1980年代というとロックバンドが数多くデビューした時期で、90年代初頭に巻き起こるバンドブームの礎を築いた時代でした。
今回は、そんな80年代に活躍したバンドの名曲をご紹介します。
今に続く邦楽ロック文化を形作った、レジェンドたちの作品。
私自身もバンド経験があるので、彼らの曲を聴くと潮流の原点に触れたような気分になります。
リアルタイムでシーンを体験していない方は、当時におけるセンセーショナルなサウンドや奇抜な「ロックファッション」なども含めて楽しんでもらえれば!
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1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集(1〜10)
タンゴJAGATARA

江戸アケミさんが中心となって結成されたJAGATARAの代表曲『タンゴ』。
1982年5月に発売されたアルバム『南蛮渡来』に収録された本作は、パンクやファンク、アフロビートなどが入り混じる独特なサウンドが特徴的です。
整然としたロックとは一線を画し、社会へのいらだちや都市の混沌を、踊れるリズムと鋭い言葉で表現しています。
日常から抜け出し、衝動のままに身体を揺らしたいときにオススメの1曲です。
季節が君だけを変えるBOØWY

解散というバンドの終着点へ向かう緊張感から生まれた、BOØWYの楽曲です。
1987年10月に発売されたシングルで、アルバム『PSYCHOPATH』からのシングルカットとして世に出ました。
クールなサウンドの中に哀愁がある仕上がりで、氷室京介さんの切なさを帯びたボーカルと布袋寅泰さんの都会的なギターが互いを支え合っています。
伝説のロックバンドが残した美学に触れられる名曲です。
ラヴ・ミー・テンダーRCサクセション

1980年代のバンドブームの礎を築いたRCサクセションの、圧倒的なメッセージ性が光るナンバーです。
エルヴィス・プレスリーの名曲の旋律に、忌野清志郎さんが独自の日本語詞を乗せ、反核や反原発への思いを歌い上げています。
1988年8月にキティレコードから発売されたシングルで、当初は別会社から発売される予定でしたが、内容が問題視されて発売中止になるという社会的な騒動を巻き起こしました。
音楽を通じた表現の可能性を深く感じられるはずです。
夜のハイウェイTHE MODS

博多発のバンド、THE MODSの楽曲です。
パンクの衝動を土台にした、夜の街を走り抜けるような切迫感とドラマ性がただようサウンドが魅力。
森山達也さんの硬質なボーカルが情景を頭の中に、鮮やかに立ち上げてくれるんですよね。
1985年5月に発売されたシングルで、同年のアルバム『BLUE -Midnight Highway-』にも収録。
夜のドライブで聴けば、彼ららしい硬派な世界観に浸れるはずです。
どうしようもない恋の唄ザ・ルースターズ

福岡県北九州市で結成され、いわゆる「めんたいロック」の代表格として1980年代の音楽シーンに強烈なインパクトを残したバンド、ザ・ルースターズ。
この楽曲は、気まぐれな女性に翻弄される男性の執着や焦燥といった感情を、生々しい言葉で描いたブルース感あふれるロックンロールです。
前のめりなビートと乾いたギターカッティング、言葉を吐き捨てるようなボーカルがたまらなくかっこいいですよね。
1980年に発売されたアルバム『THE ROOSTERS』に収録、1981年2月にシングルリリースされました。
熱視線安全地帯

都会的で官能的な大人の駆け引きを描いた歌詞と、情熱的なバンドサウンドが見事に融合した1曲です。
玉置浩二さんの色気あふれる歌声が、緊迫感のある恋愛模様をドラマチックに表現しています。
1985年1月に発売されたシングルで、オートバックスのCMソングとして起用。
音楽番組でも堂々の1位を獲得するなど、安全地帯の勢いを象徴するような作品でした。
夜の景色を眺めながら、耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
MOONREBECCA

1980年代後半のバンドシーンを彩った、REBECCAの楽曲です。
1988年2月に9枚目のシングルとして発売。
アルバム『POISON』からのシングルカットとして広く親しまれました。
少女から大人へと成長する過程での孤独や複雑な心情を「月」という象徴に重ねた歌詞が印象的。
NOKKOさんの切実なボーカルと、シンセサイザーを用いた透明感あるサウンドが、まるで短編映画のような物語を描き出しているんですよね。
また、途中に聞こえる微かな声が都市伝説となったエピソードも、本作の神秘性をさらに深めています。









