1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集
1980年代というと、特に後半にはのちに活躍するロックバンドが数多くデビューし、90年代初頭に巻き起こるバンドブームの礎を築いた時代でした。
今回は、そんな80年代に活躍したバンドの名曲をご紹介します。
リアルタイムで体験していない方の視点で当時の彼らの映像を見ると、そのファッションや髪型に驚くかもしれませんが、奇抜な「ロックファッション」も含めて、日本のロックの黄金期に至る80年代のサウンドをお楽しみください。
1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集(21〜30)
MarionetteBOØWY

現在の日本のロックシーンに多大な影響を与え、今なお根強い人気を誇っている伝説的なロックバンドBOØWYの6作目にシングル曲。
オリコンチャートにおいてバンド初の1位を獲得し、ボーカル氷室京介さんのセルフカバーをはじめ数々のアーティストによるカバーでも有名なナンバーです。
サビのメロディをギターで弾いたイントロから始まり、J-POPにおけるロックサウンドの原型を思わせる楽曲展開やテンションなど、いま聴いても色あせない輝きを放っていますよね。
日本のロックが好きなリスナーであれば知っておきたい名曲です。
ありったけのコインTHE STREET SLIDERS

17年という活動期間で大きなインパクトを残したバンド、The Street Sliders。
HARRYさん、蘭丸さん、JAMESさん、ZUZUさんとその愛称を口にすれば、彼らの華やかなステージが昨日のように思い出されます。
この曲『ありったけのコイン』は彼らの14枚目のシングル。
「自分には何もないけれど愛するおまえのためには何でもしてあげたいんだ」と愛する恋人を思う歌詞は字面以上に優しく、ブルージーなメロディラインに付かず離れずいい距離を保っています。
ちなみにこのシングルからレコードではなく8cmのCD発売となりました。
8cmCDという響きも懐かしいですね。
1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集(31〜40)
ルシアン・ヒルの上でRED WARRIORS

ダイアモンド✡ ユカイさん率いる伝説のバンドRED WARRIORS。
当時もとてもかっこよかったのですが、今見直してもかっこいい!
彼らの最大のヒット曲『ルシアン・ヒルの上で』はGLAYもライブでカバーするなど、今も根強い人気のあるナンバーです。
VIRGINITYREBECCA

REBECCAは1984年にデビューしました。
代表曲は「フレンズ」や「MOON」です。
初期のREBECCAはとても切ない歌詞やメロディの曲も多く、この「VIRGINITY」もそうでした。
作詞はNOKKOではなく外部から。
ファンの間では実話に基づいた曲として知られています。
歌詞の意味はかなり意味深です。
DON’T STOP BELIEVINGZIGGY

ZIGGYは1987年にデビューしました。
代表曲は「CLORIA」「I’M GETTING BLUE」です。
この辺りはとても聴きやすい曲ですが、この「DON’T STOP BELIEVING」も同じように聴きやすいROCKで、名曲だと思います。
限界LOVERSSHOW-YA

1980年代後半、日本のロックシーンに女性バンドの新風を巻き起こしたSHOW-YA。
本作は彼女たちの代表曲で、昭和シェル石油のCMソングにも起用され、バンドの大ブレイクのきっかけとなりました。
1989年2月にリリースされた8枚目のシングルで、アルバム『Outerlimits』にも収録されています。
激しさと繊細さを兼ね備えたサウンドと、寺田さんの伸びやかな歌声が印象的です。
愛を求める主人公の情熱的な思いが、ヘビーメタルの音楽性と見事に融合しています。
ドライブ中やカラオケで歌うのにぴったりな一曲です。
目を閉じておいでよBARBEE BOYZ

冒頭から心地よいサックスの音色が空間を満たし始めます。
そこに杏子さんのソウルフルな声が重なり、リスナーをBARBEE BOYZの世界観へといざないます。
1989年1月にリリースされた本作は、資生堂「TREND・Y」のCMソングとしても使用され、バンドの人気を不動のものにしました。
オリコン週間シングルランキングで最高位8位を記録し、約16.8万枚の売り上げを達成。
情熱的な恋愛をテーマにした歌詞は、切なさと情熱が交錯する内容が特徴です。
感情の激しさを表すフレーズや、恋愛の甘美さと刹那さを象徴する言葉が用いられており、聴く人の心に深く響きます。