90代の方にオススメの秋の歌。昭和の秋曲まとめ
この記事では、90代の方にオススメの秋の歌を一挙に紹介していきます。
演歌や流行歌のほか、唱歌なども選びましたので、90代の方ならご存じの曲が多いはず。
月や柿、夕焼け、コスモスなど、秋らしいものをテーマに書かれた楽曲ばかりで、聴いているだけで秋の空気感が味わえるはず。
この記事をご覧の方は、ぜひ身近な90代の方にこれから紹介する曲をオススメして差し上げてくださいね。
それではさっそくオススメの楽曲を見ていきましょう!
90代の方にオススメの秋の歌。昭和の秋曲まとめ(1〜10)
故郷の空NEW!作詞:大和田建樹

秋の夕空を見上げながら、遠く離れた故郷に思いをはせる様子が歌われている唱歌です。
スコットランド民謡を原曲に、明治期の詩人である大和田建樹さんが日本語の歌詞をつけました。
1888年5月に『明治唱歌 第一集』に掲載され、故郷の両親や兄弟は元気に暮らしているだろうかと案じる気持ちがつづられています。
故郷を離れて暮らしてこられた高齢者の方には、その歌詞に懐かしい思い出を重ねられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
秋の夜長に、ご自身の故郷の風景を思い浮かべながら、口ずさんでみてくださいね。
みだれ髪美空ひばり

美空ひばりさんの『みだれ髪』は、秋の情景を歌った美しい楽曲です。
1987年に発表されたこの曲は、美空ひばりさんの復帰作として大きな話題を呼びました。
歌詞には深い情感がこもっており、人生の喜びや悲しみを感じ取れます。
高齢者の方と一緒に聴くのがオススメです。
懐かしい思い出を語り合いながら、美空ひばりさんの歌声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
きっと心温まるひとときを過ごせるはずです。
旅愁唱歌

『旅愁』は、故郷を離れた人の切ない思いを歌った珠玉の名曲です。
秋の夜空や旅先の風景を背景に、家族や故郷への懐かしさを優しくつづっています。
メロディは穏やかで深みがあり、聴く人の心に染み入るような味わいがあります。
1907年に発表されて以来、多くの人々に愛され続けてきました。
静かな秋の夜長に、窓辺で月を眺めながら聴くのがオススメです。
懐かしい思い出に浸りたい時や、大切な人を思い出したい時にぴったりの曲ですね。
あの町この町NEW!野口雨情:作詞/中山晋平:作曲

日が暮れる秋の帰り道を歌った童謡です。
野口雨情さんの作詞、中山晋平さんの作曲により1924年に雑誌『コドモノクニ』で発表されました。
本作は2007年に日本の歌百選にも選ばれており、長く親しまれてきた名曲です。
夕暮れ時、家路を急ぐ子供たちへの呼びかけが優しく描かれています。
だんだんと陽が落ちていく秋の風景が浮かんできますね。
幼い頃、暗くなるまで夢中で遊んだ思い出のある高齢者の方にとっては、懐かしい気持ちになる1曲でしょう。
施設のお仲間と一緒に歌ったり、秋の散歩の帰り道に口ずさんでみてはいかがでしょうか。
野菊NEW!作詞:石森延男/作曲:石森延男

石森延男さんが作詞、下総皖一さんが作曲を手がけた1942年の唱歌です。
秋の野原に咲く薄紫色の野菊の花を、愛らしく描いた作品に仕上がっています。
1番では静かに咲く野菊の可憐な姿、2番では花に虫が止まる穏やかな情景、3番では寒い冬が来ても咲き続けてほしいという温かな思いが込められていますね。
ゆったりとしたテンポと歌いやすいメロディなので、高齢者の方が集まる場面で一緒に歌ってみるのもいいでしょう。
秋の散歩で野菊を見かけたら、本作を思い出しながら季節の移ろいを感じてみてくださいね。
月の沙漠NEW!作詞:加藤まさを/作曲:佐々木すぐる

童謡として親しまれている本作は、詩人で画家の加藤まさをさんが、挿絵とともに詩を制作した作品です。
1923年に雑誌で発表されたあと、作曲家の佐々木すぐるさんが旋律をつけて、広く歌われるようになりました。
月夜の砂地を、ラクダに乗った王子様とお姫様が静かに旅する姿が描かれており、幻想的で美しい世界観が広がります。
哀愁を帯びた旋律が、秋の物思いにふける気持ちにそっと寄り添ってくれるでしょう。
皆さんで一緒に歌いながら、懐かしい思い出を語り合うひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
どこかロマンチックで、心に残る秋の名曲です。
ちいさい秋みつけた唱歌

『ちいさい秋みつけた』は、秋の訪れを感じさせる情景を描写した唱歌です。
ハゼの葉や夕日の色など、小さな自然の変化を通じて秋を感じ取る様子が歌われています。
1962年にNHKの『みんなのうた』で放送されて以来、幅広い世代に親しまれてきました。
高齢者の方と一緒に歌えば、四季の移ろいを楽しむ心が呼び覚まされるかもしれません。
ゆったりとした曲調で歌いやすいので、手遊びを交えながら楽しむのもオススメです。






