80年代にヒットした秋ソング。邦楽の名曲、人気曲
たくさんの名曲が生まれた昭和歌謡シーンですが、あなたの好きな曲はどんな曲ですか?
何十年もたった今でも、歌詞を覚えていたり、口ずさんだり……あなたの心に刻まれているすてきな曲がたくさんありますよね!
そんな中でもこの記事では、秋にピッタリな曲を80年代にヒットした人気曲の中から紹介していきますね!
当時リアルタイムで聴いていた方はもちろん、当時を知らない若い世代の方も楽しめる、心に響く名曲の数々をお楽しみください。
80年代にヒットした秋ソング。邦楽の名曲、人気曲(1〜5)
風立ちぬ松田聖子

伝説のアイドル松田聖子さんの秋ソングでオススメなのが『風立ちぬ』です。
1981年にリリースされたアルバム『風立ちぬ』からのシングルカットで、作詞が松本隆さん、作曲が大瀧詠一さんというゴールデンコンビによる作品ですね。
グリコ「ポッキー」のコマーシャルソングにも起用され、オリコンシングルチャートで第1位を獲得しています。
男性のもとから旅立っていく女性の決意を歌った楽曲なので、切なく寂しい秋の季節にはピッタリですよね!
SEPTEMBER竹内まりや

竹内まりやさんの初期代表曲ともいえるのがこの『SEPTEMBER』。
リズムを支える低いベースの音、楽曲をいろどるフォーンの音、その古き良き昭和の爽やかなメロディーは令和の世となった今でも多くの人に親しまれています。
竹内まりやさんはこの曲で第21回日本レコード大賞新人賞を受賞したんですよ。
「夏に盛り上がった恋は秋になって去ってしまった」とつづる松本隆さんの歌詞も絶品。
秋になれば聴きたくなるオススメの1曲です。
風は秋色松田聖子

1980年にリリースされた松田聖子さんの秋の歌。
夏に始まった恋が終わってしまい、1人で過ごす秋のことが歌われている曲なんですよね。
歌詞の中では2人で過ごした夏の思い出と、ひとりぼっちで過ごす切ない秋の風景が対比するように描かれているんですが、この歌詞に共感できる方って多いのではないでしょうか?
一方楽曲自体はアップテンポで、とくにサビの部分は非常にキャッチーな、これぞ昭和歌謡といわんばかりの魅力的な仕上がり。
さらに松田聖子さんの高い歌唱力も相まってノリノリになれるんですよね。
しかし、その歌詞と曲調のギャップは夏と秋の対比を表しているかのようで、いっそう失恋の切なさが身にしみます。
もう逢えないかもしれない菊池桃子

俳優やタレントとしても活躍し、2012年には母校の客員教授に就任するなどマルチに活躍しているシンガー、菊池桃子さん。
江崎グリコ「ポッキー」のCMソングとして起用された6thシングル曲『もう逢えないかもしれない』は、哀愁を感じさせるイントロが秋の空気感にリンクしていますよね。
気持ちを伝えられないまま薄れていく思い出は、移りゆく季節の残酷さを感じさせられるのではないでしょうか。
はかなげな歌声とセンチメンタルなメロディーが心に響く、昭和の名曲です。
木枯しに抱かれて小泉今日子

『木枯しに抱かれて』は1986年にリリースされた、小泉今日子さんの20枚目のシングルです。
THE ALFEEの高見沢俊彦さんによる楽曲で、小泉さん主演の映画『ボクの女に手を出すな』に起用されオリコンシングルチャートでは第3位にランクインしています。
のちにロックバンドの音速ラインや声優の平野綾さんなど、多くのアーティストにカバーされている名曲ですよね。
どこか寂し気で切ない雰囲気を持っていて、木枯らし吹く秋の季節にピッタリの楽曲です!