70代の女性に聴いてほしい泣ける曲。昭和の名曲から平成の曲まで
現在70代の方であれば、若いころから昭和の名曲をたくさん聴いてこられたのではないでしょうか?
そうした楽曲の中には、さまざまな思い出とともに記憶されている曲があったり、昭和歌謡ならではの郷愁があったりと、70代の方にとっては今聴いても感動してしまう曲がたくさんあるはず。
そこでこの記事では、70代のとくに女性の方に聴いてほしい泣ける曲を一挙に紹介していきますね。
昭和の名曲はもちろん、中には平成にリリースされて世代を越えて愛される曲も選びましたので、ぜひこの機会にじっくりとお聴きください。
70代の女性に聴いてほしい泣ける曲。昭和の名曲から平成の曲まで(1〜10)
卒業写真荒井由実

心に残る美しい曲の数々を残してきた荒井由実さん。
1975年6月にリリースされたこの楽曲は、卒業シーズンにぴったりの名曲として愛され続けています。
過去と現在の自分、そして大切な友人との関係をテーマに、変わらぬ優しい眼差しを持つ「あの人」への思いがつづられています。
大人になる過程で変化していく自分を実感しながらも、「あの人」は変わらずにいる。
そんな複雑な心境が、荒井由実さんの透明感のある歌声と相まって、聴く人の心に深く響きます。
本作は、アルバム『COBALT HOUR』に収録され、多くのアーティストにカバーされるなど、世代を超えて愛されています。
懐かしい思い出とともに、ぜひゆっくりと味わってみてくださいね。
言葉にできないオフコース

オフコースは、1967年の結成以来、日本の音楽シーンに大きな足跡を残したバンドです。
彼らが1982年にリリースした『言葉にできない』は、切なさと温かみをあわせ持つ楽曲として、多くの人々に愛され続けています。
失われた愛や自己の内省、そして出会いへの感謝という複雑な感情を繊細に描いており、何度聴いても心に深く響く作品です。
生活の中で、言葉にできないほどの感情に触れる瞬間は誰にでもあるでしょう。
そんな時、この曲は共感や慰めを提供してくれます。
特に、豊かな人生経験を持つ高齢者の方々には、過去を振り返りながら、今を大切に生きるきっかけを与えてくれるかもしれません。
落ち着いた時間に、じっくりと耳を傾けてみてください。
明日への手紙手嶌 葵

手嶌葵さんの歌声が紡ぐ、希望に満ちた楽曲。
未来の自分へ宛てた手紙のような歌詞が心に響きます。
つらい現実にも負けず、前を向いて歩む勇気をくれる1曲です。
2014年7月にリリースされ、2016年には人気ドラマの主題歌として起用されました。
透明感のある歌声と、温かな励ましの言葉が胸を打ちます。
人生の思い出と重ね合わせながら、ゆったりと聴いていただきたい1曲です。
化粧桜田淳子

桜田淳子さんが歌う本作は、失恋の痛みと自己再発見を描いた、心に染みる1曲です。
化粧を通じて自分を取り戻そうとする女性の姿が、繊細に表現されています。
1978年10月発売のアルバム『20才になれば』に収録され、その後1981年1月にシングルとしてリリースされました。
桜田さんの透明感のある歌声が、切ない歌詞を優しく包み込みます。
失恋の経験がある方はもちろん、自分自身と向き合いたいと感じている方にもオススメ。
心に寄り添う歌詞に、きっと共感できるはずです。
元気を出して竹内まりや

心に寄り添う温かなメロディと歌詞が印象的な竹内まりやさんの楽曲。
1987年8月にリリースされ、後にSEIKOのCMソングとしても使用された本作は、失恋や困難を乗り越える勇気を与えてくれます。
竹内まりやさんの優しい歌声に包まれながら、前を向く力をもらえる1曲です。
2017年の『ミュージックステーション ウルトラFES』では「元気が出る曲」として紹介されるなど、世代を超えて愛され続けています。
つらい経験をされた方や、心に寄り添う音楽をお探しの方にオススメの曲です。
奏スキマスイッチ

2004年3月にリリースされたスキマスイッチの代表曲の一つです。
この曲は、映画『ラフ ROUGH』の挿入歌や、ドラマ『卒うた』の主題歌として使用されていたので、耳にしたことがある方も多いかもしれませんね。
歌詞の中には離ればなれになっても途切れることのないつながりが描かれており、強い絆で結ばれた2人の姿が思い浮かびます。
大切な人と離ればなれになってしまった経験がある方であれば強く共感できる1曲だと思いますので、ぜひ歌詞をご覧になりながら耳を傾けてみてください。
かもめはかもめ研ナオコ

中島みゆきさんが紡ぎ出した歌詞と、研ナオコさんの独特なアンニュイな歌声が見事に調和した1曲。
失恋をテーマにしながらも、自己を見つめ直し前向きに生きる力強さが感じられます。
1978年3月にリリースされた本作は、研ナオコさんの代表曲として長く愛されてきました。
2021年にはNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』でも使用され、再び注目を集めました。
自由に飛び回るかもめの姿に、1人でも前に進む勇気を見いだす過程が描かれています。
高齢者の方が若かりし日々を思い出しながら、ゆったりと聴いていただきたい楽曲です。