
シーナさんの個性的なボーカルと鮎川誠さんのギターが絶妙にマッチしています。
恋に恋する女の子の心境を描いた歌詞は、夢見るような情景を織り交ぜながら心に強く響きます。
ロマンティックな気分に浸りたい時におすすめの1曲です。