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70代の方にオススメの秋の歌。懐かしい秋ソングまとめ

曲名や歌詞に「9月」と付く曲、コスモスやススキなどの秋らしい植物をテーマにした曲、さらには秋を舞台にさまざまな物語が描かれた曲など、秋の歌といってもいろいろな雰囲気の曲がありますよね。

この記事では、そうした秋にピッタリの楽曲の中でも、とくに70代の方にオススメの曲を紹介していきますね!

70年代の曲を中心に、さまざまな秋を描いた曲を選びましたので、あなたの心に響く秋の歌を探してみてください。

歌詞を見ながら聴いていただければいっそう曲の世界観に浸れると思いますのでオススメですよ。

70代の方にオススメの秋の歌。懐かしい秋ソングまとめ(1〜10)

秋の気配オフコース

別れの痛みに寄り添う、オフコースの名バラードです。

愛する人との別れの瞬間に、時間が止まり二度と動き出さないようにさえ感じられる切なさを、小田和正さんの繊細な歌声と詩情あふれる歌詞が見事に表現しています。

たとえ嘘でも微笑んでほしいと願う心情からは、相手を思いやる優しさと、それでも別れなければならない悲しみがひしひしと伝わってきます。

1977年8月にリリースされたこの曲は、アルバム『JUNKTION』からの先行シングルとして発表され、多くのファンに愛されてきました。

色づく街南沙織

南沙織さんの『色づく街』は、失恋によって傷ついた心と、そこからの成長を歌い上げた昭和を代表するヒット曲です。

失恋を経験した多くの人々の心に寄り添い、そうした別れの悲しみを胸に抱えながらも生きる女性の姿を描いた歌詞が、リスナーの共感を呼びます。

街は色付くけれど、そこに彼の姿はないという描写に痛いほどの切なさを感じますね。

1973年8月のリリース以来、南さんの代表曲として広く親しまれ、多くのアーティストにカバーされてきました。

アルバム『20才まえ』をはじめ、さまざまな作品に収録され、今なお色あせることのない魅力を放ち続けています。

小さい秋みつけたボニージャックス

秋の訪れを繊細に描いた童謡です。

サトウハチローさんが自宅の庭で見た紅葉にインスピレーションを得て書かれた詩は、小さな秋の発見をテーマにしています。

1962年に『みんなのうた』で放送され、影絵作家の藤城清治さんの影絵とともに多くの人の心に残りました。

ゆったりとしたテンポとシンプルなメロディが特徴で、聴く人に秋の静かな空気を感じさせます。

ボニージャックスの歌声とともに、窓越しに見える紅葉や、そよ風に乗って聞こえるモズの声を想像しながら聴くと、よりいっそう秋の雰囲気を味わえるでしょう。

70代の方にオススメの秋の歌。懐かしい秋ソングまとめ(11〜20)

野菊作詞:石森延男/作曲:石森延男

野菊(♬遠い山から吹いてくる)byひまわり🌻歌詞付き
野菊作詞:石森延男/作曲:石森延男

石森延男さんが作詞、下総皖一さんが作曲を手がけた1942年の唱歌です。

秋の野原に咲く薄紫色の野菊の花を、愛らしく描いた作品に仕上がっています。

1番では静かに咲く野菊の可憐な姿、2番では花に虫が止まる穏やかな情景、3番では寒い冬が来ても咲き続けてほしいという温かな思いが込められていますね。

ゆったりとしたテンポと歌いやすいメロディなので、高齢者の方が集まる場面で一緒に歌ってみるのもいいでしょう。

秋の散歩で野菊を見かけたら、本作を思い出しながら季節の移ろいを感じてみてくださいね。

誰もいない海トワ・エ・モワ

白鳥英美子さんと芥川澄夫さんによるフォークソングデュオ、トワ・エ・モワの『誰もいない海』は、1970年11月にリリースされた6枚目のシングル曲です。

秋の訪れとともに人の去った海辺を舞台に、孤独や喪失感に向き合いながらも前を向き続ける強さが描かれた楽曲。

山口洋子さんによる美しい歌詞と内藤法美さんの叙情的なメロディが織りなす世界観は圧巻ですね。

季節の移ろいとともに人生の喜びや悲しみを経験してきた方々の胸に、きっと響く名曲なのではないでしょうか。

秋桜山口百恵

哀愁漂う歌声とサウンドが心に染み入る、秋の名曲です。

1977年10月1日に19枚目のシングルとしてリリースされ、NHK紅白歌合戦でも1992年、1997年、2023年に作詞作曲を手掛けたさだまさしさんにより披露されてきました。

歌詞は明日には嫁いでいく女性目線で描かれており、彼女の母への感謝の気持ちが切々とつづられています。

この歌詞は、さだまさしさんが自身の妹をイメージしながら書き上げたものなんだそう。

結婚式の余興など、人生の大切な節目で歌われることの多いこの曲。

70代の方々にとっては、我が子の門出を思い出すきっかけになるのではないでしょうか。

秋止符アリス

『ALICE VII』からシングルカットされた『秋止符』は、谷村新司さん作詞、堀内孝雄さん作曲によるアリスの17枚目のシングル。

深まる秋の中で過去の恋愛を思い返し、そこに漂う複雑な感情を情感豊かに描き出した珠玉のバラードです。

友情と恋愛の境界線のあいまいさや、2人の関係性を変えるキッカケとなった夏の思い出を振り返る歌詞が印象的です。

ちなみに、1979年12月のリリース当時、アリスはプロモーション活動をおこなわなかったにもかかわらず、本作はオリコン4位を記録する大ヒットを記録しました。

恋の痛みを経験した大人の方にこそ、聴いていただきたい名曲です。