70代の方にオススメの秋の歌。懐かしい秋ソングまとめ
曲名や歌詞に「9月」と付く曲、コスモスやススキなどの秋らしい植物をテーマにした曲、さらには秋を舞台にさまざまな物語が描かれた曲など、秋の歌といってもいろいろな雰囲気の曲がありますよね。
この記事では、そうした秋にピッタリの楽曲の中でも、とくに70代の方にオススメの曲を紹介していきますね!
70年代の曲を中心に、さまざまな秋を描いた曲を選びましたので、あなたの心に響く秋の歌を探してみてください。
歌詞を見ながら聴いていただければいっそう曲の世界観に浸れると思いますのでオススメですよ。
70代の方にオススメの秋の歌。懐かしい秋ソングまとめ(1〜10)
わかって下さい因幡晃

切ない恋心を繊細に描き出した因幡晃さんのデビュー曲。
1976年2月にリリースされ、60万枚以上の大ヒットを記録しました。
失恋した女性の深い悲しみと未練が歌われており、別れた恋人への思いを手紙につづる様子が印象的です。
ヤマハポピュラーソングコンテストでの受賞をきっかけに因幡さんの音楽キャリアが幕を開けた本作。
フォークソングとニューミュージックの要素を併せ持つメロディと歌詞は、多くの人の心に響き、世代を超えて愛され続けています。
秋の夜長に、昔を思い出しながらゆったりと聴いてみてはいかがでしょうか?
コバルトの季節の中で沢田研二

ジュリーこと、沢田研二さんによる秋の切なさを感じさせる名バラード。
相手への思いやりの気持ちと愛情を描いた名曲です。
小谷夏さんが作詞した繊細な歌詞に、沢田研二さんの渋い歌声がぴったりマッチ。
季節の変化とともに人の心も揺れ動く、そんな普遍的なテーマを見事に表現しています。
1976年9月にシングルとしてリリースされ、同年12月発売のアルバム『チャコール・グレイの肖像』にも収録されました。
爽やかな秋晴れの日に聴きたくなるしっとりとした大人のラブソングですね。
沢田研二さんファンにはもちろん、昭和の名曲を振り返りたい方にもぜひオススメしたい1曲です。
冬が来る前に紙ふうせん

言葉を探しながら雨に打たれて歩いた2人の別れ。
そんな切ない思い出を歌った、紙ふうせんの名曲です。
1977年11月にリリースされ、45万枚を売り上げた大ヒット曲で、オリコンチャート週間4位を記録しました。
夏の終わりから冬が来る前の季節までの移ろいを背景に、かつての恋人との再会を願う女性の心情が描かれています。
とくに秋の情景が目に浮かぶような歌詞が印象的で、秋の夕暮れ時に聴けば、懐かしい思い出がよみがえってくるかもしれません。
September竹内まりや

夏から秋への移ろいを背景に、別れと心の変化を繊細に表現した名曲。
1980年にリリースされたアルバム『LOVE SONGS』をはじめ、さまざまなアルバムに収録されており、多くのアーティストによってカバーされています。
松本隆さんによる歌詞と林哲司さんのメロディが絶妙にマッチし、竹内まりやさんの透明感のある歌声が曲の魅力をいっそう引き立てています。
変わりゆく季節の中で恋が終わりを迎える切なさが胸を打つ楽曲は、秋の夜長に一人静かに聴きたくなる1曲です。
懐かしい恋を思い出しながら聴けば、古き良き思い出に浸れるのではないでしょうか。
小さい秋みつけたボニージャックス

秋の訪れを繊細に描いた童謡です。
サトウハチローさんが自宅の庭で見た紅葉にインスピレーションを得て書かれた詩は、小さな秋の発見をテーマにしています。
1962年に『みんなのうた』で放送され、影絵作家の藤城清治さんの影絵とともに多くの人の心に残りました。
ゆったりとしたテンポとシンプルなメロディが特徴で、聴く人に秋の静かな空気を感じさせます。
ボニージャックスの歌声とともに、窓越しに見える紅葉や、そよ風に乗って聞こえるモズの声を想像しながら聴くと、よりいっそう秋の雰囲気を味わえるでしょう。
秋の気配オフコース

別れの痛みに寄り添う、オフコースの名バラードです。
愛する人との別れの瞬間に、時間が止まり二度と動き出さないようにさえ感じられる切なさを、小田和正さんの繊細な歌声と詩情あふれる歌詞が見事に表現しています。
たとえ嘘でも微笑んでほしいと願う心情からは、相手を思いやる優しさと、それでも別れなければならない悲しみがひしひしと伝わってきます。
1977年8月にリリースされたこの曲は、アルバム『JUNKTION』からの先行シングルとして発表され、多くのファンに愛されてきました。
秋止符アリス

『ALICE VII』からシングルカットされた『秋止符』は、谷村新司さん作詞、堀内孝雄さん作曲によるアリスの17枚目のシングル。
深まる秋の中で過去の恋愛を思い返し、そこに漂う複雑な感情を情感豊かに描き出した珠玉のバラードです。
友情と恋愛の境界線のあいまいさや、2人の関係性を変えるキッカケとなった夏の思い出を振り返る歌詞が印象的です。
ちなみに、1979年12月のリリース当時、アリスはプロモーション活動をおこなわなかったにもかかわらず、本作はオリコン4位を記録する大ヒットを記録しました。
恋の痛みを経験した大人の方にこそ、聴いていただきたい名曲です。