【高齢者向け】気分向上や健康改善に役立つ音楽レクリエーション
高齢者の方の気分が向上する音楽レクリエーションを紹介します。
自分が好きな曲を聴いたり、声に出して歌うと気分転換になりストレスが解消につながりますよね。
この記事では、私たちが身近で触れる音楽を使ったさまざまなレクリエーションを紹介します。
童謡の合唱や、歌に合わせた体操はもちろん、ゲーム感覚で楽しめるクイズなども集めました。
高齢者施設やデイサービスの現場で音楽レクリエーションを考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【高齢者向け】気分向上や健康改善に役立つ音楽レクリエーション(1〜10)
歌で脳トレ!決められた場所で手を叩く『故郷』

二つ以上のことを同時にやると脳が活性化されていいと言われますよね。
このレクリエーションも「歌う」以外にいくつかの動作を入れながら楽しめます。
歌を歌いながら決められた五十音が来たところで手拍子をします。
歌う、考える、手をたたくと3つのことを意識しながらおこなうのでなかなかむずかしいです。
1文字替え歌『お猿のかごや』

「1文字替え歌」は、脳トレの定番ともいえるオススメのレクリエーションです。
たとえば『お猿のかごや』で「サ」を「チ」に入れ替えて歌ってみるなど、シンプルながらもまちがえずに歌い切るのは意外にむずかしかいです。
ほかにも、長い曲を選んだり入れ替える文字を変えてみたり、いろいろなバリエーションで楽しめますよ。
歌当てクイズ

「歌詞当てクイズ」はとってもシンプル!
ホワイトボードとペンがあれば、どこでもすぐにできちゃいます。
歌詞の中からヒントとなる単語を取り出して、順に書き出していき曲を当ててもらうクイズです。
回答する人の様子を見ながらヒントを増やしたり、わかりやすい単語を選んだり難易度も自由に変えられます。
歌いながら物送り

みんなで円になって座り、お手玉やボールを隣の人に回していきますがそのままではつまらない、ということで歌いながらテンポよく回していきましょう!
リズムに乗ってきちんと隣の人へ回し、落とさずに曲の最後まで回せたら成功です。
歌いながら両手も動かすので脳の活性化にもなりますね。
全身体操『もしもし亀よ』

おなじみの歌を歌いながら、肩を上げて足踏みをして体を動かすレクリエーションです。
誰でも知っている曲なので、初めてでも大勢で一緒に歌って、楽しく運動できますよ。
一人でもできる体操ですが、何人かで取り組んで一体感を味わうのもいいですね!
スカーフストレッチ『小さい秋見つけた』

「スカーフストレッチ」は座ったままでもできる上半身の体操です。
『小さい秋見つけた』はゆったりとした曲なので、首を回したり深く呼吸しながらストレッチをするのにピッタリです。
最初は首肩の柔軟、そのあとスカーフをピンと張るように持って上半身全体をほぐします。
手遊び「ポッポー」

みんなで円になってできる手遊びです。
リズムに合わせて両手を左右に動かしたり、クロスさせたりします。
ところどころに「ポッポー」のかけ声と振りが入るので、みんなでワッと盛り上がれますよ。
となりの人のひざを使う動きがあるので、利用者同士のコミュニケーションにもなります。