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【高齢者向け】心に響く秋の歌。懐かしい童謡・唱歌から昭和歌謡まで

【高齢者向け】心に響く秋の歌。懐かしい童謡・唱歌から昭和歌謡まで
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【高齢者向け】心に響く秋の歌。懐かしい童謡・唱歌から昭和歌謡まで

秋の空の下、なつかしい歌が心に響く季節となりましたね。

音楽には思い出を呼び覚ます不思議な力があり、特に秋の歌は心を温かく包み込んでくれます。

高齢者の方と一緒に歌うことで、楽しい会話が弾み、自然と笑顔があふれるすてきなひとときを過ごせますよ。

この記事では数ある秋の歌の中から、みんなで楽しめる楽曲をご紹介します。

手拍子をしたり、体操に合わせて歌ったり、目を閉じて歌詞をじっくり聴いたり……日本の四季や文化、大切な思い出が詰まった歌の数々を、ぜひ皆さんでお楽しみくださいね。

【高齢者向け】心に響く秋の歌。懐かしい童謡・唱歌から昭和歌謡まで(1〜10)

大利根月夜NEW!田端義夫

秋の澄んだ夜空を見上げると、ふと故郷や昔の出来事が思い出されるものですね。

田端義夫さんが歌う本作は、そんな心に寄り添ってくれる名曲です。

月夜の川辺で、遠い故郷や大切な妹を思う武士の切ない心情が、哀愁漂うギターの音色とともに深く胸に響きます。

本作は1939年10月に最初のレコードが発売され、昭和27年頃には再録音盤も登場するなど、時代を超えて長く愛されてきました。

お仲間と賑やかに歌うというよりは、秋の夜長に1人でじっくりと歌詞の物語に耳を傾けたい時にいかがでしょうか。

目を閉じて聴いていると、歌の情景がすーっと心に広がりますよ。

虫の声NEW!文部省唱歌

虫の声|歌詞付き|日本の歌百選|あれ松虫が 鳴いている
虫の声NEW!文部省唱歌

1910年に『尋常小学読本唱歌』に初めて掲載され、2006年には「日本の歌百選」にも選ばれた文部省唱歌です。

この楽曲は、秋の夜に聞こえてくる虫たちの声を、まるで美しい合奏のように描いています。

マツムシ、スズムシ、その次に出てくる虫をご存じですか?

実は、もともとはキリギリスが登場していましたが、1932年にコオロギへと変更されているんです。

キリギリスがコオロギを指す昔の言葉だったことから改訂されたそうですよ。

高齢者の方の中でも、もしかしたらキリギリス派とコオロギ派に分かれるかもしれませんね。

そんなお話をしながら、皆さまで一緒に歌ってみるのも楽しい時間になりそうです。

秋桜さだまさし

秋桜/さだまさし(まさしんぐWORLDコンサート「カーニバル」)
秋桜さだまさし

1977年にリリースされた昭和のアイドル山口百恵さんの名曲『秋桜』は彼女の代表曲であり、「日本の歌百選」にも選ばれています。

作詞・作曲はシンガーソングライター、小説家などさまざまな顔を持つさだまさしさんが手がけました。

さださん自身もセルフカバーしているほか、中森明菜さんや福山雅治さん、平原綾香さんなどジャンルを問わずさまざまなアーティストにカバーされていますよね!

結婚を決めた私が母との思い出を振り返りながら感謝する歌詞に泣かされる名曲です。

秋になると歌いたくなる楽曲でもあるので、高齢者施設のカラオケ大会などで選曲してみてもよいかもしれませんね。

村祭り文部省唱歌

村祭(♬村の鎮守の神様の〜)byひまわり🌻【日本の歌百選】変更前後の歌詞付き|文部省唱歌 |Mura Matsuri
村祭り文部省唱歌

秋の豊作を祝う村祭りの喜びを描いたこの楽曲は、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています。

笛や太鼓の音を「ドンドンヒャララ」と表現した歌詞が印象的ですね。

1912年に小学校の教科書に掲載されてから、時代とともに少しずつ歌詞が変わってきましたが、日本の伝統や文化を伝える大切な唱歌として今も歌い継がれています。

高齢者の方と一緒に歌うときは、歌詞に合わせて手拍子をしたり、体を動かしたりするのもおすすめです。

昔を懐かしみながら、楽しく体操できそうですね。

柿の木坂の家青木光一

柿の木坂の家(昭和32年)青木光一
柿の木坂の家青木光一

ザ・昭和歌謡とも言える名曲が『柿の木坂の家』です。

人気アイドルとして昭和中期を席巻した歌手の青木光一さんが歌って大ヒットしました。

懐かしい田舎の風景が目に浮かぶ歌詞が秀逸で、高齢者だけではなく幅広い世代に響くナンバーです。

青木光一さんの憂いを含んだ美しい歌声に感動すること間違いなしですよね!

懐かしい楽曲を探している方、高齢者施設で歌って楽しめる曲をお探しの方にオススメです。

ぜひ選曲してみてはいかがでしょうか。

十五夜お月さん作詞:野口雨情/作曲:本居長世

♪十五夜お月さん – 15 Ya Otsuki San|♪十五夜お月さん ごきげんさん【日本の歌・唱歌】
十五夜お月さん作詞:野口雨情/作曲:本居長世

物悲し気なメロディが郷愁を誘う名曲が『十五夜お月さん』です。

童謡としても広く知られている楽曲で、詩人の野口雨情さんが作詞を手がけています。

一家が離ればなれになってしまう歌詞はとても悲しいですよね。

この曲が発表された大正時代には貧しくて一家離散になる家庭も少なくなかったとか。

大正時代を生きた高齢者には懐かしく聴いてもらえると思います。

高齢者施設のみなさんと聴いたり、秋の遊びのBGMなどにもオススメですよ!

365歩のマーチ水前寺清子

水前寺清子「三百六十五歩のマーチ」(オフィシャルオーディオ)
365歩のマーチ水前寺清子

スポーツの秋にぴったりの軽快な曲をご紹介しますね。

水前寺清子さんが歌う、前向きな気持ちになれる応援ソングです。

歩みを進める大切さを教えてくれる歌詞が印象的ですよ。

1968年11月にリリースされたこの曲は、多くの人に愛され続けています。

第41回選抜高校野球大会の入場行進曲にも選ばれたんですよ。

高齢者の方と一緒に歌うのにおすすめです。

歌詞の「ワン・ツー」に合わせて腕を振ったり、足踏みしたりするのも楽しいですね。

明るい気持ちで体を動かすきっかけになりそうです。

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