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【高齢者向け】12月に歌いたい名曲。懐かしい歌謡曲や童謡で心温まるひととき

【高齢者向け】12月に歌いたい名曲。懐かしい歌謡曲や童謡で心温まるひととき
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【高齢者向け】12月に歌いたい名曲。懐かしい歌謡曲や童謡で心温まるひととき

12月に歌声が響くと、心がじんわりと温まりますね。

こちらの記事では、誰もが耳にしたことのあるクリスマスソングや童謡、雪景色を思い浮かべる冬の名曲に、心に染みる恋の歌まで、高齢者の方と一緒に楽しめる12月にぴったりの歌を集めてみました。

懐かしいメロディに耳を傾けたり、口ずさんだりすることで、若かりし日の思い出がよみがえるかもしれません。

みんなで歌って笑顔になれる、心温まるひとときをお過ごしください。

【高齢者向け】12月に歌いたい名曲。懐かしい歌謡曲や童謡で心温まるひととき(1〜10)

星影のワルツ千昌夫

別れの悲しみと深い愛情が交錯する珠玉のワルツです。

作詞は白鳥園枝さん、作曲は遠藤実さんによって手がけられました。

1966年に千昌夫さんのシングル曲として世に出て、1968年には大ヒットとなり累計250万枚の売り上げを記録しています。

愛する人の幸せを願い、つらい別れを選んだ主人公の心情が胸に迫ります。

本作は台湾や香港などアジア各国でもカバーされ、国境をこえて愛されている名曲です。

冬の夜に星を眺めながら、若いころの恋を思い返したくなったときにおすすめしたい一曲。

カラオケで情感たっぷりに歌ってみるのもよいでしょう。

雪列車前川清

雪列車 /前川清 出外人 日文歌詞 中譯
雪列車前川清

静かに舞い落ちる雪、遠く響く汽笛。

そんな冬の旅情景が心にしみる1曲として、前川清さんが1982年にリリースした作品があります。

作詞は糸井重里さん、作曲・編曲は坂本龍一さんという豪華な顔ぶれによって生み出された本作は、演歌の枠をこえた先進的なサウンドが魅力です。

和太鼓のような響きをドラムで表現しようと3日間かけて制作されたという裏話も残っており、こだわりが詰まっています。

雪景色を眺めながら、かつての旅の記憶を思い起こすひとときにいかがでしょうか。

ウイスキーが、お好きでしょ石川さゆり

夜のバーでゆっくりとグラスを傾けながら、静かな時間を過ごす大人の情景が浮かぶ石川さゆりさんの楽曲。

1991年に石川さんがSAYURI名義でリリースした本作は、サントリーのウイスキー「クレスト 12年」のCMソングとして制作され、演歌歌手のイメージから一転、ジャズやムード歌謡のテイストを全面に出した異色の一曲となりました。

作曲は杉真理さんが担当し、こぶしを封印した歌唱とストリングスが織りなす洗練された雰囲気は、バーのカウンターで語りかけるような歌詞の世界観とみごとに調和しています。

2007年以降は角瓶のCMソングとしてリバイバル起用され、ゴスペラーズやハナレグミなど多くのアーティストにカバーされ続けています。

演歌とはまた違った難しさがありますが、しゃれた楽曲の雰囲気に身を委ねながら、気持ち良く歌ってみてはいかがでしょうか。

津軽じょんがら節細川たかし

細川たかしさんが1978年12月に民謡アルバム『望郷』の冒頭で披露した青森県の代表的民謡。

岩木山やリンゴ畑など津軽の情景と人々の暮らしを掛け声と節回しにのせて力強く歌い上げ、郷土への深い愛情が伝わってきます。

佐々木光儀さんの三味線が疾走感を生み、細川さんの伸びやかな歌声と絡み合う様子は圧巻です。

1978年1月にはフジテレビ系『夜のヒットスタジオ』でも歌唱され、民謡の素晴らしさを全国に届けました。

津軽の冬景色を思い浮かべながら、ご家族やお仲間と一緒に口ずさんでみてはいかがでしょうか。

風雪ながれ旅北島三郎

北島三郎「風雪ながれ旅」(オフィシャルオーディオ)
風雪ながれ旅北島三郎

演歌界の大御所、北島三郎さんが1980年に発表したこの楽曲は、作詞・星野哲郎さん、作曲・船村徹さんという黄金コンビによって生み出されました。

津軽三味線を抱えて雪深い北国を旅する芸人の人生が描かれており、幼い頃から三味線ひとつで各地を巡り、吹雪の中でも懸命に生きる姿が心に迫ります。

歌詞には津軽や函館、小樽といった北の地名が登場し、冬の厳しさと旅の孤独が伝わってきますね。

寒さが身にしみる12月、懐かしい北国の風景を思い浮かべながら口ずさんでみてはいかがでしょうか。

冬の星座作詞:堀内敬三

冬の星座(歌詞付き) 唱歌 (1947年 中学音楽教科書)
冬の星座作詞:堀内敬三

澄んだ冬の夜空を見上げたくなる、学校唱歌として親しまれてきた一曲です。

堀内敬三さんの作詞により、木枯らしが止んだ静かな冬の夜、凍てつく空から降り注ぐ星の光が情景豊かに描かれています。

アメリカの作曲家ウィリアム・ヘイスさんによるメロディーに日本語の歌詞をのせ、1947年の教科書に掲載されてから、多くの方に歌い継がれてきました。

2007年には日本の歌百選にも選ばれ、季節の移ろいを感じる冬の名曲として今も変わらず愛されています。

冬の夜、窓辺で星空を眺めながら口ずさんでみてはいかがでしょうか。

透きとおるような旋律が、寒い季節を温かく彩ってくれますよ。

ペチカ作詞:北原白秋/作曲:山田耕筰

雪が降る寒い夜、暖炉を囲んで語り合う温かな情景を描いた童謡です。

北原白秋さんと山田耕筰さんという黄金コンビが、満州に住む子どもたちのために生み出した本作は、1924年に『満州唱歌集 尋常科第1・2学年用』に収められました。

その後、1965年12月から1966年1月にかけてNHK『みんなのうた』で紹介され、絵本画家の谷内六郎さんが映像を手がけたことで、より多くの方に親しまれるようになりました。

静かな夜に暖炉の火を見つめながら、焼き栗の香りや火の粉の音を楽しむ様子が伝わってきます。

外は寒くても、家族と過ごす時間の温もりが心にしみる、冬にぴったりの一曲です。

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