【懐かしの名曲】ヒットした80年代の邦楽ラブソング
いつの時代もその世代にマッチするラブソングがありますよね。
ここでは80年代にヒットしたラブソングをご紹介します!
80年代のロック、ポップスのラブソングの特徴として、女性は男性を待つイメージ、男性は女性に、自分の強さを強調する傾向がみてとれます。
フォークや歌謡曲の影響や、当時の時勢も絡んでいるであろう、現代ではなかなかない表現が多数見受けられたり、その差を感じながら聞いてみるのも面白いのではないでしょうか?
そしてなんと言っても80年代の独自のサウンド。
「80年代の名曲を探している」「懐かしい名曲を聴きたい」という方はぜひ、チェックしてみてください。
【懐かしの名曲】ヒットした80年代の邦楽ラブソング(1〜10)
恋におちて -Fall in love-小林明子

1985年にリリースされ大ヒットした小林明子さんの代表曲で、さまざまな場所で流れたりしているので世代を超えて愛されていますよね。
ゆったりとおだやかなメロディーで歌詞がよりすぅーっと染みこんできます。
実は作詞を手掛けた湯川れい子さんの実体験だそうで、女性目線の歌詞ながら男性でもとても共感してしまう感情が描かれているように思います。
電話をかける前のドキドキした気持ちだったり不安な気持ちは今ではなかなか味わえないものかもしれませんね。
いろいろなとらえ方をされますが、いつまでもピュアな気持ちを持っていたいと感じさせてくれるようなラブソングです。
難破船中森明菜

1984年にリリースされた『難破船』はシンガーソングライター加藤登紀子さんの楽曲ですが、中森明菜さんに歌ってほしいと送られたという経緯があります。
現代のポップスにはないような日本らしい趣深い雰囲気を感じますね。
失恋後の繊細な心情だったり愛と別れが表裏一体になっているような、一心同体となりたい気持ちが描かれているのではないでしょうか。
切ない心もようをしっとりと歌いこなす明菜さんの表現力もとてもステキですよね。
SWEET MEMORIES松田聖子

1983年に『ガラスの林檎』と両A面でリリースされました。
松本隆さんが手掛けた大人な世界観。
昔の大恋愛をはかなく甘く歌ったラブソングで、しっとりと歌い上げる松田聖子さんの表現力がとってもステキです。
初恋だったり、好きな人と過ごした幸せな日々、実らなかった恋、いろいろな恋愛の形にフィットしそうですよね。
聖子さん自身も好きな曲として挙げられていて、ファンからも愛されている永遠の名曲です。
全編日本語詞としてリアレンジされた、2020年の「~甘い記憶~バージョン」と聴き比べてみるのも感じ方が変わっておもしろいかもしれません。
待つわあみん

音楽番組の名曲特集やCMで流れ、お茶の間に親しまれている1曲ですよね。
デビューシングルで1982年の年間1位となったあみんの代表曲。
歌詞の雰囲気は年齢が離れているのでしょうか?
異性として意識されてない女性の心情が描かれています。
みんなの前では強がってしまうけど、好きな人には分かってほしい……そんな気持ちが伝わってきますよね。
「ふり向かれなくてもいつまでも待つ」ってなんてけなげなのでしょう。
そんなふうに思ってもらえるなんてとてもしあわせなことですよね。
ちょっと普通の形と違う恋愛だったり、片思いしたら聴かずにはいられないラブソングです。
悲しみにさよなら安全地帯

流れてきた瞬間からじわーっと耳や心に染みこんでくる安全地帯の1985年に発表された名曲。
玉置浩二さんの歌声ってどうしてこんなにも心に響くのでしょうね、人恋しくなります。
ただただ、そばにいるよとやさしい歌詞で大きな包容力を感じられます。
遠距離恋愛をしているときにはとくにグッとくるのではないでしょうか。
きっとこの曲を嫌いな人なんていないのでは?と思えてしまうほどメロディーもステキで、離れていても小さな絆をたしかに信じられるような温かいラブソングです。