80代の方にオススメの秋の歌。季節を感じる歌謡曲や童謡まとめ
この記事では、80代の方になじみのある秋の曲を一挙に紹介していきますね!
80代の方がよくご存じの曲といえば、やはり昭和のヒットソングではないでしょうか?
今回はさらに唱歌や童謡なども交えながら、80代の方にオススメの曲を集めました。
親しみやすいメロディや郷愁を誘うような歌詞が魅力の曲などさまざまです。
これから紹介する曲を80代の方と一緒に聴いたり歌ったりして、ぜひともすてきな時間をお過ごしください。
80代の方にオススメの秋の歌。季節を感じる歌謡曲や童謡まとめ(1〜10)
月がとっても青いから菅原都々子

菅原都々子さんの名曲『月がとっても青いから』は、秋の夜の切なさと美しさを感じさせる歌詞と、すてきなメロディで、多くの高齢者の方に愛され続けている曲です。
1955年のリリース当時、音楽市場が今の約30分の1という小さな規模だったにもかかわらず、100万枚を超える大ヒットを記録しました。
立教大学のキャンパスにある「鈴懸の径」がモチーフになっているとも言われており、そこを歩く偶然出会った二人の姿が月明かりの下で印象的に描かれています。
この曲は、同名の日活映画の主題歌にもなり、その後も石原裕次郎さんや森昌子さんなど多くの歌手にカバーされるなど、スタンダードナンバーとしての地位を確立しています。
秋の夜長に月を眺めながら、懐かしい思い出に浸りたい時などに、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
学生街の喫茶店ガロ

ガロの「学生街の喫茶店」は、美しいメロディと繊細な歌詞が絶妙に合わさった、心に染みる名曲です。
過ぎ去った学生時代を懐かしみ、かけがえのない思い出を大切にする気持ちが伝わってきます。
1972年にリリースされ、オリコンチャートで7週連続1位を記録するなど大ヒットを飛ばしました。
80代の方にとって、若かりし頃を思い出すすてきなきっかけになるはず。
ゆったりと音楽に耳を傾けながら、あの頃に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
野菊作詞:石森延男/作曲:石森延男

石森延男さんが作詞、下総皖一さんが作曲を手がけた1942年の唱歌です。
秋の野原に咲く薄紫色の野菊の花を、愛らしく描いた作品に仕上がっています。
1番では静かに咲く野菊の可憐な姿、2番では花に虫が止まる穏やかな情景、3番では寒い冬が来ても咲き続けてほしいという温かな思いが込められていますね。
ゆったりとしたテンポと歌いやすいメロディなので、高齢者の方が集まる場面で一緒に歌ってみるのもいいでしょう。
秋の散歩で野菊を見かけたら、本作を思い出しながら季節の移ろいを感じてみてくださいね。
夜空の星加山雄三

加山雄三さんの『夜空の星』は、1965年12月にリリースされた名曲です。
夜空の美しさと恋人たちの絆を描いたロマンチックな歌詞と、温かみのある加山さんの歌声が心を打つ楽曲。
映画『エレキの若大将』の印象的なテーマ曲としても使用され、加山さんの多彩な才能を象徴する1曲といえるでしょう。
夜空を見上げながら、大切な人と一緒に歩む未来を思い描くのにピッタリの曲。
ぜひ、夜空を眺めながらこの曲に耳を傾けてみてください。
きっと、あなたの心に希望の光を灯してくれるはずです。
名月赤城山東海林太郎

東海林太郎さんの『名月赤城山』は、昭和時代を代表する名曲の一つです。
1939年の発表当時から多くの人々に親しまれ、赤城山の美しい情景と国定忠治の勇敢な生きざまを描いた歌詞は、日本人の心に深く刻まれています。
燕尾服に身を包み、直立不動の姿勢で歌う東海林さんの雄大な歌声は、聴く者の心を揺さぶりました。
戦前から戦後にかけて日本の音楽シーンをリードした東海林さんの楽曲は、今なお色あせることなく輝き続けています。
80代の方と一緒に、この名曲に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
きっと、あの頃の思い出がよみがえってくることでしょう。
お月さん今晩藤島桓夫

藤島桓夫さんの名曲『お月さん今晩は』。
切ない恋心と郷愁を感じさせるメロディに、日本の田舎を舞台にした歌詞が印象的な1曲です。
リンゴ畑を背景に、かつて一緒に過ごした恋人への思いを月に語りかけるような歌詞からは、恋人への未練や深い情愛が伝わってきます。
1957年にリリースされたこの曲は、藤島さんの代表曲としても広く親しまれており、今なおカラオケなどで歌い継がれています。
懐かしい雰囲気漂う曲を耳にしながら、ゆっくりと思い出話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。
昔を懐かしみつつ、温かな時間をお過ごしいただけるとうれしいです。
月の沙漠作詞:加藤まさを/作曲:佐々木すぐる

童謡として親しまれている本作は、詩人で画家の加藤まさをさんが、挿絵とともに詩を制作した作品です。
1923年に雑誌で発表されたあと、作曲家の佐々木すぐるさんが旋律をつけて、広く歌われるようになりました。
月夜の砂地を、ラクダに乗った王子様とお姫様が静かに旅する姿が描かれており、幻想的で美しい世界観が広がります。
哀愁を帯びた旋律が、秋の物思いにふける気持ちにそっと寄り添ってくれるでしょう。
皆さんで一緒に歌いながら、懐かしい思い出を語り合うひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
どこかロマンチックで、心に残る秋の名曲です。






