【高齢者向け】思わず歌いたくなる冬の名曲まとめ
クリスマスやお正月など冬はイベントがたくさんありますね。
こちらでは冬にぴったりの高齢者のみなさんで楽しめる懐かしい歌謡曲、歌に自信のある方も満足できるような演歌などを集めてみました!
どの曲も高齢者施設やデイサービスでレクリエーションとしても使用できる冬の名曲たちです。
また、「今年はいつもと違うこの曲をかけてみようか」と冒険してみるのも楽しいですよね。
冬の名曲たちとともに盛り上がりながら、楽しい時間を過ごしてくださいね。
【高齢者向け】思わず歌いたくなる冬の名曲まとめ(1〜10)
ペチカNEW!作詞:北原白秋/作曲:山田耕筰

雪が降る寒い夜、暖炉を囲んで語り合う温かな情景を描いた童謡です。
北原白秋さんと山田耕筰さんという黄金コンビが、満州に住む子どもたちのために生み出した本作は、1924年に『満州唱歌集 尋常科第1・2学年用』に収められました。
その後、1965年12月から1966年1月にかけてNHK『みんなのうた』で紹介され、絵本画家の谷内六郎さんが映像を手がけたことで、より多くの方に親しまれるようになりました。
静かな夜に暖炉の火を見つめながら、焼き栗の香りや火の粉の音を楽しむ様子が伝わってきます。
外は寒くても、家族と過ごす時間の温もりが心にしみる、冬にぴったりの一曲です。
津軽じょんがら節NEW!細川たかし

細川たかしさんが1978年12月に民謡アルバム『望郷』の冒頭で披露した青森県の代表的民謡。
岩木山やリンゴ畑など津軽の情景と人々の暮らしを掛け声と節回しにのせて力強く歌い上げ、郷土への深い愛情が伝わってきます。
佐々木光儀さんの三味線が疾走感を生み、細川さんの伸びやかな歌声と絡み合う様子は圧巻です。
1978年1月にはフジテレビ系『夜のヒットスタジオ』でも歌唱され、民謡の素晴らしさを全国に届けました。
津軽の冬景色を思い浮かべながら、ご家族やお仲間と一緒に口ずさんでみてはいかがでしょうか。
冬の星座NEW!作詞:堀内敬三

澄んだ冬の夜空を見上げたくなる、学校唱歌として親しまれてきた一曲です。
堀内敬三さんの作詞により、木枯らしが止んだ静かな冬の夜、凍てつく空から降り注ぐ星の光が情景豊かに描かれています。
アメリカの作曲家ウィリアム・ヘイスさんによるメロディーに日本語の歌詞をのせ、1947年の教科書に掲載されてから、多くの方に歌い継がれてきました。
2007年には日本の歌百選にも選ばれ、季節の移ろいを感じる冬の名曲として今も変わらず愛されています。
冬の夜、窓辺で星空を眺めながら口ずさんでみてはいかがでしょうか。
透きとおるような旋律が、寒い季節を温かく彩ってくれますよ。
星影のワルツNEW!千昌夫

別れの悲しみと深い愛情が交錯する珠玉のワルツです。
作詞は白鳥園枝さん、作曲は遠藤実さんによって手がけられました。
1966年に千昌夫さんのシングル曲として世に出て、1968年には大ヒットとなり累計250万枚の売り上げを記録しています。
愛する人の幸せを願い、つらい別れを選んだ主人公の心情が胸に迫ります。
本作は台湾や香港などアジア各国でもカバーされ、国境をこえて愛されている名曲です。
冬の夜に星を眺めながら、若いころの恋を思い返したくなったときにおすすめしたい一曲。
カラオケで情感たっぷりに歌ってみるのもよいでしょう。
ウイスキーが、お好きでしょNEW!石川さゆり

夜のバーでゆっくりとグラスを傾けながら、静かな時間を過ごす大人の情景が浮かぶ石川さゆりさんの楽曲。
1991年に石川さんがSAYURI名義でリリースした本作は、サントリーのウイスキー「クレスト 12年」のCMソングとして制作され、演歌歌手のイメージから一転、ジャズやムード歌謡のテイストを全面に出した異色の一曲となりました。
作曲は杉真理さんが担当し、こぶしを封印した歌唱とストリングスが織りなす洗練された雰囲気は、バーのカウンターで語りかけるような歌詞の世界観とみごとに調和しています。
2007年以降は角瓶のCMソングとしてリバイバル起用され、ゴスペラーズやハナレグミなど多くのアーティストにカバーされ続けています。
演歌とはまた違った難しさがありますが、しゃれた楽曲の雰囲気に身を委ねながら、気持ち良く歌ってみてはいかがでしょうか。
かあさんの歌NEW!窪田聡

母を想う気持ちが静かに胸を打つ、窪田聡さんが手がけた童謡です。
1956年に作られ、1962年にはペギー葉山さんの歌唱でNHK『みんなのうた』でも放送されました。
窪田さんご自身の疎開体験や、母からの手編みの品が届いたときの思い出が重なって生まれた本作。
夜なべして手袋を編む母の姿や、ふるさとから届く便りのぬくもりが描かれています。
かつて母に支えられた日々を思い返したり、ご自身が子どもを育てた頃の記憶がよみがえってくるのではないでしょうか。
母への感謝の気持ちを改めて感じられる、心温まる一曲です。
昴NEW!谷村新司

壮大な宇宙を感じさせる、心に響くバラードはいかがでしょうか。
1980年にリリースされた谷村新司さんの代表曲で、1985年以降高等学校の音楽教科書に何度も掲載され、『NHK紅白歌合戦』でも5回披露されています。
人生を旅にたとえた詩的な歌詞は、まるで文学作品のような深みがあり、苦難を乗り越えながら前に進もうとする強い意志が込められています。
希望を胸に歩み続ける姿に、自身の人生を重ねる高齢者の方も多いのではないでしょうか。
みなさんで声を合わせて、詩を味わいながら歌ってみてはいかがでしょうか。







