【懐かしの名曲】ヒットした80年代の邦楽ラブソング
いつの時代もその世代にマッチするラブソングがありますよね。
ここでは80年代にヒットしたラブソングをご紹介します!
80年代のロック、ポップスのラブソングの特徴として、女性は男性を待つイメージ、男性は女性に、自分の強さを強調する傾向がみてとれます。
フォークや歌謡曲の影響や、当時の時勢も絡んでいるであろう、現代ではなかなかない表現が多数見受けられたり、その差を感じながら聞いてみるのも面白いのではないでしょうか?
そしてなんと言っても80年代の独自のサウンド。
「80年代の名曲を探している」「懐かしい名曲を聴きたい」という方はぜひ、チェックしてみてください。
【懐かしの名曲】ヒットした80年代の邦楽ラブソング(21〜30)
GET BACK IN LOVE山下達郎

ドラマ『海岸物語 昔みたいに……』の主題歌に起用、1988年にリリースされたシングル曲。
しっとりしたメロディーに達郎さんの風情豊かな歌声にグッときますね!
浮気をしてしまった男性のすがるような気持ちだったり、一度振ってしまったものの自分の心に気づいたときの心情でしょうか。
シチュエーション的に想像しやすいようで、いろいろな捉え方ができる切ないラブソングです。
もう一度取り戻したいという願いが、切実に伝わってきます。
駅竹内まりや

黄昏時の駅で偶然昔の恋人と再会する、映画のワンシーンのような情景が浮かぶ楽曲です。
見覚えのあるレインコートの彼に気づきながらも、苦い思い出がよみがえり声をかけられない主人公。
二年という歳月がもたらした互いの変化と、すれ違っていく運命の切なさに、胸が締め付けられるという方も多いのではないでしょうか?
この曲は、1987年に名盤『REQUEST』でセルフカバーされ、同年11月にはシングルとしても発売。
松竹系映画『グッバイ・ママ』の主題歌にもなっています。
歌詞の解釈が聴く人によって変わる部分も、本作の大きな魅力です。
過去の恋を思い出して、少し感傷的な気分に浸りたい夜に聴いてみてください。
スローモーション中森明菜

運命的な出会いの瞬間を描いた甘く切ない名曲。
中森明菜さんのデビュー作で、1982年5月に発売されたシングルです。
来生えつこさんの詩と来生たかおさんのメロディは見事に調和し、浜辺で出会った異性に心を奪われる少女の胸の高鳴りを美しく表現しています。
透明感のある歌声と、時間がゆっくり流れるようなサウンドアレンジが印象的な本作。
アルバム『プロローグ〈序幕〉』にも収録され、後のリバイバルヒットにもつながった名作です。
心温まるラブソングを求めている方、初めて恋をした瞬間の気持ちを思い出したい方にオススメです。
SUMMER DREAMTUBE

輝くような夏の恋を切り取った印象的な楽曲です。
1987年4月にTUBEの5枚目のシングルとして発売されたこの曲は、キリン「キリンレモン」のCMソングに起用され、若者たちの夏のドライブソングとして定着。
キャッチーなリフと軽快なビートが、海辺でのデートや恋人との思い出を鮮やかに彩ります。
オリコン週間チャート3位、TBS系『ザ・ベストテン』1位を獲得し、TUBEを代表する夏の青春ソングとして長く愛され続けている本作。
海辺でのドライブ、カセットテープに録音した好きな曲、そして輝く日差しのなかで恋する若者たちの姿が目に浮かぶような、爽やかで懐かしい1曲です。
世界でいちばん熱い夏PRINCESS PRINCESS

8月の風にイマジネーションを解き放ち、恋人とともに冒険へと旅立つ心おどる恋愛ソング。
PRINCESS PRINCESSが1987年7月に初めて発売したこの作品は、当初は反響がイマイチでしたが、1989年の再リリースでオリコンチャート1位を獲得し、年間2位にまで上りつめました。
その後はテレビ朝日系『世界どっきりウォッチ』『いつか行く旅』のテーマソングとして親しまれ、2012年にはサッポロビール「アイスラガー7」のCMソングにも採用されています。
まるで映画のワンシーンのように、誰もがロマンチックな冒険への旅立ちを体感できる1曲です。