60代の方にオススメの冬ソング。色あせないウィンターソングの名曲
四季の中でもとくに冬をテーマにした曲って昔から多いんですよね。
さらに、寒い冬ってなんだか切ない気持ちになったりして、冬の曲って聴いていて心にスッと染みる曲が多いのも魅力です。
この記事では、これまでにリリースされた冬の曲の中でも、とくに60代の方に聴いていただきたい楽曲を一挙に紹介していきますね。
今でも冬になるとよく耳にする曲はもちろん、青春時代を思い出すような懐かしい曲も選びました。
今も色あせることのない名曲ばかりですので、ぜひこの機会にあらためて聴いてみてください。
60代の方にオススメの冬ソング。色あせないウィンターソングの名曲(1〜10)
12月のエイプリルフールEPO

冬の寂しさや失恋をテーマにした切ないバラードです。
恋人と過ごすはずだったクリスマスがかなわなくなってしまったつらさを、EPOさんの繊細な歌声とメロウな曲調で表現しています。
本作は1985年11月にリリースされ、アルバム『PUMP! PUMP!』に収録されました。
TBS系『ブロードキャスター』のエンディングテーマにもなり、注目を集めました。
クリスマスに寂しさを感じている人にぴったりの1曲。
冬の夜、温かい飲み物を片手に聴くのがオススメです。
EPOさんの歌声とともに、心の奥にしまっていた思い出を振り返ってみませんか?
白い恋人達桑田佳祐

冬の切ない恋心を描いた桑田佳祐さんの大ヒットソングです。
2001年10月にリリースされ、オリコンチャートで1位を獲得。
累計売上は123.1万枚に達しました。
コカ・コーラとユニクロのCMソングとしても起用され、幅広い層に愛されています。
雪が降り積もる寒い冬の夜、過ぎ去った恋を振り返る主人公の心情が繊細に描かれています。
悲しみに包まれながらも、美しい思い出として過去の恋を祝福するような姿勢が印象的です。
冬の静寂な夜に1人で過ごすときや、大切な人との思い出を振り返りたいときにピッタリです。
雪化粧松山千春

北海道出身のシンガーソングライター、松山千春さんが1978年にアルバム『歩き続ける時』で世に送り出した冬の名曲。
静かに白い雪が降り続く情景から始まり、寒い部屋で独り想いを巡らせる心情が優しく歌われています。
何が悲しいわけでもないけれど、ただ大切な人を抱きしめていたいという切なる願いが、抑制されながらも力強く響くリリックが印象的ですね。
1997年にはシングル『クリスマス』のB面曲としてリメイクされ、コロナ暖房機器のCMソングにも起用されました。
降りしきる雪に想いを重ねる静かな冬の夜、温かい部屋で大切な人のことを想う時間にそっと寄りそってくれる作品です。
12月の雨荒井由実

冬という季節のもつ寂しさと、過ぎ去った恋への切ない思いを描いたこの曲は、荒井由実さんの初期を代表する珠玉のナンバーです。
1974年10月に発売され、アルバム『MISSLIM』にも収録された本作。
抑制されたバンド演奏を基調としながら、山下達郎さんと大貫妙子さんが参加した美しいコーラスワークが印象的で、当時山下達郎さんはコーラスアレンジを担当することを条件にレコーディングに加わったというエピソードも残されています。
師走の雨という冬の風景のなか、もう戻らない日々への郷愁が静かに胸に迫ってきます。
冷たい雨の降る窓辺で、かつての思い出に浸りたいときにそっと聴きたくなる一曲ですよ。
木枯らしの舗道天地真理

1974年12月に発売された天地真理さんの通算12枚目のシングルは、冷たい木枯らしが吹き抜ける街角を舞台に、過ぎ去った青春への切ない想いを綴った冬のバラードです。
山上路夫さんが作詞、森田公一さんが作曲、穂口雄右さんが編曲を手がけた本作は、かつての恋やふれあいを懐かしむ主人公の心情を、冬の冷たい風景に重ねて描いています。
オリコンチャート14位を記録し、約12.5万枚の売り上げとなった楽曲で、明るく爽やかなイメージで一世を風靡した天地真理さんの新たな表現に挑戦した作品といえるでしょう。
失われた時間への郷愁に浸りたいとき、寒い季節の夕暮れにそっと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
冬の稲妻アリス

感情の嵐を稲妻に例えた、アリスの代表作です。
谷村新司さん作詞、堀内孝雄さん作曲のこの楽曲は、1977年10月にリリースされました。
発売当初は苦戦しましたが、翌年には大ブレイク。
1978年のオリコン年間ランキング16位、累計54万枚のセールスを記録しています。
別れの痛みを激しい稲妻に重ね、心の奥底から湧き上がる感情を表現した歌詞が印象的。
フォークからロックへと転換期にあったアリスさんの新境地を感じさせる1曲です。
2021年にはマクドナルドのCMにも起用され、世代を超えて愛され続けています。
寒い季節に心が揺れ動くとき、本作を聴いてみてはいかがでしょうか。
雪猫

フォークグループ、猫が1972年に発売したシングル『雪』は、吉田拓郎さんが作詞・作曲した楽曲を猫が歌い上げた名曲です。
遠く離れた人への想いを募らせる主人公の切ない心情が、静かに降り積もる雪の情景と重なり合います。
12弦ギターの繊細な音色とハイハットを効かせたリズム、そして抑制された歌声が生み出す透明感ある響きは、都会派フォークの洗練された佇まいを感じさせますね。
会えない人を想う冬の夜、窓の外に雪が舞う情景を眺めながら聴いてみてはいかがでしょうか。
あたたかい部屋で過去の思い出に浸りたいときに寄りそってくれる、心に染み入る一曲です。





