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【高齢者向け】11月に歌いたい秋の名曲。童謡から歌謡曲まで

11月は街中の木々が色づき始める季節。

赤や黄色など、彩りゆたかな紅葉を見ると心がじんわりしみますよね。

今回は、そんなセンチメンタルになる秋の季節にぴったりな歌をたくさん集めてみました。

高齢者の方の青春時代を思い出す歌や、子供のころに聞いた懐かしい歌、さらに11月にまつわる歌までご紹介。

歌をうたうと、脳が活性化されるのはもちろん、身体の新陳代謝が高まりますよ。

ぜひみなさんと一緒に、歌を通して楽しい秋のひとときを過ごしてくださいね。

【高齢者向け】11月に歌いたい秋の名曲。童謡から歌謡曲まで(41〜50)

まっかな秋作詞:薩摩忠/作曲:小林秀雄

まっかな秋🍁【合唱】byひまわり×12🌻歌詞付き
まっかな秋作詞:薩摩忠/作曲:小林秀雄

とても少ない言葉の中に、情景と思弁、として時の経過や友情までが映し出される、とても情緒のある1曲です。

薩摩忠さんが作り上げる歌詞の世界が、小林秀雄さんによるメロディときれいに一致します。

秋の植物を歌いながらシンプルに韻を踏み、前半で情景を示して、最後にはシュールな思弁に終わるフランス文学のような歌詞はセンス抜群ですね!

この歌が示す時刻は夕方でしょうか。

友達と一緒に季節の変わり目を味わう、豊かな時間のイメージから、子供の頃を思い出す方も多いではないでしょうか。

冬が来る前に紙ふうせん

高音質 EP レコード 冬が来る前に 紙ふうせん 1977
冬が来る前に紙ふうせん

フォークグループ、赤い鳥のメンバーだった二人が赤い鳥の解散後に夫婦デュオとして活動を始めたのが紙ふうせん。

『冬が来る前に』は、そんな彼らの代表曲の一つです。

この曲は1977年にリリース、大ヒットを記録しました。

夏から秋にかけての恋愛模様、別れてしまったけれども忘れられない人を歌っている1曲で、切なさもぐんと迫ってくるようなハートブレイクな歌詞。

誰しも秋になって風の冷たさ、寒さを感じてくると人恋しくなりますよね。

やきいもグーチーパー作詞:阪田寛夫/作曲:山本直純

♪やきいもグーチーパー〈振り付き〉やきいも やきいも おなかが グー〜♪【手あそび・どうよう】
やきいもグーチーパー作詞:阪田寛夫/作曲:山本直純

やさしい気持ちになる秋の歌。

普通にジャンケンすると「チョキ」と発音しますが、「チー」の音に変えることで歌いやすく、語呂がよくなります。

もともとは子供が手でジャンケンの動きを覚えるために考えられた歌ですが、大人が聴いても手の動きとメロディーが組み合わさっていて楽しいですね。

1回でこの動きをぜんぶ覚えるのは、大人にとっても意外に難しいかもしれません。

なんども歌いながら、曲のテンポを速くしたり遅くしたりしても楽しそうですね!

ちいさい秋みつけた作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直

今も昔も、子供から大人まで愛される童謡『ちいさい秋みつけた』。

この曲はサトウハチローさんが作詞、中田喜直さんが作曲、1955年に放送されたNHKの特別番組向けに製作された1曲です。

合唱曲としても歌われることが多いですよね。

高齢の方であれば誰もが歌える、口ずさめる1曲ではないでしょうか?

歌詞はもちろん、秋を歌っているので11月にピッタリですがメロディも秋の哀愁が漂うような、深まっていく秋を思わせてくれます。

旅愁訳詞:犬童球渓/作曲:ジョン・P・オードウェイ

日本で古くから親しまれてきた唱歌『旅愁』。

実はアメリカ人のジョン・P・オードウェイさんによる『家と母を夢見て』が原曲です。

その原曲に日本の詩人、犬童球渓さんが美しい訳詞をつけたもの。

長く愛され続ける優しく穏やかなメロディーと、秋の夜ふるさとや父母を思う気持ちがつづられた詩情あふれる歌詞。

それらが私たち日本人の心に深く響きます。

明治時代に作られた唱歌ですが、今なお秋の代表的な歌として愛され続けています。

ソロでもコーラスでも楽しめるので、ぜひ歌ってみてくださいね。

柿の木坂の家青木光一

1957年に大ヒットしたのがこの曲『柿の木坂の家』。

作詞を石本美由起さん、作曲を船村徹さんが手がけ、青木光一さんの歌唱で発表されました。

哀愁を感じるメロディーが、故郷を懐かしむ歌詞をさらに切なく感じさせますね。

当時聴いていた高齢者の方も多いのではないでしょうか?

ちなみに、タイトルにもなっている「柿の木坂」のモデルは、広島の汐見坂だそうですよ。

訪れたことのある方もいるかもしれませんね。

秋のカラオケのレパートリーにぜひどうぞ。

月がとっても青いから菅原都々子

菅原都々子「月がとっても青いから」
月がとっても青いから菅原都々子

切ない情景を歌った本作は、1955年12月に発売されたシングルです。

菅原都々子さんの独特のビブラートがかかった高音が印象的で、100万枚をこえる大ヒットとなりました。

また、同名の映画も製作され、多くの歌手によってカバーされるなど、長く愛され続けています。

秋の夜長、月明かりの下で感じる別れの切なさが、繊細に表現されています。

ゆったりとしたメロディは、高齢者の方にも歌いやすく、青春時代の思い出を振り返るきっかけにもなるでしょう。

懐かしい思い出とともに、心温まるひとときを過ごしてみませんか。