【70代女性向け】音痴の方でも歌いやすい曲まとめ
70代の方は演歌主流からポップス主流の移り変わりを見てきた世代です。
そのため、最も聴く音楽や歌う音楽の幅が広い世代と言えるでしょう。
今回は、そんなレパートリーの多い70代の女性にオススメの楽曲を紹介いたします。
ただの名曲特集というわけではなく、音痴の方でも歌いやすい楽曲を選出しているので、歌に苦手意識をお持ちの方は必見です。
ボーカルの専門的な解説もしているので、ぜひ最後までチェックしてくださいませ!
【70代女性向け】音痴の方でも歌いやすい曲まとめ(1〜10)
卒業写真荒井由実

1975年、荒井由実さんが3rdアルバム『COBALT HOUR』に収録した本作。
成長の過程で変化する人間関係や自己像について触れた歌詞が、多くの人の心に響く名曲です。
卒業シーズンの定番曲として知られていますが、大人になってから聴くと学生時代の思い出がよみがえるキッカケになるかもしれません。
時をへても色あせない魅力を放つ本作は、ゆったりとしたメロディが魅力で、音程を確認しながら歌えるのが特徴です。
とくに声が低めの女性にはオススメいたします。
時計をとめて草間ルミ

草間ルミさんの感動の名曲カバー『時計をとめて』。
もともとはジャックスの楽曲で、その後、カルメン・マキさんや草間ルミさんによってカバーされました。
知る人ぞ知る名曲ですね。
今回はより歌いやすい参考として、草間ルミさんのカバーを選出しました。
本作はゆるやかなテンポと情緒的なボーカルが特徴なのですが、情緒的といっても音程が上下するわけではないので、実際に歌ってみると意外に淡白なボーカルラインに感じると思います。
低音で歌っても十分な演奏効果がある作品なので、高音部分が厳しいと感じる方は、ガッツリとキーを下げても問題ありません。
わたしの彼は左きき麻丘めぐみ

年齢を重ねると声が出づらくなってしまうため、かわいらしい明るい曲調が歌いづらくなることがあります。
70代に入ると、より一層そういった部分を感じることがあるのではないでしょうか?
そんな方にオススメしたいのが、麻丘めぐみさんの名曲『わたしの彼は左きき』。
本作は明るくかわいらしい楽曲なのですが、そういった楽曲にありがちな広い音域は持っていません。
そのため、しっかりと自分に合ったキーに合わせれば、高音が出づらい方でも歌えると思います。
ロングトーンが短いという特徴もあるので、息が続かない方にとっても歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ

いしだあゆみさんの名曲『ブルー・ライト・ヨコハマ』。
本作は70代のみならず、50代あたりの世代にも親しまれているロングヒットナンバーです。
そんな本作は演歌の要素が濃い歌謡曲なのですが、それはあくまでボーカルラインの単純な音階だけの話。
演歌の高等技術である「こぶし」は1番につき1度しか登場しません。
そのため、こぶしを効かせることが苦手な方でも特に歌いやすいと思います。
音域も狭いので、高い声が出ない方にとっても歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
ラストダンスは私に越路吹雪

伝説的な宝塚歌劇団の女優、越路吹雪さん。
劇団を引退してからはアーティストとして活躍し、いくつもの名曲を残してきました。
そんな彼女の作品のなかで、特にオススメしたいのが、こちらの『ラストダンスは私に』。
本作はゆったりとしたバージョンとリズミカルなハイテンポのバージョンが存在します。
70代女性にオススメしたいのは後者の方です。
ロングトーンが少なく、演奏も華やかなため、高音部分をごまかしやすいので、声が安定して出ない方でも問題なく歌えるでしょう。
夜明けのスキャット由紀さおり

由紀さおりさんの最大のヒットソング『夜明けのスキャット』。
「ル~ル~ルルル~」というハミングから始まる個性的な始まりが特徴で、多くの世代にわたって愛されてきた楽曲ですね。
そんな本作は歌いやすい作品なのですが、難しいと感じる方も多いのではないでしょうか?
確かに由紀さおりさんの声は高いため、高音が苦手な方には難しく感じるかもしれません。
しかし、それは由紀さおりさんのキーが高いだけであって、本作自体の音域は広くはありません。
しっかりとキーさえ合わせれば、テンポもボーカルラインも穏やかな楽曲なので、歌いやすいと思います。
ぜひ挑戦してみてください。
今日の日はさようなら森山良子

森山良子さんの名曲『今日の日はさようなら』。
穏やかなメロディーにまとめられた癒やしの1曲で、現在でも多くのリスナーに愛されている作品です。
そんな本作、高音部分が目立つため、苦手意識を持っている70代女性の方も多いのではないでしょうか?
確かに高音で歌われているのですが、それは森山良子さんが高いキーで歌っているからであって、本作の音域自体は決して広いわけではありません。
高音部分が苦手な方は、森山良子さんに寄せるのではなく、自分の歌い方でしっかりと音程を取るようにしましょう。