【70代女性向け】音痴の方でも歌いやすい曲まとめ
70代の方は演歌主流からポップス主流の移り変わりを見てきた世代です。
そのため、最も聴く音楽や歌う音楽の幅が広い世代と言えるでしょう。
今回は、そんなレパートリーの多い70代の女性にオススメの楽曲を紹介いたします。
ただの名曲特集というわけではなく、音痴の方でも歌いやすい楽曲を選出しているので、歌に苦手意識をお持ちの方は必見です。
ボーカルの専門的な解説もしているので、ぜひ最後までチェックしてくださいませ!
もくじ
- 【70代女性向け】音痴の方でも歌いやすい曲まとめ
- 卒業写真荒井由実
- ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ
- わたしの彼は左きき麻丘めぐみ
- ラストダンスは私に越路吹雪
- 秋桜山口百恵
- 浜千鳥作詞:鹿島鳴秋/作曲:弘田龍太郎
- 時計をとめて草間ルミ
- 今日の日はさようなら森山良子
- 夜明けのスキャット由紀さおり
- 糸中島みゆき
- なごり雪イルカ
- 時の流れに身をまかせテレサ・テン
- 夜明けのうた岸洋子
- また君に恋してる坂本冬美
- 喝采ちあきなおみ
- 可愛いベイビー中尾ミエ
- ノラ門倉有希
- いいじゃないの幸せならば佐良直美
- 飛んでイスタンブール庄野真代
- 池袋の夜青江三奈
- どしゃぶりの雨の中で和田アキ子
- オリビアを聴きながら杏里
- 高原列車は行く岡本敦郎
- タッチ岩崎宏美
- どこかで春が作詞:百田宗治/作曲:草側信
- りんごの唄並木路子
- 茶摘み文部省唱歌
- 荒城の月作詞:土井晩翠/作曲:滝廉太郎
- 花唱歌
- 春が来た文部省唱歌
- 春の小川文部省唱歌
- 三百六十五歩のマーチ水前寺清子
- 四季の歌作詞作曲:荒木とよひさ
- 東京ブギウギ笠置シヅ子
- てんとう虫のサンバチェリッシュ
- うれしいひなまつり作詞:サトウハチロー/作曲:河村光陽
- 思い出のアルバム作詞:増子とし/作曲:本多鉄磨
- 氷雨日野美歌
- 寒い朝吉永小百合
- 銀色の道ザ・ピーナッツ
- もしかして小林幸子
- 人生いろいろ島倉千代子
【70代女性向け】音痴の方でも歌いやすい曲まとめ(1〜20)
卒業写真荒井由実

1975年、荒井由実さんが3rdアルバム『COBALT HOUR』に収録した本作。
成長の過程で変化する人間関係や自己像について触れた歌詞が、多くの人の心に響く名曲です。
卒業シーズンの定番曲として知られていますが、大人になってから聴くと学生時代の思い出がよみがえるキッカケになるかもしれません。
時をへても色あせない魅力を放つ本作は、ゆったりとしたメロディが魅力で、音程を確認しながら歌えるのが特徴です。
とくに声が低めの女性にはオススメいたします。
ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ

いしだあゆみさんの名曲『ブルー・ライト・ヨコハマ』。
本作は70代のみならず、50代あたりの世代にも親しまれているロングヒットナンバーです。
そんな本作は演歌の要素が濃い歌謡曲なのですが、それはあくまでボーカルラインの単純な音階だけの話。
演歌の高等技術である「こぶし」は1番につき1度しか登場しません。
そのため、こぶしを効かせることが苦手な方でも特に歌いやすいと思います。
音域も狭いので、高い声が出ない方にとっても歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
わたしの彼は左きき麻丘めぐみ

年齢を重ねると声が出づらくなってしまうため、かわいらしい明るい曲調が歌いづらくなることがあります。
70代に入ると、より一層そういった部分を感じることがあるのではないでしょうか?
そんな方にオススメしたいのが、麻丘めぐみさんの名曲『わたしの彼は左きき』。
本作は明るくかわいらしい楽曲なのですが、そういった楽曲にありがちな広い音域は持っていません。
そのため、しっかりと自分に合ったキーに合わせれば、高音が出づらい方でも歌えると思います。
ロングトーンが短いという特徴もあるので、息が続かない方にとっても歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
ラストダンスは私に越路吹雪

伝説的な宝塚歌劇団の女優、越路吹雪さん。
劇団を引退してからはアーティストとして活躍し、いくつもの名曲を残してきました。
そんな彼女の作品のなかで、特にオススメしたいのが、こちらの『ラストダンスは私に』。
本作はゆったりとしたバージョンとリズミカルなハイテンポのバージョンが存在します。
70代女性にオススメしたいのは後者の方です。
ロングトーンが少なく、演奏も華やかなため、高音部分をごまかしやすいので、声が安定して出ない方でも問題なく歌えるでしょう。
秋桜山口百恵

山口百恵さんの楽曲の中でも、歌詞や曲のテーマが心に響く1曲です。
嫁ぐ娘が母への感謝の気持ちを綴った歌詞は、多くの人の心を打ち、共感を呼んでいます。
1977年10月にリリースされたこの曲は、さだまさしさんが作詞作曲を手掛け、山口百恵さんの透明感のある歌声が魅力的です。
本作は、結婚式や母の日などの特別な日に歌われることも多く、親子の絆を感じられる楽曲となっています。
音程の幅が広くないので、歌うのが苦手な方でも挑戦しやすいですよ。
大切な人への感謝の気持ちを込めて、ゆっくりと歌ってみてはいかがでしょうか?
浜千鳥NEW!作詞:鹿島鳴秋/作曲:弘田龍太郎

青い月夜の浜辺で親を探して鳴く千鳥の姿を情緒豊かに描いた作品は、鹿島鳴秋さんと弘田龍太郎さんによって1919年に雑誌『少女号』新年号で初めて世に送り出されました。
波の国から生まれ出た濡れた翼の銀の色を持つ鳥が、親を尋ねて海を越え、月夜の国へと消えていく様子が詩的に表現されています。
この楽曲の背景には、鹿島鳴秋さんが早くに生き別れた両親を偲ぶ気持ちがあったとされ、親子の絆や別れの悲しみを象徴する深い内容となっています。
本作は童謡として分類されながらも抒情歌としても評価され、静かで穏やかな曲調が海辺の情景を美しく彩ります。
昔を懐かしみながら歌いたい方や、季節の移ろいを感じたいひとときにぴったりですね。