【懐かしの名曲】ヒットした80年代の邦楽ラブソング
いつの時代もその世代にマッチするラブソングがありますよね。
ここでは80年代にヒットしたラブソングをご紹介します!
80年代のロック、ポップスのラブソングの特徴として、女性は男性を待つイメージ、男性は女性に、自分の強さを強調する傾向がみてとれます。
フォークや歌謡曲の影響や、当時の時勢も絡んでいるであろう、現代ではなかなかない表現が多数見受けられたり、その差を感じながら聞いてみるのも面白いのではないでしょうか?
そしてなんと言っても80年代の独自のサウンド。
「80年代の名曲を探している」「懐かしい名曲を聴きたい」という方はぜひ、チェックしてみてください。
【懐かしの名曲】ヒットした80年代の邦楽ラブソング(1〜5)
MPRINCESS PRINCESS

1988年のアルバム『LET’S GET CRAZY』に収録後、シングル『Diamonds』のカップリングとなり大ヒットしたプリプリを代表する名バラード。
ラブソングといえばこの『M』を思いうかべる人も多いのではないでしょうか。
ドラマーである富田京子さんが実体験である失恋を元に作詞していて、女性の恋心が描かれていますが、丁寧な描写の言葉一つひとつで性別・年齢を問わずたくさんの人の心にグッと染みると思います。
ロマンチックなところだったり、思わず共感してしまう電話のシーンもとても感情移入してしまいますね。
あなたにとって忘れられない人はどんな人でしょうか?
想い出がいっぱいH₂O

1983年にリリースされ大ヒットしたH2Oの大ヒット曲。
世代じゃなくても耳にしたことが多いキャッチーさで、聴いていて初々しい気持ちがよみがえってきますね。
ラブソングとしては初恋がテーマのようにも感じられますし、幼いころに描いていた淡い思いだったりピュアな気持ちが乗っているのではないでしょうか。
光景が浮かんできやすい物語調の歌詞で、年下の女性と年上の男性の恋愛にピッタリだと思います。
はかない雰囲気だったり、きらめき感にキュンキュンします。
Missing久保田利伸

1986年にリリースのアルバム『SHAKE IT PARADISE』に収録された不朽の名曲。
個人的にも大好きな1曲で、何度聴いてもこの曲が80年代ということに驚きを隠せません。
とっても心に響きます。
光が差しこんでくるような音と久保田利伸さんの甘い歌声で、切ない心情があふれにあふれて。
気持ちを伝えたくても状況によって思わず言葉を飲みこんでしまうこともありますよね。
数多くのカバーもされていて、いろいろな形の恋心に寄りそってくれる永遠のラブソングだと思います。
駅NEW!竹内まりや

黄昏時の駅で偶然昔の恋人と再会する、映画のワンシーンのような情景が浮かぶ楽曲です。
見覚えのあるレインコートの彼に気づきながらも、苦い思い出がよみがえり声をかけられない主人公。
二年という歳月がもたらした互いの変化と、すれ違っていく運命の切なさに、胸が締め付けられるという方も多いのではないでしょうか?
この曲は、1987年に名盤『REQUEST』でセルフカバーされ、同年11月にはシングルとしても発売。
松竹系映画『グッバイ・ママ』の主題歌にもなっています。
歌詞の解釈が聴く人によって変わる部分も、本作の大きな魅力です。
過去の恋を思い出して、少し感傷的な気分に浸りたい夜に聴いてみてください。
難破船中森明菜

1984年にリリースされた『難破船』はシンガーソングライター加藤登紀子さんの楽曲ですが、中森明菜さんに歌ってほしいと送られたという経緯があります。
現代のポップスにはないような日本らしい趣深い雰囲気を感じますね。
失恋後の繊細な心情だったり愛と別れが表裏一体になっているような、一心同体となりたい気持ちが描かれているのではないでしょうか。
切ない心もようをしっとりと歌いこなす明菜さんの表現力もとてもステキですよね。