1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集
1980年代というと、特に後半にはのちに活躍するロックバンドが数多くデビューし、90年代初頭に巻き起こるバンドブームの礎を築いた時代でした。
今回は、そんな80年代に活躍したバンドの名曲をご紹介します。
リアルタイムで体験していない方の視点で当時の彼らの映像を見ると、そのファッションや髪型に驚くかもしれませんが、奇抜な「ロックファッション」も含めて、日本のロックの黄金期に至る80年代のサウンドをお楽しみください。
1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集(41〜50)
MOREEARTHSHAKER

関西を拠点に活動していた日本のHM/HRバンド、EARTHSHAKERのファーストシングルで1984年6月5日リリース。
彼らの2ndアルバム『FUGITIVE』に収録されています。
ちなみにアルバムのリリースは1984年3月1日。
これもまた日本語の歌詞を活かした歌謡ロックの名曲のひとつですね。
ボーカル、マーシー(西田正史)さんの情熱的な歌唱がたっぷりと楽しめる楽曲となっています。
個人的な思い出話をここでするなら、筆者が初めてバンドでコピーしたのがこの曲でした。
(ちなみに当時のパートはボーカルでした!
)。
彼らがHM/HRという少し特殊なジャンルにカテゴライズされる存在だったこともあってか、残念ながら当時のヒットチャートを賑わすほどのヒットには至りませんでしたが、いつまでも忘れずに聴き続けたい名曲のひとつですね。
1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集(51〜60)
ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)横浜銀蝿

1980年代初頭の若者文化を色濃く反映した楽曲がこちら。
ツッパリたちの日常を描いたこの曲は、リーゼントやヨーランといったファッションや、彼らの反抗的でもどこか憎めない姿を生き生きと表現しています。
本作は、1981年1月にリリースされた曲でありながら、土屋アンナさんや新垣結衣さんによるCMでのカバー、アニメや映画でも使用されるなど、幅広い世代に愛され続けています。
当時を知らない方も、この曲を聴けば80年代の若者文化を体感できること間違いなしです。
LEMON TEASHEENA & THE ROKKETS

SHEENA & THE ROKKETSは1979年に結成され、現在も活動しているバンドです。
代表曲は「You May Dream」や「Lemon Tea」。
2015年にボーカルのシーナさんが子宮頸がんで死去しました。
最期は夫でギターの鮎川さんの腕に抱かれ、息を引き取ったようです。
本当にすてきなご夫婦でした。
リンダリンダTHE BLUE HEARTS

1980年代末期にデビューしたパンクロックバンド、THE BLUE HEARTSの代表曲の一つ。
甲本ヒロトさんの力強い歌声が心に響く人も多いのではないでしょうか。
映画のタイトルにもなるなど、発売から時を経ても色褪せない魅力を放っています。
シンプルながら大切なものを守り抜く意志を歌った歌詞に、エネルギッシュなサウンドが重なり、その疾走感がまた心地よいですね。
1987年5月にメジャーデビューシングルとしてリリースされた本作は、30年以上経った今でもCMやドラマで使用され続けています。
DEAR FRIENDSPERSONZ

PERSONZは1983年に結成、1987年にデビューしました。
結成から現在まで解散せず、ずっと活動しています。
代表曲は「Dear Frineds」や「7COLORS」があります。
とくに「Dear Frineds」は売れましたね。
わがままジュリエットBOØWY

当時、布袋のギター氷室のボーカルに誰もが夢中になった、80年代を代表する伝説のバンドBOØWY。
「Marionette -マリオネット」「B・BLUE」「ONLY YOU」「わがままジュリエット」などのヒット曲を連発した7年間の活動期間はあまりに短く、そして凝縮された時間でした。
のら犬にさえなれないTHE STREET SLIDERS

THE STREET SLIDERSは1983年にデビューしました。
ある意味一本気なバンドで、ブルージーでぶれない姿勢がとてもかっこいいです。
「寡黙」という言葉がピッタリなバンド。
代表曲は「ありったけのコイン」や「のら犬にさえなれない」です。