70代の方にオススメの秋の歌。懐かしい秋ソングまとめ
曲名や歌詞に「9月」と付く曲、コスモスやススキなどの秋らしい植物をテーマにした曲、さらには秋を舞台にさまざまな物語が描かれた曲など、秋の歌といってもいろいろな雰囲気の曲がありますよね。
この記事では、そうした秋にピッタリの楽曲の中でも、とくに70代の方にオススメの曲を紹介していきますね!
70年代の曲を中心に、さまざまな秋を描いた曲を選びましたので、あなたの心に響く秋の歌を探してみてください。
歌詞を見ながら聴いていただければいっそう曲の世界観に浸れると思いますのでオススメですよ。
70代の方にオススメの秋の歌。懐かしい秋ソングまとめ(1〜10)
冬が来る前に紙ふうせん

言葉を探しながら雨に打たれて歩いた2人の別れ。
そんな切ない思い出を歌った、紙ふうせんの名曲です。
1977年11月にリリースされ、45万枚を売り上げた大ヒット曲で、オリコンチャート週間4位を記録しました。
夏の終わりから冬が来る前の季節までの移ろいを背景に、かつての恋人との再会を願う女性の心情が描かれています。
とくに秋の情景が目に浮かぶような歌詞が印象的で、秋の夕暮れ時に聴けば、懐かしい思い出がよみがえってくるかもしれません。
虫の声NEW!文部省唱歌

1910年に『尋常小学読本唱歌』に初めて掲載され、2006年には「日本の歌百選」にも選ばれた文部省唱歌です。
この楽曲は、秋の夜に聞こえてくる虫たちの声を、まるで美しい合奏のように描いています。
マツムシ、スズムシ、その次に出てくる虫をご存じですか?
実は、もともとはキリギリスが登場していましたが、1932年にコオロギへと変更されているんです。
キリギリスがコオロギを指す昔の言葉だったことから改訂されたそうですよ。
高齢者の方の中でも、もしかしたらキリギリス派とコオロギ派に分かれるかもしれませんね。
そんなお話をしながら、皆さまで一緒に歌ってみるのも楽しい時間になりそうです。
わかって下さい因幡晃

切ない恋心を繊細に描き出した因幡晃さんのデビュー曲。
1976年2月にリリースされ、60万枚以上の大ヒットを記録しました。
失恋した女性の深い悲しみと未練が歌われており、別れた恋人への思いを手紙につづる様子が印象的です。
ヤマハポピュラーソングコンテストでの受賞をきっかけに因幡さんの音楽キャリアが幕を開けた本作。
フォークソングとニューミュージックの要素を併せ持つメロディと歌詞は、多くの人の心に響き、世代を超えて愛され続けています。
秋の夜長に、昔を思い出しながらゆったりと聴いてみてはいかがでしょうか?
コバルトの季節の中で沢田研二

ジュリーこと、沢田研二さんによる秋の切なさを感じさせる名バラード。
相手への思いやりの気持ちと愛情を描いた名曲です。
小谷夏さんが作詞した繊細な歌詞に、沢田研二さんの渋い歌声がぴったりマッチ。
季節の変化とともに人の心も揺れ動く、そんな普遍的なテーマを見事に表現しています。
1976年9月にシングルとしてリリースされ、同年12月発売のアルバム『チャコール・グレイの肖像』にも収録されました。
爽やかな秋晴れの日に聴きたくなるしっとりとした大人のラブソングですね。
沢田研二さんファンにはもちろん、昭和の名曲を振り返りたい方にもぜひオススメしたい1曲です。
September竹内まりや

夏から秋への移ろいを背景に、別れと心の変化を繊細に表現した名曲。
1980年にリリースされたアルバム『LOVE SONGS』をはじめ、さまざまなアルバムに収録されており、多くのアーティストによってカバーされています。
松本隆さんによる歌詞と林哲司さんのメロディが絶妙にマッチし、竹内まりやさんの透明感のある歌声が曲の魅力をいっそう引き立てています。
変わりゆく季節の中で恋が終わりを迎える切なさが胸を打つ楽曲は、秋の夜長に一人静かに聴きたくなる1曲です。
懐かしい恋を思い出しながら聴けば、古き良き思い出に浸れるのではないでしょうか。
色づく街南沙織

南沙織さんの『色づく街』は、失恋によって傷ついた心と、そこからの成長を歌い上げた昭和を代表するヒット曲です。
失恋を経験した多くの人々の心に寄り添い、そうした別れの悲しみを胸に抱えながらも生きる女性の姿を描いた歌詞が、リスナーの共感を呼びます。
街は色付くけれど、そこに彼の姿はないという描写に痛いほどの切なさを感じますね。
1973年8月のリリース以来、南さんの代表曲として広く親しまれ、多くのアーティストにカバーされてきました。
アルバム『20才まえ』をはじめ、さまざまな作品に収録され、今なお色あせることのない魅力を放ち続けています。
秋止符アリス

『ALICE VII』からシングルカットされた『秋止符』は、谷村新司さん作詞、堀内孝雄さん作曲によるアリスの17枚目のシングル。
深まる秋の中で過去の恋愛を思い返し、そこに漂う複雑な感情を情感豊かに描き出した珠玉のバラードです。
友情と恋愛の境界線のあいまいさや、2人の関係性を変えるキッカケとなった夏の思い出を振り返る歌詞が印象的です。
ちなみに、1979年12月のリリース当時、アリスはプロモーション活動をおこなわなかったにもかかわらず、本作はオリコン4位を記録する大ヒットを記録しました。
恋の痛みを経験した大人の方にこそ、聴いていただきたい名曲です。