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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ

どこか哀愁漂う秋の夕暮れ、窓辺に立って見る夕焼けを眺めながら、懐かしい昭和の歌謡曲を聴きたくなる季節になりました。

もみじや銀杏が色づく季節に心を癒してくれる珠玉の秋の名曲の数々。

子供の頃に耳にした秋の歌が、大人になった今聴くと、不思議と違った表情を見せてくれるものです。

この記事では、昭和の時代に愛された秋にまつわる名曲や、秋っぽい雰囲気が漂うナンバーをご紹介。

青春時代を思い出す方も、初めて出会う方も、素晴らしい歌の世界をお楽しみください。

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(11〜20)

ラヴェンダー・リップス河合奈保子

ピアノ、ギター、マンドリン、シンセサイザーといったさまざまな楽器を弾きこなし、自身が作詞作曲を手がけた楽曲もリリースしていたアイドルシンガー、河合奈保子さん。

22ndシングル曲『ラヴェンダー・リップス』は、浮遊感のあるアンサンブルと透明感のある歌声のコントラストが心地いいですよね。

好きな人へのあふれる思いを感じさせるリリックは、美しい秋の情景とリンクし、世界観に引き込まれてしまうのではないでしょうか。

フックのあるビートが複雑な心模様とリンクする、キュートな秋ソングです。

September竹内まりや

秋の夜長を彩る名曲として、多くの人々の心に深く刻まれている楽曲です。

竹内まりやさんの透明感のある歌声が、夏から秋への移ろいを繊細に表現しています。

別れの季節を象徴する9月を舞台に、恋の終わりと心の変化を描いた歌詞は、聴く人の胸に染み渡ります。

1979年にリリースされたこの曲は、竹内さんの代表作の一つとして長く愛され続けています。

アルバム『LOVE SONGS』をはじめ、複数の作品に収録されており、その人気の高さがうかがえます。

秋の訪れを感じ始めた頃、物思いに耽りたい気分の時に聴くのがおすすめです。

心に秋風を感じさせてくれる一曲になるでしょう。

秋はパステルタッチ中森明菜

Akina Nakamori ‎– Aki wa Pastel Touch (秋はパステルタッチ) HQ
秋はパステルタッチ中森明菜

あまり知られていないかもしれませんが、こちらの曲はなんと、あのギターの高中正義さんが作曲された曲です。

フュージョンの大御所と、ポップス界の女王のコラボがとてもワクワクする曲ですよね。

当時の打ち込みサウンドにのって軽快に演奏されるギターのリフやエンディングのソロの音色やメロディーはまさに高中さん。

まあ当たり前なのですが。

作詞は来生えつこさんとなっておりこちらも見逃せません。

明菜さんはこのフュージョンの曲のイメージに合わせてか、いつもよりあっさり目に歌っておられるイメージです。

風立ちぬ松田聖子

松田聖子さんの7枚目のシングルで、1981年(昭和56年)10月リリース。

作曲は大瀧詠一さんで、松田聖子さんご自身が出演されたグリコポッキーのCMソングにも使用されていました。

聖子さんの高次倍音成分を多く含んだ明るい歌声、明るい曲調、そしてゴージャスなストリングスアレンジのされたバックトラックが三位一体となって、聴いているだけで秋の爽やかな風を環じさせてくれるような楽曲ですね。

それでいて、どこか秋のもの悲しさも感じさせてくれるメロディや歌詞も秀逸ですね!

秋の気配オフコース

小田和正さんがボーカルを務めるバンド、オフコースが手掛けた秋の歌といえばこの曲ですね!

オフコースの活動の中期にあたる1977年に発売されました。

小田さんの優しくやわらかい歌声で紡がれるメロディは耳に心地よく、軽快な伴奏と相まって聴いているととても落ち着くんですよね。

その一方で歌詞の中には切ない男女の別れが描かれているんですよね。

男性が女性の元を去る様子が描かれており、後に小田さんはこの歌詞の男性について「ひどい男」と振り返っています。

燃える秋ハイファイセット

燃える秋(ハイ・ファイ・セット)
燃える秋ハイファイセット

秋の情感を見事に描き出した名曲が、ここにあります。

ハイ・ファイ・セットが1978年にリリースしたこの楽曲は、五木寛之さんの詩的な歌詞と武満徹さんの美しいメロディーが見事に融合しています。

映画主題歌としても使用され、第2回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞するなど、高い評価を得ました。

秋の夜長に聴きたい一曲として、多くの人々に愛され続けています。

ジャズカバーも数多く、その普遍的な魅力が伺えますね。

秋の訪れを感じる季節、しっとりとした雰囲気の中で聴いてみてはいかがでしょうか。

きっと心に染み入る体験になるはずです。

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(21〜30)

晩夏(ひとりの季節)荒井由実

徐々に移ろいでいく季節の風景に、恋の終わりとひとりの時間の始まりを重ねた、荒井由実さんの楽曲です。

燃えるように色づく葉や、風に揺れるかれんな花々の情景が、主人公の心細さを映し出しているようですよね。

この楽曲は、1976年11月に発売された荒井由実さん名義のアルバム『14番目の月』に収録され、NHKのドラマ『夏の故郷』と『幻のぶどう園』の主題歌にもなりました。

過ぎ去った夏への愛惜と、これから訪れる季節への静かな覚悟が入り混じる切ないメロディは、聴く人の心に深く染みわたります。

夏の思い出を振り返るドライブや、少し肌寒くなった夕暮れの散歩のお供に聴けば、心にそっと寄り添ってくれるはずです。