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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ
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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ

秋…美しい紅葉や透明感の高い澄み切った青い空、そして爽やかな風など明るいイメージもありつつ、冬に向かってだんだんと日が短くなり、また山々や街頭の植え込みの木々なども葉が落ちてモノトーンな風景になっていく…。

そんな明るい面ともの悲しい面を両方を感じさせてくれる季節だと思います。

そんなドラマティックな季節ということもあってか、昭和の時代にもさまざまな秋をテーマにした名曲が生み出され、そしてたくさんの人に支持されてきました。

本特集では、そんな、秋をテーマにした昭和の名曲たちをご紹介していきたいと思います。

秋の夜長、昭和の名曲たちでぜひお楽しみください。

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(1〜10)

秋止符アリス

1971年から活動を続けるアリスによる、切ない恋の物語を描いた楽曲です。

「終止符」という言葉をもじって『秋止符』と題されており、夏に始まった男女の関係が秋に終わるといいう歌詞の内容を一言で表しています。

歌詞の中では、とあるキッカケで夏に男女の関係になってしまったけれどもそこに愛は生まれず、恋人にもなれず友達にも戻れないというもどかしく複雑な関係性が描かれています。

どこか寂しさを感じるメロディは秋の雰囲気にもよく似合います。

秋桜山口百恵

秋桜 山口百恵 コスモス
秋桜山口百恵

この曲は1970年代に活躍し、昭和歌謡を代表する歌手である山口百恵さんの代表曲の一つです。

昭和の秋の歌と聞けばこの曲を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。

秋の風物詩であるコスモスをタイトルに冠したこの曲には、結婚を前にした女性が抱える母への思いがつづられており、歌詞のあちこちに秋を思わせる情景描写がなされています。

どこか暗く寂しい雰囲気を感じる曲調ですが、歌詞を見ながら聴いているとついつい感動してしまうはずです。

ラヴェンダー・リップス河合奈保子

ピアノ、ギター、マンドリン、シンセサイザーといったさまざまな楽器を弾きこなし、自身が作詞作曲を手がけた楽曲もリリースしていたアイドルシンガー、河合奈保子さん。

22ndシングル曲『ラヴェンダー・リップス』は、浮遊感のあるアンサンブルと透明感のある歌声のコントラストが心地いいですよね。

好きな人へのあふれる思いを感じさせるリリックは、美しい秋の情景とリンクし、世界観に引き込まれてしまうのではないでしょうか。

フックのあるビートが複雑な心模様とリンクする、キュートな秋ソングです。

コバルトの季節の中で沢田研二

ジュリーこと沢田研二さんの秋の名曲といえば『コバルトの季節の中で』です。

この楽曲は彼の17枚目のシングルとして1976年に発表されました。

沢田研二さんといえばグループ・サウンズ全盛期に人気のあったザ・タイガースのメインボーカリスト。

ソロとなってからも甘いルックスとカリスマ性、艶やかで見事な歌唱力を武器に数々のヒットを生み出してきました。

『コバルトの季節の中で』は沢田研二さんが作曲、演出家の久世光彦さんが歌詞を担当し、ファンの間で愛され非常に人気のあるシングル曲です。

優しく少し哀愁のある歌詞とメロディーが秋の季節にとてもマッチします。

秋の気配オフコース

小田和正さんがボーカルを務めるバンド、オフコースが手掛けた秋の歌といえばこの曲ですね!

オフコースの活動の中期にあたる1977年に発売されました。

小田さんの優しくやわらかい歌声で紡がれるメロディは耳に心地よく、軽快な伴奏と相まって聴いているととても落ち着くんですよね。

その一方で歌詞の中には切ない男女の別れが描かれているんですよね。

男性が女性の元を去る様子が描かれており、後に小田さんはこの歌詞の男性について「ひどい男」と振り返っています。

燃える秋ハイファイセット

燃える秋(ハイ・ファイ・セット)
燃える秋ハイファイセット

秋の情感を見事に描き出した名曲が、ここにあります。

ハイ・ファイ・セットが1978年にリリースしたこの楽曲は、五木寛之さんの詩的な歌詞と武満徹さんの美しいメロディーが見事に融合しています。

映画主題歌としても使用され、第2回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞するなど、高い評価を得ました。

秋の夜長に聴きたい一曲として、多くの人々に愛され続けています。

ジャズカバーも数多く、その普遍的な魅力が伺えますね。

秋の訪れを感じる季節、しっとりとした雰囲気の中で聴いてみてはいかがでしょうか。

きっと心に染み入る体験になるはずです。

風は秋色松田聖子

松田聖子さんが「聖子伝説」を作るその始めとなったなった楽曲。

松田聖子さんはこの曲からシングル24曲連続してオリコンチャート1位を獲得するんです!

またこのシングルは聖子さん初の両A面、資生堂のコマーシャルへの起用など話題にこと欠かない楽曲でもあります。

歌詞は「夏とともに終わった恋を秋に思い出す」もの。

終わった恋ながらも、その思いがしっとりとならないよう聖子さん持ち前の明るさで表現しています。

初期松田聖子さんを支えたすてきな秋曲、昔を思い出しながら聴きたいですね。

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