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【高齢者向け】心に響く秋の歌。懐かしい童謡・唱歌から昭和歌謡まで

秋の空の下、なつかしい歌が心に響く季節となりましたね。

音楽には思い出を呼び覚ます不思議な力があり、特に秋の歌は心を温かく包み込んでくれます。

高齢者の方と一緒に歌うことで、楽しい会話が弾み、自然と笑顔があふれるすてきなひとときを過ごせますよ。

この記事では数ある秋の歌の中から、みんなで楽しめる楽曲をご紹介します。

手拍子をしたり、体操に合わせて歌ったり、目を閉じて歌詞をじっくり聴いたり……日本の四季や文化、大切な思い出が詰まった歌の数々を、ぜひ皆さんでお楽しみくださいね。

【高齢者向け】心に響く秋の歌。懐かしい童謡・唱歌から昭和歌謡まで(31〜40)

小さな木の実

小さな木の実 / 大庭 照子
小さな木の実

NHKの音楽番組『みんなのうた』で放送をきっかけにヒットし、小学校の音楽の教科書にも掲載されたこの曲。

歌手、大庭照子さんが歌った楽曲で、1971年に発表されました。

原曲は、フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーによるオペラ『美しきパースの娘』の中に登場するセレナードです。

どこか悲しげな曲調と、父親の言葉を思い出す主人公の気持ちがつづられた歌詞に胸がぎゅっとなります。

高齢者の方も情緒豊かな気分になるでしょう。

落葉しぐれ三浦洸一

三浦洸一さんが1953年にリリースした『落葉しぐれ』は、哀愁を帯びた演歌の名曲ですね。

一人の旅人が過去の日々や失われた愛を懐かしんで、涙を流しながらギターを弾いている様子が浮かび上がります。

この曲は当時大ヒットとなり、三浦洸一さんの代表曲の一つとして、長きにわたり人々に愛され続けています。

寂しい秋の夜長に、ゆっくりと時間をかけて聴きたくなるような、味わい深い楽曲ではないでしょうか。

80代の方なら、この曲がはやっていた頃の思い出とともに、じっくりと聴き入ってみてはいかがでしょう。

案山子作詞/作曲:文部省唱歌

田んぼや畑のなかで、作物を荒らす鳥獣を追い払うための人形をテーマにした楽曲。

一日中動かずにじっと立ちつくす、かかしへの思いが歌われています。

秋は収穫の季節でもあるので、田畑を眺めながら聴くのもいいですね。

軽快なリズムにのせて歌を披露したり、みんなで散歩するのもオススメですよ。

かかしにまつわる楽曲を歌うことで、昔の思いで話に花が咲いたり、会話するきっかけにもなりますね。

明るく元気よく歌うことで、肌寒い季節を温めてくれる童謡です。

紅とんぼちあきなおみ

紅とんぼ~唄 ちあきなおみ (日本レコード大賞受賞者)
紅とんぼちあきなおみ

昭和歌謡、演歌、ポップスなどさまざまなジャンルを歌いこなす、ちあきなおみさんが1988年10月5日にリリースしたシングル曲が『紅とんぼ』です。

『NHK歌謡パレード』で同年のオリジナルソングとして披露されたのをきっかけに話題を集め、シングル曲として発売が決まったそうです。

オリコンシングルチャートではベスト100位以内に24週ランクインするロングヒットを記録!

新宿駅の裏にたたずむ「紅とんぼ」という飲み屋さんを閉店し、田舎に帰るという歌詞が哀愁を感じさせる昭和の名曲です。

高齢者施設の秋のカラオケ大会などにもオススメなので、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

名月赤城山東海林太郎

赤城山の月明かりの下、侠客の別れの心情を歌う本作。

戦前から活躍した東海林太郎さんの代表曲です。

昭和14年に発表され、多くの人々の心に響きました。

燕尾服姿で直立不動の独特な歌唱スタイルで知られる東海林さんが、「歌は民のため」という思いを込めて歌い上げています。

高齢者の方にもなじみ深い曲で、秋のイベントにぴったりですね。

みんなで歌えば、昔を懐かしんだり、季節を感じたりできそうです。

手拍子や体操を取り入れると、より楽しく過ごせるかもしれません。

ぜひ、高齢者の方と一緒に楽しんでみてくださいね。

【高齢者向け】心に響く秋の歌。懐かしい童謡・唱歌から昭和歌謡まで(41〜50)

東京五輪音頭三波春夫

三波春夫「東京五輪音頭」【~歌藝の軌跡~三波春夫全曲集より】
東京五輪音頭三波春夫

秋の風情を感じさせる歌で、スポーツの秋を楽しみませんか。

三波春夫さんが歌う本作は、1964年の東京オリンピックを記念して作られた曲です。

世界中から集まる人々や、若者たちの情熱をたたえる歌詞が心に響きますよ。

1963年6月に発売され、130万枚を超える大ヒットとなりました。

高齢者の方にも親しみやすい歌で、腕を上げたり体を動かしたりしながら歌うのがおすすめです。

みんなで一緒に歌えば、楽しい思い出作りにもなりますね。

秋のレクリエーションで、ぜひ取り入れてみてくださいね。

荒城の月

荒城の月/見やすい歌詞字幕付き フルver(1番~4番) 作曲:瀧 廉太郎 編曲:山田 耕筰 作詞:土井 晩翠
荒城の月

小中学校の音楽の授業でなじみのある名曲が『荒城の月』です。

作詞を土井晩翠さん、作曲を滝廉太郎さんが担当しました。

100年以上前に日本人が作詞・作曲を手がけた西洋音楽の元祖ともいえる楽曲でもあります。

七五調の歌詞はなかなか聴いただけでは難しいので、学生の頃は意味を掘り下げられませんでしたが、世の栄枯盛衰を歌っている歌詞はあらためて聴くと深い味わいがありますよね!

高齢者の方にはぜひ昔を思い出しながら聴いていただきたいです。