【2025】60代の方に聴いてほしい秋ソング。深まる秋にぴったりの名曲
なぜだか物悲しい気分になる季節……秋。
この時期は誰もが感傷的になりやすく、過去の失恋や大切な人との別れを思い出すのではないでしょうか。
この記事では数々の名曲の中から、60代のみなさんにおすすめしたい秋ソングを紹介しています。
現在60代の方々が聴いていた青春ソング、1970年代から1980年代中盤にリリースされた曲を中心に選んでいますから、きっと懐かしい気持ちになるはず。
秋のカラオケソングとしてもオススメです。
試聴した後は、ぜひご自身でも歌ってみてくださいね。
【2025】60代の方に聴いてほしい秋ソング。深まる秋にぴったりの名曲(1〜10)
旅立つ秋NEW!荒井由実

1970年代から現在に至るまで第一線で活躍するシンガーソングライター、荒井由実さん。
1974年10月に発売された名盤『MISSLIM』に収録されているこの楽曲は、アルバムの最後を飾る、秋の空気にぴったりのナンバーです。
過ぎゆく恋と季節の終わりを重ねたポエティックな世界観は、聴いていると少しだけ感傷的な気持ちになりますよね。
松任谷正隆さんが手掛けた洗練されたアレンジと、山下達郎さんらが参加した幻想的なサウンドがみごとにマッチ。
アルバム『MISSLIM』は週間チャートで8位を記録しました。
本作が持つ物悲しくも美しい雰囲気に、秋の夜長、じっくりと浸ってみてはいかがでしょうか。
秋の午後NEW!南沙織

秋の午後の物寂しい空気にそっと寄り添ってくれる、内省的な作品です。
こちらは1973年9月にリリースされたシングル『色づく街』に収録された一曲。
南沙織さん最高のセールスを記録した名盤『20才まえ』にも収められています。
作詞の有馬三恵子さん、作曲の筒美京平さんという黄金コンビが手掛けた本作は、B面曲とは思えないほどの完成度なんですよね。
南沙織さんの透き通るような歌声が、過ぎ去った日々を静かに振り返る哲学的な歌詞と溶け合い、心に深く染みわたります。
色づく木々を眺めながら、一人静かに物思いにふけりたい時にぴったりの名曲。
懐かしい青春時代を思い出しながら、じっくり味わってみてはいかがでしょうか。
君のひとみは10000ボルトNEW!堀内孝雄

昭和の人気ニューミュージックグループ、アリスのメンバーだった堀内孝雄さんのソロシングルで、1978年8月に発売された作品です。
同年の資生堂化粧品の秋のキャンペーンソングに起用され、90万枚を超える大ヒットとなりました。
当時CMで頻繁に流れていたので、聴き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
この楽曲は、金木犀が香る道で出会った人に一瞬で心を奪われる、鮮烈な恋心を歌っています。
その瞳の輝きに衝撃を受け、まるで地上に降り立った最後の天使のようだと感じるロマンティックな世界観が魅力です。
本作はボーカルメロディもシンプルで口ずさみやすい楽曲なので、サビパートなんかは皆さんで大合唱してお楽しみください。
20歳のめぐり逢いNEW!シグナル

オレンジ色に揺れる枯葉が舞う停車場を舞台に、切ない恋心が歌われるシグナルのデビュー曲です。
過去の出来事が原因で心を閉ざしてしまった女性が、主人公の深い優しさに触れて心の痛みを癒やし、もう一度人を信じてみようと決意する物語がつづられています。
アコースティックな響きと3人の美しいハーモニーが、その純粋な世界観を温かく包み込んでいるようですよね。
1975年9月に発売されたこの楽曲は、オリコン週間チャートで最高14位を記録し、約30万枚を売り上げるヒットとなりました。
秋の少し物悲しい気分の時に聴くと、本作が持つ温かなメッセージが、そっと心に寄り添ってくれるのではないでしょうか。
秋の気配オフコース

秋の季節感と別れを象徴的に描いた名曲です。
繊細なメロディと心に響く歌詞で、恋の終わりを感じ取る主人公の感情が見事に表現されています。
1977年8月にシングルとしてリリースされ、アルバム『JUNKTION』の先行シングルとなりました。
オフコースの代表曲の一つとして、さまざまなベストアルバムにも収録されています。
恋愛の別れをテーマにしたドラマや映画のシーンでも使用されることが多いそうです。
秋の夕暮れ時、窓辺に座って物思いにふける時間に聴くのがオススメです。
高齢者の方々にとっては、青春時代の思い出と重なり、懐かしさとともに心に染みる1曲となるでしょう。
コスモス街道狩人

心に染み入る歌詞と美しいメロディが魅力の名曲。
1977年8月に発売された狩人の2枚目のシングルで、オリコン週間ランキング5位を記録しました。
秋の風景や人々の心の移ろいを情感豊かに描いた歌詞は、多くの人の共感を呼んでいます。
別れや失われた愛を象徴するコスモスの道を背景に、切ない心情がつづられており、聴く人の心に深く響きます。
NHK『歌謡コンサート』などでも披露され、長く愛され続けている楽曲です。
秋の夕暮れ時、窓辺に座って静かに聴きながら、懐かしい思い出に浸るのもいいかもしれません。
高齢者の方々にも親しみやすく、心温まるひとときを過ごせる1曲です。
色づく街南沙織

秋の訪れを感じさせる名曲。
南沙織さんの透明感のある歌声が、秋の街並みの美しさを鮮やかに描き出します。
別れの切なさと成長の喜びが交錯する歌詞が、聴く人の心に深く響きます。
本作は1973年8月に発表され、南沙織さんの代表曲の一つとして広く愛されています。
アルバム『20才まえ』に収録され、最高のセールスを記録しました。
失恋を経験した方や、人生の転機を迎えた方にぜひ聴いていただきたい1曲。
街が色づく季節に、ゆったりと聴きながら、自分の歩んできた道を振り返ってみてはいかがでしょうか。