70代の女性に聴いてほしい泣ける曲。昭和の名曲から平成の曲まで
現在70代の方であれば、若いころから昭和の名曲をたくさん聴いてこられたのではないでしょうか?
そうした楽曲の中には、さまざまな思い出とともに記憶されている曲があったり、昭和歌謡ならではの郷愁があったりと、70代の方にとっては今聴いても感動してしまう曲がたくさんあるはず。
そこでこの記事では、70代のとくに女性の方に聴いてほしい泣ける曲を一挙に紹介していきますね。
昭和の名曲はもちろん、中には平成にリリースされて世代を越えて愛される曲も選びましたので、ぜひこの機会にじっくりとお聴きください。
70代の女性に聴いてほしい泣ける曲。昭和の名曲から平成の曲まで(1〜10)
言葉にできないオフコース

オフコースは、1967年の結成以来、日本の音楽シーンに大きな足跡を残したバンドです。
彼らが1982年にリリースした『言葉にできない』は、切なさと温かみをあわせ持つ楽曲として、多くの人々に愛され続けています。
失われた愛や自己の内省、そして出会いへの感謝という複雑な感情を繊細に描いており、何度聴いても心に深く響く作品です。
生活の中で、言葉にできないほどの感情に触れる瞬間は誰にでもあるでしょう。
そんな時、この曲は共感や慰めを提供してくれます。
特に、豊かな人生経験を持つ高齢者の方々には、過去を振り返りながら、今を大切に生きるきっかけを与えてくれるかもしれません。
落ち着いた時間に、じっくりと耳を傾けてみてください。
北の宿からNEW!都はるみ

寒い冬に心がきゅっとなるような、切ない女性の恋心が描かれた都はるみさんの代表曲です。
北国の宿でひとり、別れた相手を思いながらセーターを編み続ける主人公の姿が胸に迫ります。
作詞を手がけた阿久悠さんは、この編み物という行為を「別れに決着をつけるための儀式」として描いたそうです。
悲しみに暮れながらも、自分の気持ちに区切りをつけようとする芯の強さが感じられます。
1975年12月に発売され、翌年には日本レコード大賞と日本有線大賞のダブル受賞という快挙を達成しました。
累計売上は145万枚にのぼり、石川さゆりさんや天童よしみさんなど多くの歌手にカバーされています。
冷たい空気が身にしみる季節の新年会で、みなさんと一緒に口ずさんでみてはいかがでしょうか。
化粧桜田淳子

桜田淳子さんが歌う本作は、失恋の痛みと自己再発見を描いた、心に染みる1曲です。
化粧を通じて自分を取り戻そうとする女性の姿が、繊細に表現されています。
1978年10月発売のアルバム『20才になれば』に収録され、その後1981年1月にシングルとしてリリースされました。
桜田さんの透明感のある歌声が、切ない歌詞を優しく包み込みます。
失恋の経験がある方はもちろん、自分自身と向き合いたいと感じている方にもオススメ。
心に寄り添う歌詞に、きっと共感できるはずです。
卒業写真荒井由実

心に残る美しい曲の数々を残してきた荒井由実さん。
1975年6月にリリースされたこの楽曲は、卒業シーズンにぴったりの名曲として愛され続けています。
過去と現在の自分、そして大切な友人との関係をテーマに、変わらぬ優しい眼差しを持つ「あの人」への思いがつづられています。
大人になる過程で変化していく自分を実感しながらも、「あの人」は変わらずにいる。
そんな複雑な心境が、荒井由実さんの透明感のある歌声と相まって、聴く人の心に深く響きます。
本作は、アルバム『COBALT HOUR』に収録され、多くのアーティストにカバーされるなど、世代を超えて愛されています。
懐かしい思い出とともに、ぜひゆっくりと味わってみてくださいね。
恋人森山良子

森山良子さんの楽曲『恋人』は、1971年のアルバムに収録され、その後シングルとしてもリリースされました。
歌詞は山上路夫さんによるもので、村井邦彦さんが作曲を手掛けています。
愛のはかなさと恋人たちの関係の変化を描いており、森山さんの繊細な表現力が光りますね。
また愛の美しさだけでなく、それがたとえ終わるとしても、現在を大切に生きることの大切さを伝えてくれます。
恋愛の喜びと悲しみを経て、人生の深みを知る方々にとって、この曲は特別な感動を与えるでしょう。
明日への手紙手嶌 葵

手嶌葵さんの歌声が紡ぐ、希望に満ちた楽曲。
未来の自分へ宛てた手紙のような歌詞が心に響きます。
つらい現実にも負けず、前を向いて歩む勇気をくれる1曲です。
2014年7月にリリースされ、2016年には人気ドラマの主題歌として起用されました。
透明感のある歌声と、温かな励ましの言葉が胸を打ちます。
人生の思い出と重ね合わせながら、ゆったりと聴いていただきたい1曲です。
道化師のソネットさだまさし

さだまさしさんの『道化師のソネット』は、哀しみを抱えつつも、他者を笑顔にしようとする心情を描いた楽曲です。
1980年にリリースされ、映画『翔べイカロスの翼』の主題歌となったこの曲は、さださんの深い人生観と哲学が反映されています。
自らも同じ立場でありながら、どうか相手に笑ってほしいと願っている。
自分がそうでなかったから、相手には救われてほしいのかもしれませんね。
この曲は、笑顔の背後にある痛みと強さをやさしく語りかけるため、心に残ります。
それゆえ、長い人生を歩んでこられた方にとって、共感を覚える部分が多いでしょう。






