11月は街中の木々が色づき始める季節。
赤や黄色など、彩りゆたかな紅葉を見ると心がじんわりしみますよね。
今回は、そんなセンチメンタルになる秋の季節にぴったりな歌をたくさん集めてみました。
高齢者の方の青春時代を思い出す歌や、子供のころに聞いた懐かしい歌、さらに11月にまつわる歌までご紹介。
歌をうたうと、脳が活性化されるのはもちろん、身体の新陳代謝が高まりますよ。
ぜひみなさんと一緒に、歌を通して楽しい秋のひとときを過ごしてくださいね。
【高齢者向け】11月に歌いたい秋の名曲。童謡から歌謡曲まで(1〜10)
見上げてごらん夜の星をNEW!坂本九

夜空をそっと見上げたくなる、静かであたたかい歌です。
永六輔さんの言葉は大きな夢を語らず、暮らしのなかにあるささやかな願いをすくいあげ、いずみたくさんの旋律は音の跳躍がゆるやかで、口ずさむうちに気持ちがほどけていきます。
もとは1960年に初演された舞台の劇中歌で、坂本九さんが歌ったものは1963年5月に発売されました。
同年11月に公開された同名の映画では、坂本九さんが主演を務めていますよ。
音域が広くないので歌いやすく、高齢者の方が若い日の情景を思い出しながら口ずさむひとときによく合うでしょう。
炭坑節NEW!福岡県民謡

福岡県田川地方の炭鉱で働く方々の声から広まった日本の民謡は、盆踊りの定番曲としても知られていますよね。
高齢者の方なら一度はお聴きになったことがあるでしょう。
明るく軽快な曲調と短いフレーズの繰り返しで、皆で声を合わせやすいのが本作の魅力です。
1932年当時にレコードとして発売された作品で、1948年に赤坂小梅さんが歌った録音がラジオ番組を通じて全国に広まり、1950年代にはNHK紅白歌合戦でも披露されましたよ。
秋の行事のBGMとして流しながら、イスに座ったまま手拍子をして体を動かしていきますよ。
できない動きは私がサポートしますので、一緒に当時の情景を思い浮かべながら楽しい時間を過ごしませんか。
月文部省唱歌

まんまるな満月の美しさを讃える情景描写が心に残ります。
文部省編纂の唱歌集『尋常小学唱歌 第一学年用』に1911年5月に掲載され、以降多くの世代に歌い継がれてきました。
東京音楽学校の編纂委員による合議制で制作され、シンプルで歌いやすい旋律が特徴です。
教科書唱歌として学校音楽教育の場で長く親しまれ、現在でも児童合唱団による録音が残されています。
秋の夜、窓辺から月を眺めながら口ずさみたくなる1曲。
施設のみなさんと一緒に、懐かしいメロディを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ここに幸あり大津美子

大津美子さんの歌声は、心温まる優しさと深い感動を届けてくれます。
1956年に発表された本作は、結婚式の定番ソングとして愛され続けています。
映画の主題歌として空前の大ヒットを記録し、日本だけでなく世界中で歌い継がれています。
厳しい世の中で女性の生きざまを描いた歌詞は、多くの人の共感を呼びます。
人生の困難を乗りこえた先にある幸せを感じさせる歌詞が心に響きますね。
高齢者の方にも、若かりし頃の思い出の1曲として、ぜひ口ずさんでいただきたい曲です。
世界は二人のために佐良直美

佐良直美さんのデビュー曲は、1967年5月15日に発売され、120万枚をこえる大ヒットとなりました。
愛する人との時間や空間の価値をたたえる歌詞が、多くの人々の心に響いたのでしょう。
明治製菓の「アルファチョコレート」のCMソングとしても起用され、幅広い層に愛されました。
高齢者の方にとっては、青春時代を思い出させる1曲かもしれませんね。
本作は、国内外の多数のアーティストによってカバーされ、さまざまな言語で歌われてきました。
高齢者の方と一緒に歌うことで、懐かしい思い出に浸りながら、楽しいひとときを過ごせるのではないでしょうか。
りんごの唄並木路子

1945年にリリースされ大ヒットを記録した『リンゴの唄』も秋の代表的な楽曲です。
こちらを歌っているのは、歌手の並木路子さん。
彼女のビブラートをきかせた美しい歌唱と、リンゴに恋をした女の子に例えるかわいらしい歌詞が聴きどころですね。
それから本作は、数多くのアーティストがカバーしていることや、数多くの作品で起用されているのでも知られています。
その辺りから、秋に関する思い出を振り返ってみるのも楽しいでしょう。
野菊作詞:石森延男/作曲:石森延男

石森延男さんが作詞、下総皖一さんが作曲を手がけた1942年の唱歌です。
秋の野原に咲く薄紫色の野菊の花を、愛らしく描いた作品に仕上がっています。
1番では静かに咲く野菊の可憐な姿、2番では花に虫が止まる穏やかな情景、3番では寒い冬が来ても咲き続けてほしいという温かな思いが込められていますね。
ゆったりとしたテンポと歌いやすいメロディなので、高齢者の方が集まる場面で一緒に歌ってみるのもいいでしょう。
秋の散歩で野菊を見かけたら、本作を思い出しながら季節の移ろいを感じてみてくださいね。









