昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ
どこか哀愁漂う秋の夕暮れ、窓辺に立って見る夕焼けを眺めながら、懐かしい昭和の歌謡曲を聴きたくなる季節になりました。
もみじや銀杏が色づく季節に心を癒してくれる珠玉の秋の名曲の数々。
子供の頃に耳にした秋の歌が、大人になった今聴くと、不思議と違った表情を見せてくれるものです。
この記事では、昭和の時代に愛された秋にまつわる名曲や、秋っぽい雰囲気が漂うナンバーをご紹介。
青春時代を思い出す方も、初めて出会う方も、素晴らしい歌の世界をお楽しみください。
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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(11〜20)
秋はパステルタッチ中森明菜

あまり知られていないかもしれませんが、こちらの曲はなんと、あのギターの高中正義さんが作曲された曲です。
フュージョンの大御所と、ポップス界の女王のコラボがとてもワクワクする曲ですよね。
当時の打ち込みサウンドにのって軽快に演奏されるギターのリフやエンディングのソロの音色やメロディーはまさに高中さん。
まあ当たり前なのですが。
作詞は来生えつこさんとなっておりこちらも見逃せません。
明菜さんはこのフュージョンの曲のイメージに合わせてか、いつもよりあっさり目に歌っておられるイメージです。
色づく街南沙織

秋の切なさと華やかさを描き出した、南沙織さんの代表曲の一つですね。
本作は1973年8月に発売された9枚目のシングルで、名盤『20才まえ』にも収録されています。
街が色づき始める情景に、恋を知って大人びていく少女の繊細な心境を重ね合わせた歌詞が胸を打ちます。
作詞家の有馬三恵子さんが紡いだ「青い枯葉」という詩的なフレーズは、主人公の多感な心情を見事に表現しているんですよね。
この歌で南沙織さんは第24回NHK紅白歌合戦にも出場しました。
どこか物悲しいけれど前向きな気持ちにもなれるメロディは、秋の夕暮れに黄昏ながら聴きたくなります。
移りゆく季節に少し感傷的になったとき、心に寄り添ってくれるナンバーです。
夕陽の丘石原裕次郎・朝丘ルリ子

昭和を代表する銀幕のスター、石原裕次郎さんと浅丘ルリ子さんによるデュエット曲です。
夕暮れの丘を走るバスの車内で、ふと目にした車掌の襟元のほくろが、別れた人にそっくりだった……。
そんな切ない偶然から、こらえていた想いが溢れ出す旅情を描いています。
二人の歌声はまるで映画のワンシーンのようで、聴いていると物語の主人公になった気分になりますよね。
本作は1963年9月に世に出た楽曲で、石原さんのベスト盤『オリジナル・ベスト40』などにも収録されている名曲です。
一人で物思いにふけりたい秋の夜長や、旅先のバスの窓から夕焼けを眺めるときに聴けば、歌詞の奥深い世界観に引き込まれてしまうのではないでしょうか。
落葉の物語ザ・タイガース

讃美歌を思わせる荘厳なイントロから、優雅で甘美なメロディが広がる、ザ・タイガースが手掛けた秋の名曲ですね。
沢田研二さんと加橋かつみさんの二重唱が織りなすハーモニーは、まるでおとぎ話の世界へ誘われるかのようです。
本作は、舞い落ちる葉に、はかなくも美しい恋の物語を重ねたような世界観が描かれています。
その切なくも温かい音色は、聴く人の心をそっと包み込んでくれるんですよね。
1968年1月に発売されたシングル『君だけに愛を』のB面であり、同年のアルバム『世界はボクらを待っている』にも収録されました。
秋の夜長、過ぎ去った日の淡い記憶をたどりながら聴くと、その優しい音色が心に染み渡るのではないでしょうか。
秋亜蘭知子

作詞家としてTUBEのヒット曲なども手がけ、シティ・ポップシーンで異彩を放ったシンガー、亜蘭知子さん。
本作は、秋の訪れがもたらす一抹の寂しさと、過ぎ去った日々の記憶をテーマにしています。
都会的な哀愁を帯びたアンサンブルと、繊細な心情をつづったリリックは、もの悲しい季節の空気感と見事にリンクしますよね。
1989年12月に発売されたこの楽曲は、亜蘭さん自身が出演したタケダ「スプリエ・ホワイトED」のCFイメージソングとしても流れました。
切ないメロディーと憂いを帯びた歌声が溶け合うサウンドは、一人静かに思い出に浸りたい夜に聴くと、そのノスタルジックな世界観に引き込まれてしまうのではないでしょうか。
メランコリックな気分に寄り添う名曲です。


