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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ

秋…美しい紅葉や透明感の高い澄み切った青い空、そして爽やかな風など明るいイメージもありつつ、冬に向かってだんだんと日が短くなり、また山々や街頭の植え込みの木々なども葉が落ちてモノトーンな風景になっていく…。

そんな明るい面ともの悲しい面を両方を感じさせてくれる季節だと思います。

そんなドラマティックな季節ということもあってか、昭和の時代にもさまざまな秋をテーマにした名曲が生み出され、そしてたくさんの人に支持されてきました。

本特集では、そんな、秋をテーマにした昭和の名曲たちをご紹介していきたいと思います。

秋の夜長、昭和の名曲たちでぜひお楽しみください。

もくじ

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(41〜60)

男闘呼組

秋   男闘呼組    1988
秋男闘呼組

80年代を代表する男性アイドルグループ、男闘呼組の魅力が詰まった楽曲が、この切なさと力強さを兼ね備えた秋のバラードです。

別れと新たな出発を描いた歌詞は、稲妻や雨といった秋の情景と重なり、聴く人の心に深く響きます。

1989年にリリースされ、オリコン週間シングルチャート1位を獲得するなど、大きな反響を呼びました。

2023年6月にはNHK「SONGS」に出演し、デビュー前からの活動を振り返る貴重な機会となりました。

秋の夜長、窓の外を眺めながら聴くのにぴったりの1曲。

男闘呼組さんの魅力を存分に感じられる楽曲です。

秋が燃える石川ひとみ

『秋が燃える』は石川ひとみさんの9枚目のシングルで、昭和の風情を感じさせてくれる楽曲です。

1980年にリリースされたこの曲は、冷たく足元からせまる冬へと移りゆく秋の切なさと、ひと夏に経験した恋のおわりを描いています。

歌詞に熱を帯びた感情がつぎ込まれており、女性の深い情熱が透けて見えます。

また、テレビ東京系番組『お化けのサンバ』のエンディングテーマとしても採用され、広い層から愛されました。

この曲はその後のヒット作『まちぶせ』へ繋がる重要な一作なのです。

秋の夜長にぜひこの曲の美しさを感じていただきたいです。

哀愁のカサブランカ郷ひろみ

哀愁のカサブランカ / 郷ひろみ
哀愁のカサブランカ郷ひろみ

秋の切なさのような、悲しい恋の終わりを描いた郷ひろみさんの『哀愁のカサブランカ』。

1982年にリリースされたこの曲は、アメリカのシンガーソングライターであるバーティ・ヒギンズさんの『Casablanca』をカバーしたものです。

カサブランカは夏に花を咲かせる植物ですが、メロディーの切なさは秋色ですよね。

もうこのまま一生この人と添いとげるんだと思っていた人との別れに心を痛める歌詞は、似た境遇を経験された方にとってはとくに胸を苦しくさせるのではないでしょうか。

強く愛した先の切ない終わりに、思わず泣けてしまうナンバーです。

九月の雨太田裕美

九月の雨    太田裕美   1977
九月の雨太田裕美

昭和の秋を象徴する名曲ともいえるこの楽曲は、1977年9月にリリースされた太田裕美さんの9枚目のシングルです。

松本隆さんの詞と筒美京平さんの曲が生み出した哀愁漂うメロディは、秋の切ない情景を見事に表現しています。

本作は太田さんにとって「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」に続く大ヒット曲となり、オリコンチャート週間トップ10入りを果たしました。

同年末のNHK紅白歌合戦でも披露され、多くの人々の心に深く刻まれています。

秋の夜長に一人静かに聴きたい、大人の感性に響く珠玉の一曲です。

秋からも、そばにいて南野陽子

南野陽子 – 秋からも、そばにいて (1988)
秋からも、そばにいて南野陽子

シングルカセットテープ、細長いジャケットのシングルCDが発売されていたころ・1988年のナンノこと南野陽子さんのヒット曲。

日本で初めて色のついた「カラーCD」として発売されたことも話題となりました。

好き、愛しているとストレートな愛情表現も秋ならではの景色でしょうか、ちょっと大人っぽくなった南野陽子さんにとてもマッチしています。

「秋=恋愛」の図式はアイドル楽曲の定番ですが、それでも聴いてほしいすてきな昭和の秋曲です。