【70代女性向け】音痴の方でも歌いやすい曲まとめ
70代の方は演歌主流からポップス主流の移り変わりを見てきた世代です。
そのため、最も聴く音楽や歌う音楽の幅が広い世代と言えるでしょう。
今回は、そんなレパートリーの多い70代の女性にオススメの楽曲を紹介いたします。
ただの名曲特集というわけではなく、音痴の方でも歌いやすい楽曲を選出しているので、歌に苦手意識をお持ちの方は必見です。
ボーカルの専門的な解説もしているので、ぜひ最後までチェックしてくださいませ!
【70代女性向け】音痴の方でも歌いやすい曲まとめ(11〜20)
飛んでイスタンブール庄野真代

庄野真代さんの名曲『飛んでイスタンブール』。
本作は今回、紹介している楽曲のなかではやや難易度が高い楽曲です。
その分、演奏効果も高いので、盛り上がる楽曲ではあるんですけどね?
そんな本作の難所はなんといってもサビの高音部分でしょう。
ただ、めちゃくちゃ高いわけではないため、70代女性の方でも十分に歌える楽曲ではあります。
ポイントは高音部分を尻上がり的に歌うこと。
ばちっといきなり高音を出すのではなく、弧を描くように高音部分を出すことで、高音が苦手な方でもしっかりと音程を合わせられます。
AメロやBメロの音域は狭い方なので、どうしても難しく感じる方はキーを思い切って下げるのも大いにアリです。
可愛いベイビー中尾ミエ

日本のCMやバラエティ番組で頻繁に使用される楽曲『可愛いベイビー』。
長年にわたって愛されている中尾ミエさんの名曲ですね。
タイトルに沿ったかわいらしいメロディーと印象的なフレーズが魅力の本作。
70代女性の方であれば、誰でもご存じかと思います。
そんな本作の歌いやすいポイントはロングトーンの少なさ。
いかにプロの歌手といえど、年齢を重ねるとどうしても長い声を出し続けるのが難しくなってきますよね?
その点、本作はロングトーンと呼べる部分がなく、加えて音域も狭いため、しっかりとキーを合わせれば誰でも簡単に歌えます。
なごり雪イルカ

イルカさんの代表曲『なごり雪』は、切ない別れの情景を淡々と描き出す名曲です。
早春の季節外れの雪をモチーフに、過ぎ去った青春と成長した恋人との別れを歌い上げています。
ゆったりとしたテンポと優しいメロディが、心に染みる歌詞を引き立てる本作。
1974年にリリースされ、多くの人々の心を捉えて大ヒットを記録しました。
別れの場面を思い浮かべながら口ずさんでみると、懐かしい思い出がよみがえってくるかもしれません。
音域も広すぎず、テンポもゆっくりなので、歌いやすい曲だといえるでしょう。
いいじゃないの幸せならば佐良直美

愛らしいルックスとは反する、しぶい低音ボイスが印象的な女性シンガー、佐藤直美さん。
いくつもの名曲を生み出してきた彼女ですが、そんな彼女の作品なかでも特にオススメしたいのがこちらの『いいじゃないの幸せならば』。
典型的な歌謡曲のメロディーが特徴で、演歌のようにこぶしを回す必要もないため、70代女性の方にとっては、世代ということもあって非常に歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
もともとのキーが低く、音域も狭いため、キーをいじらなくても歌える方も多いと思います。
浜千鳥作詞:鹿島鳴秋/作曲:弘田龍太郎

青い月夜の浜辺で親を探して鳴く千鳥の姿を情緒豊かに描いた作品は、鹿島鳴秋さんと弘田龍太郎さんによって1919年に雑誌『少女号』新年号で初めて世に送り出されました。
波の国から生まれ出た濡れた翼の銀の色を持つ鳥が、親を尋ねて海を越え、月夜の国へと消えていく様子が詩的に表現されています。
この楽曲の背景には、鹿島鳴秋さんが早くに生き別れた両親を偲ぶ気持ちがあったとされ、親子の絆や別れの悲しみを象徴する深い内容となっています。
本作は童謡として分類されながらも抒情歌としても評価され、静かで穏やかな曲調が海辺の情景を美しく彩ります。
昔を懐かしみながら歌いたい方や、季節の移ろいを感じたいひとときにぴったりですね。
池袋の夜青江三奈

退廃的なメロディーが印象的な青江三奈さんの名曲『池袋の夜』。
演歌の要素が強い歌謡曲のため、ところどころでこぶしを回すことがあるのですが、70代女性の方は演歌にも明るい方が多いため、演歌調の歌謡曲のなかでは歌いやすい部類に入る作品と言えるでしょう。
もっとも、本作のこぶしを効かせるポイントは非常に少なく、こぶしの効かせ方もシンプルなものなので、こぶしが苦手な方でも歌いやすいと思います。
ぜひ挑戦してみてください。
【70代女性向け】音痴の方でも歌いやすい曲まとめ(21〜30)
どしゃぶりの雨の中で和田アキ子

力強い歌声で現在も活躍を続ける女性シンガー、和田アキ子さん。
彼女のパワフルな歌声を再現するのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか?
そんな方にオススメしたいのが、こちらの『どしゃぶりの雨の中で』。
本作は比較的、音域が狭く、ロングトーンも少ないため、70代女性の方でも歌いやすい楽曲です。
また、和田アキ子さんがハスキーな声を持っているため、よどみのないキレイな声が出しづらい方でも大いに参考しやすい点も、この曲の歌いやすい要因と言えるでしょう。