昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ
どこか哀愁漂う秋の夕暮れ、窓辺に立って見る夕焼けを眺めながら、懐かしい昭和の歌謡曲を聴きたくなる季節になりました。
もみじや銀杏が色づく季節に心を癒してくれる珠玉の秋の名曲の数々。
子供の頃に耳にした秋の歌が、大人になった今聴くと、不思議と違った表情を見せてくれるものです。
この記事では、昭和の時代に愛された秋にまつわる名曲や、秋っぽい雰囲気が漂うナンバーをご紹介。
青春時代を思い出す方も、初めて出会う方も、素晴らしい歌の世界をお楽しみください。
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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(51〜60)
Ya Ya (あの時代を忘れない)サザンオールスターズ

澄み切った秋空のように透明感のある桑田佳祐さんの歌声が印象的な本作。
1982年10月にリリースされたシングルで、サザンオールスターズの名バラードとして知られています。
桑田さんの学生時代の思い出が詰まった歌詞は、聴く人の心に染み入るような切なさを感じさせますね。
マツダ「MPV」のCMソングとしても使用された本作は、秋の夜長にぴったりの1曲。
大切な人と過ごした青春時代を懐かしむ方におすすめです。
ゆったりとした時間の流れを感じながら、あの頃の自分に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
九月には伊藤つかさ

透明感のある清らかな歌声と、メロディアスな曲調が心に染み入る伊藤つかささんの秋の名曲。
1984年5月にリリースされたアルバム『クレッシェンド』に収録された本作は、80年代のシティポップを代表する一曲として今なお多くの人々に愛され続けています。
井上鑑さんがプロデュースを手掛け、林哲司さんや後藤次利さんといった著名なミュージシャンたちが参加したことでも知られています。
青春の淡い思い出や季節の移ろいを感じさせる歌詞は、秋の夜長にしっとりと聴きたくなる魅力に溢れています。
ノスタルジックな気分に浸りたい方におすすめの一曲です。
十月の人魚岡田有希子

秋の夕暮れに響く、幻想的でロマンチックな世界観。
岡田有希子さんの『十月の人魚』は、1985年9月にリリースされたアルバム『十月の人魚』に収録された楽曲です。
松任谷正隆さんの緻密なアレンジと幻想的なメロディが特徴的で、シティポップの要素を感じさせる洗練された一曲。
青い月の海で波にゆられる銀髪の人魚の姿を描き、恋する人魚の切ない想いが透明感のある歌声で表現されています。
本作は、岡田さんの音楽的な成長と純粋さを象徴する作品。
秋の夜長、ゆったりとした気分で聴きたい一曲です。
思秋期岩崎宏美

シティポップからバラードまで幅広い歌手活動をこなす岩崎宏美さんのヒット曲。
「思春期」と「思秋期」を掛け言葉で楽しんでいるかのよう作詞家・阿久悠さんの歌詞も聴きどころの一つです。
作曲はレジェンド・三木たかしさん。
岩崎宏美さんが18歳のときに1度レコーディングをしたのですが、歌の世界に気持ちが入りすぎて涙が止まらなくなりレコーディングが打ち切りとなった逸話も残っているほど。
歌詞は「秋になると思い出す恋や青春のこと」を語るもの悲しくも心優しいもの。
リリースが1999年ですが古さを感じさせない1曲です。
昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(61〜70)
哀愁のカサブランカ郷ひろみ

秋の切なさのような、悲しい恋の終わりを描いた郷ひろみさんの『哀愁のカサブランカ』。
1982年にリリースされたこの曲は、アメリカのシンガーソングライターであるバーティ・ヒギンズさんの『Casablanca』をカバーしたものです。
カサブランカは夏に花を咲かせる植物ですが、メロディーの切なさは秋色ですよね。
もうこのまま一生この人と添いとげるんだと思っていた人との別れに心を痛める歌詞は、似た境遇を経験された方にとってはとくに胸を苦しくさせるのではないでしょうか。
強く愛した先の切ない終わりに、思わず泣けてしまうナンバーです。
十月の旅人高井麻巳子

秋の寂寥感と人恋しさを歌い上げる高井麻巳子さんのバラード。
枯葉舞う街並みや過ぎ去った夏の思い出を情感豊かに描写し、心に染み入るメロディと繊細な歌詞が秋の情景を鮮やかに浮かび上がらせます。
1988年1月にリリースされた本作は、シングル『うそつき』のB面曲として世に送り出されました。
おニャン子クラブ卒業後のソロ活動の中で生み出されたこの楽曲は、ファンの間で根強い人気を誇ります。
秋の夜長にゆったりと味わいたい一曲。
物思いにふける時間や、大切な人との思い出を振り返るひとときに、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。
九月の雨太田裕美

昭和の秋を象徴する名曲ともいえるこの楽曲は、1977年9月にリリースされた太田裕美さんの9枚目のシングルです。
松本隆さんの詞と筒美京平さんの曲が生み出した哀愁漂うメロディは、秋の切ない情景を見事に表現しています。
本作は太田さんにとって「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」に続く大ヒット曲となり、オリコンチャート週間トップ10入りを果たしました。
同年末のNHK紅白歌合戦でも披露され、多くの人々の心に深く刻まれています。
秋の夜長に一人静かに聴きたい、大人の感性に響く珠玉の一曲です。