【高齢者向け】口ずさみたくなる冬の歌。BGMやレクにオススメ名曲集
冬の歌には、心をほっこりと温めてくれる不思議な力がありますよね。
昭和の歌謡曲や童謡を聴いたり歌って楽しむ時間は、懐かしい思い出がよみがえる特別なひとときです。
雪景色を描いた名曲や、寒い季節だからこそ染みる温かなメロディーは、自然と口ずさみたくなるもの。
今回は、高齢者の方に親しみやすい冬の歌をご紹介します。
手拍子をしながら楽しんだり、思い出話に花を咲かせたり、音楽を通じて心が通い合う時間をお過ごしください。
【高齢者向け】口ずさみたくなる冬の歌。BGMやレクにオススメ名曲集(41〜50)
早春賦作詞:吉丸一昌/作曲:中田章

暦の上では春とされていても、実際にはまだ寒さが残る季節の心もとなさを歌った作品です。
作詞の吉丸一昌さんが長野県大町市の中学校校歌作成のために訪れた際、雪解けを待つ安曇野の風景から着想を得たと伝えられています。
谷間では鶯もまだ鳴かず、氷が解けて葦が芽吹いても雪空が続くという早春の情景が、繊細な言葉でつづられているのが印象的です。
1913年に楽譜集『新作唱歌 第三集』に収録されて以来、学校や合唱の場で歌い継がれてきました。
まだまだ冷たい風が吹く1月、これから訪れる春を心待ちにしながら本作を口ずさんでみてはいかがでしょうか。
ペチカ作詞:北原白秋/作曲:山田耕筰

雪が降る寒い夜、暖炉を囲んで語り合う温かな情景を描いた童謡です。
北原白秋さんと山田耕筰さんという黄金コンビが、満州に住む子どもたちのために生み出した本作は、1924年に『満州唱歌集 尋常科第1・2学年用』に収められました。
その後、1965年12月から1966年1月にかけてNHK『みんなのうた』で紹介され、絵本画家の谷内六郎さんが映像を手がけたことで、より多くの方に親しまれるようになりました。
静かな夜に暖炉の火を見つめながら、焼き栗の香りや火の粉の音を楽しむ様子が伝わってきます。
外は寒くても、家族と過ごす時間の温もりが心にしみる、冬にぴったりの一曲です。
かあさんの歌窪田聡

母を想う気持ちが静かに胸を打つ、窪田聡さんが手がけた童謡です。
1956年に作られ、1962年にはペギー葉山さんの歌唱でNHK『みんなのうた』でも放送されました。
窪田さんご自身の疎開体験や、母からの手編みの品が届いたときの思い出が重なって生まれた本作。
夜なべして手袋を編む母の姿や、ふるさとから届く便りのぬくもりが描かれています。
かつて母に支えられた日々を思い返したり、ご自身が子どもを育てた頃の記憶がよみがえってくるのではないでしょうか。
母への感謝の気持ちを改めて感じられる、心温まる一曲です。
We Wish You A Merry Christmas

16世紀にイギリスの西部地方で歌われていたこの曲は、もともと裕福な家を訪ねてご馳走をもらうために歌われていたとされています。
歌詞には新年とクリスマスの幸せを願うメッセージと、フィグ入りプディングをもらうまで帰らない、というユーモラスな内容もあり、明るく祝祭的なメロディーとともに、親しみやすさが魅力。
この楽曲は世界中に広まり、その後多くの歌手に歌い継がれています。
ご家族や仲間と集まってクリスマスを楽しむひとときのBGMとして、また高齢者の方も歌いやすいなじみ深いメロディーですから、みんなで一緒に歌って盛り上がってみてはいかがでしょうか。
きらきら星

幼い頃に誰もが口ずさんだ、夜空に輝く星をうたった童謡。
rutekiaさんが2025年8月に現代的なインストゥルメンタル作品として再構築した本作は、エレクトロニック・クラシックの手法で星の瞬きを音で表現しています。
原曲は18世紀フランスのシャンソンを起源とし、モーツァルトも変奏曲を手がけた歴史ある旋律です。
シンセサイザーやピアノの繊細な音色が夜空の広がりを感じさせてくれる本作は、クリスマスの夜に静かに聴くのにぴったり。
高齢者の方と一緒に星空を眺めながら、なつかしい童謡の記憶を語り合うひとときにいかがでしょうか。
【高齢者向け】口ずさみたくなる冬の歌。BGMやレクにオススメ名曲集(51〜60)
たこの歌文部省唱歌

お正月になると、空高く舞い上がる凧を見上げた思い出がある方も多いのではないでしょうか。
文部省唱歌として1910年に教科書に掲載された本作は、作詞者・作曲者ともに公表されていません。
凧が風を受けて雲まで、天まで上がっていく様子や、糸を引いたり緩めたりして凧を操る遊びの情景が、子どもにもわかりやすい言葉で描かれています。
シンプルな旋律ながら、凧が空へ昇っていく躍動感が自然と伝わってくる構成になっているのが魅力です。
新年の集まりで一緒に口ずさめば、懐かしい冬の日の記憶がよみがえり、心も温まるひとときになることでしょう。
津軽じょんがら節細川たかし

細川たかしさんが1978年12月に民謡アルバム『望郷』の冒頭で披露した青森県の代表的民謡。
岩木山やリンゴ畑など津軽の情景と人々の暮らしを掛け声と節回しにのせて力強く歌い上げ、郷土への深い愛情が伝わってきます。
佐々木光儀さんの三味線が疾走感を生み、細川さんの伸びやかな歌声と絡み合う様子は圧巻です。
1978年1月にはフジテレビ系『夜のヒットスタジオ』でも歌唱され、民謡の素晴らしさを全国に届けました。
津軽の冬景色を思い浮かべながら、ご家族やお仲間と一緒に口ずさんでみてはいかがでしょうか。
昴谷村新司

壮大な宇宙を感じさせる、心に響くバラードはいかがでしょうか。
1980年にリリースされた谷村新司さんの代表曲で、1985年以降高等学校の音楽教科書に何度も掲載され、『NHK紅白歌合戦』でも5回披露されています。
人生を旅にたとえた詩的な歌詞は、まるで文学作品のような深みがあり、苦難を乗り越えながら前に進もうとする強い意志が込められています。
希望を胸に歩み続ける姿に、自身の人生を重ねる高齢者の方も多いのではないでしょうか。
みなさんで声を合わせて、詩を味わいながら歌ってみてはいかがでしょうか。
細雪五木ひろし

切ない大人の恋が描かれた、五木ひろしさんが1983年にリリースした楽曲『細雪』。
目の前からいなくなった愛する人への熱い思い、未練を感じさせる歌詞が描かれ、胸が苦しくなります。
哀愁漂うメロディーと五木ひろしさんの歌声、そして細雪という雪そのものが、歌詞の切なさ、やるせなさ、苦しさを引き立てていますね。
最後には季節が変わればまた頑張ろうという希望も描かれているので、切ない恋に悩み苦しんだ若い頃を思い起こしながら聴いてみてはいかがでしょうか。
四季の歌作詞作曲:荒木とよひさ

日本の四季を美しく表現した名曲で、荒木とよひささんが入院生活中に看護師の方々への感謝の気持ちを込めて作り上げました。
心清き人、心強き人、心深き人、心広き人と、春夏秋冬それぞれの季節を愛する人の心情を、友人や両親、恋人に重ね合わせて優しく描いています。
1972年に初めてレコード化され、1976年6月にニッポン放送での紹介をきっかけに芹洋子さんのバージョンが大ヒット。
温かみのある歌声とメロディは、みなさんの心に響くことでしょう。
高齢者の方と一緒に歌うと、四季の移ろいや、大切な人々との思い出を分かち合えるすてきな時間となりますよ。
春の陽気の中で、穏やかな気持ちで楽しんでいただけます。
いつでも夢を橋幸夫/吉永小百合

NHKの朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の挿入歌として、ソフトバンクのCMの曲として、その他いろいろ折に付け耳にしているので古い楽曲とは思えないほどです。
もちろんご高齢者の方には橋幸夫さんと吉永小百合さんのデュエット曲として有名ですよね。
レコード大賞にも輝き、紅白歌合戦でも歌唱され、この曲が元で映画も作られるなど、今でいうところの大バズリ曲!
イントロを聴くだけで懐かしい昔が思い出されることでしょう。
意中の方とのカラオケ曲としてもどうぞ!
北の旅人石原裕次郎

石原裕次郎さんが晩年に制作した珠玉のウインターソング。
北国の切ない情景と旅人の心情を重ね合わせた、哀愁漂う歌詞に心を打たれます。
1987年のリリース後、その年の年間シングルチャート1位を獲得し、以降オムニバスアルバムにも数多く収録されるなど、冬の名曲の仲間入りを果たしました。
寂しさや孤独を感じやすい冬の季節、ふるさとを思う気持ちや大切な人への思いにじっくり浸りたいときにぜひ聴いていただきたい1曲です。
残雪舟木一夫

舟木一夫さんの代表曲の一つとして知られる本作は、冬の情景を背景に、はかなく切ない恋心を歌い上げた珠玉のバラードです。
雪国の厳しい自然の中で、結ばれない運命を知りながらも求め合う2人の心情が、繊細な歌詞でつづられています。
1968年3月にリリースされ、同年1月発売の『くちなしのバラード』に続く作品となりました。
雪景色の美しさと恋の切なさが見事に融合した本作は、冬の夜に聴きたい1曲。
昔を懐かしみながら聴くのもよいでしょう。
おおさむこさむ

寒い冬の日をテーマに描いた、わらべうたとして制作されたのが『おおさむこさむ』。
寒い冬の日に、山の上から小僧がやってきた時のようすを描いています。
地方によっては、歌詞がアレンジされたバージョンもあるので、それぞれの地域に合わせた歌唱に挑戦してみるのもいいですね。
楽曲の長さも1分弱と短い曲なので、覚えるのが苦手な方にもオススメです。
メインのボーカルのうしろで、やまびこのように繰り返すコーラスを加えて歌ってみてくださいね。
あの鐘を鳴らすのはあなた和田アキ子

和田アキ子さんの『あの鐘を鳴らすのはあなた』は、力強くも心温まるメロディが冬のレクリエーションにぴったりです。
歌が大好きな高齢者の方々にとって、この曲は情緒豊かなひとときを提供します。
特にサビは、歌唱力を発揮する絶好の場ですから、ご一緒に元気に歌い上げましょう。
この曲が流れると、歌うことの楽しさと、過去の出会いへの感謝の思いが湧き上がってきます。
冬の集いの時間に、和田アキ子さんの力強い歌声で、心温まる体験を実感していただけることでしょう。



