1980年代の邦楽ヒット曲、今でも耳に残る懐かしの名曲集
1980年代といえば、今なお人気が衰えることがない名曲がたくさん登場した時期ですよね!
現在活躍しているミュージシャンに影響を与えたアーティストなどもたくさん活動した時代で、ミリオンセラーが爆発的に生まれる1990年代を前にしたJ-POP創世期といえるのではないでしょうか?
この記事では、そんな名曲ぞろいの80年代ヒット曲の中から、とくにオススメの曲をたっぷりと紹介していきますね!
当時の思い出がよみがえるような、懐かしいヒット曲たちをぜひお楽しみください。
1980年代の邦楽ヒット曲、今でも耳に残る懐かしの名曲集(1〜10)
DiamondsPRINCESS PRINCESS

プリプリの代表曲と言えばこの曲ですよね。
1989年にリリース、ソニーのCMソングにも起用されて大ヒット!
累計売上170万枚を突破したんだとか。
奥居香さんのパワフルなボーカルと、ガールズバンドらしい爽やかさが魅力的です。
都会的な恋愛を描いた歌詞は、中山加奈子さんの手によるもの。
かけがえのない存在や、努力して手に入れた達成感を「ダイアモンド」に例えているんですね。
モータウンのリズムを取り入れたメロディーは、お年玉をもらった帰り道に浮かんできたそう。
幸せな気持ちがこもった1曲、カラオケでも人気ですよ。
異邦人久保田早紀

この曲はもともとはシルクロードではなく、東京の国立の駅前道路をイメージして作られたものだそうですが、カラーテレビのコマーシャルソングとして使われることが決まり、異国を感じさせるタイトルとアレンジに変更されたといういきさつがあります。
とはいえ、それが功を奏してこれだけのヒットにつながったのかもしれません。
聖母たちのララバイ岩崎宏美

1981年から放送が始まり、2005年まで続いた定番の2時間ドラマ枠『火曜サスペンス劇場』。
そのエンディングテーマとして作られたのが岩崎宏美さんの『聖母たちのララバイ』でした。
当初は発売の予定はなく、テレビで放送される1コーラス分しか制作されませんでしたが、あまりの反響に正式な発売が決まったというエピソードもあり、当時の人気がうかがえますね。
セーラー服と機関銃薬師丸ひろ子

薬師丸ひろ子さんのデビュー曲で、薬師丸さん主演の同名映画の主題歌となりました。
来生えつこさん作詞、来生たかおさん作曲による曲は映画のヒットとともに話題になりましたが、もともとは来生たかおさんが歌うことになっていたのに、直前に映画監督の指示により薬師丸さんが歌うことになったそうです。
来生たかおさんのバージョンはもともとのタイトル『夢の途中』としてリリースされました。
DESIRE -情熱-中森明菜

14枚目のシングルで1986年リリースされた曲。
同年、第28回日本レコード大賞で日本レコード大賞を受賞。
当時20歳ほどの中森明菜さん。
かなりの力強い声量でこの色気。
ファンが一気に急増したきっかけにもなりました。
楽曲の衣装は着物を洋風にアレンジしたもの。
これらも話題になり当時大ヒット曲となりました。
今でもカラオケなどで人気の曲です。
ワインレッドの心安全地帯

1984年に発売された安全地帯の4枚目のシングルがこちら。
この曲で安全地帯は彼らの地位を不動なものにしました。
井上陽水さんのバックバンドとしても活動していた彼らですが、こちらの曲は井上陽水さんの作詞、玉置浩二さんの作曲によるもので、陽水さんも自身のアルバムでセルフカバーしています。
玉置さんの作曲の才能を感じさせる名曲です。
さざんかの宿大川栄策

切ない恋心を描いた大川栄策さんの1982年にリリースされた32枚目のシングル作。
累計180万枚以上の売り上げを記録し、1983年にはオリコンの年間1位にランクインしました。
不倫をテーマにした切なくも退廃的なムードが魅力の本作。
赤い花さざんかに例えられた道ならぬ愛に燃える男女の姿が情感豊かに描かれています。
くもりガラスを拭く女性の描写や、冬の花のはかなさが印象的ですね。
大川栄策さんの情感豊かな歌声と相まって、不倫の複雑さや切なさが見事に表現されており、じんわりと心に染み入る名曲といえるでしょう。