【高齢者向け】心に響く秋の歌。懐かしい童謡・唱歌から昭和歌謡まで
秋の空の下、なつかしい歌が心に響く季節となりましたね。
音楽には思い出を呼び覚ます不思議な力があり、特に秋の歌は心を温かく包み込んでくれます。
高齢者の方と一緒に歌うことで、楽しい会話が弾み、自然と笑顔があふれるすてきなひとときを過ごせますよ。
この記事では数ある秋の歌の中から、みんなで楽しめる楽曲をご紹介します。
手拍子をしたり、体操に合わせて歌ったり、目を閉じて歌詞をじっくり聴いたり……日本の四季や文化、大切な思い出が詰まった歌の数々を、ぜひ皆さんでお楽しみくださいね。
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【高齢者向け】心に響く秋の歌。懐かしい童謡・唱歌から昭和歌謡まで(31〜40)
川の流れのように美空ひばり

人生を川の流れに例え、穏やかに身を任せて生きることの尊さを歌い上げた、美空ひばりさんの代表曲です。
1989年1月に発売されたこちらのシングルは、ひばりさんの強い希望によってリリースされました。
困難な道も晴れる日を信じて進む強さ、四季の移ろいを受け入れながら歩む姿が描かれています。
ひばりさんご本人も、一滴の雨が大海へたどり着くように、人生の一歩一歩を大切に歩んでいくことの意味を重ねておられました。
さまざまな経験を積み重ねてこられた方々の心に、深く響く1曲ではないでしょうか。
誰もいない海トワ・エ・モワ

秋の海辺を舞台に、失った恋と自分の未来に向き合う心情を静かに歌った1曲。
1970年11月に発売されたトワ・エ・モワのシングルで、詩人の山口洋子さんが作詞、内藤法美さんが作曲を手がけました。
海に、砂に、空に約束したからもう悲しまない、という決意が込められた歌詞が、胸にじんわり響きます。
同じ日にシャンソン歌手の越路吹雪さんもこの曲をリリースしており、オリコンではトワ・エ・モワ版が16位を記録しました。
挫折や孤独を抱えながらも前を向こうとする姿に、皆さんもきっと共感できるはず。
秋の海を眺めながら聴きたくなる、心に優しく寄り添ってくれる歌です。
証誠寺の狸囃子作詞:野口雨情/作曲:中山晋平

作詞を手掛けた野口雨情さんが、「狸囃子伝説」に着想を得て作った1曲です。
1929年に平井英子さんの歌でヒットしたあと、さまざまなアーティストがカバー。
長い間、名曲として歌い継がれてきました。
現代の子供たちには、手遊び歌として親しまれています。
お月様がキレイな夜にタヌキたちが踊り出す、とてもかわいい1曲です。
秋はお月見の季節でもあるので、お仲間と、またお孫さんと一緒に、楽しく歌ってみてはいかがでしょうか。
紅葉
合唱曲としても広く知られている楽曲が『紅葉』です。
1911年に『尋常小学唱歌』として発表され、2007年には「日本の歌百選」にも選出されました。
作詞者の高野辰之さんが、現在廃線になってしまった信越本線の熊ノ平駅から眺めた紅葉の美しさを歌詞にしたそうです。
キレイな日本語と日本の四季の美しさを感じられる楽曲です。
合唱によるハーモニーも美しい1曲なので、高齢者施設のレクリエーションやカラオケなどに選曲するのもオススメです!
朧月夜

高野辰之さんが作詞、岡野貞一さんが作曲された日本の唱歌『朧月夜』。
1914年に発表され、1948年に小学6年生の教科書に掲載されました。
今現在に至るまで傑作として取り上げられることが多い名曲です。
心地よいやさしいメロディーに、思わず目を閉じてしまいたくなる歌詞の情景がステキですよね。
高齢者の方と聴く秋ソングとしてもオススメですし、この曲に合わせて体操できる動画もアップされていますので、そちらもぜひ踊ってみてくださいね。
月の沙漠作詞:加藤まさを/作曲:佐々木すぐる

童謡として親しまれている本作は、詩人で画家の加藤まさをさんが、挿絵とともに詩を制作した作品です。
1923年に雑誌で発表されたあと、作曲家の佐々木すぐるさんが旋律をつけて、広く歌われるようになりました。
月夜の砂地を、ラクダに乗った王子様とお姫様が静かに旅する姿が描かれており、幻想的で美しい世界観が広がります。
哀愁を帯びた旋律が、秋の物思いにふける気持ちにそっと寄り添ってくれるでしょう。
皆さんで一緒に歌いながら、懐かしい思い出を語り合うひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
どこかロマンチックで、心に残る秋の名曲です。
故郷の空作詞:大和田建樹

秋の夕空を見上げながら、遠く離れた故郷に思いをはせる様子が歌われている唱歌です。
スコットランド民謡を原曲に、明治期の詩人である大和田建樹さんが日本語の歌詞をつけました。
1888年5月に『明治唱歌 第一集』に掲載され、故郷の両親や兄弟は元気に暮らしているだろうかと案じる気持ちがつづられています。
故郷を離れて暮らしてこられた高齢者の方には、その歌詞に懐かしい思い出を重ねられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
秋の夜長に、ご自身の故郷の風景を思い浮かべながら、口ずさんでみてくださいね。
野菊作詞:石森延男/作曲:石森延男

石森延男さんが作詞、下総皖一さんが作曲を手がけた1942年の唱歌です。
秋の野原に咲く薄紫色の野菊の花を、愛らしく描いた作品に仕上がっています。
1番では静かに咲く野菊の可憐な姿、2番では花に虫が止まる穏やかな情景、3番では寒い冬が来ても咲き続けてほしいという温かな思いが込められていますね。
ゆったりとしたテンポと歌いやすいメロディなので、高齢者の方が集まる場面で一緒に歌ってみるのもいいでしょう。
秋の散歩で野菊を見かけたら、本作を思い出しながら季節の移ろいを感じてみてくださいね。
月文部省唱歌

まんまるな満月の美しさを讃える情景描写が心に残ります。
文部省編纂の唱歌集『尋常小学唱歌 第一学年用』に1911年5月に掲載され、以降多くの世代に歌い継がれてきました。
東京音楽学校の編纂委員による合議制で制作され、シンプルで歌いやすい旋律が特徴です。
教科書唱歌として学校音楽教育の場で長く親しまれ、現在でも児童合唱団による録音が残されています。
秋の夜、窓辺から月を眺めながら口ずさみたくなる1曲。
施設のみなさんと一緒に、懐かしいメロディを楽しんでみてはいかがでしょうか。
月の砂漠作詞:加藤まさを/作曲:佐々木すぐる

ラクダに乗った王子様とお姫様が、月夜に旅する姿を描いた『月の砂漠』。
画家として活躍していた加藤まさをさんが、挿絵とともに詩を制作しました。
童謡として人気を獲得した楽曲ですが、子供も大人も楽しめるディープな世界観が広がっています。
砂漠を歩く男女の姿が思い浮かぶ、ロマンチックな歌詞が印象的。
寂しげで美しいメロディーにのせて、施設のお友達と歌ってみてくださいね。
秋の肌寒くなってきた季節に、高齢者の仲を深めるきっかけをくれる楽曲です。




