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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ

どこか哀愁漂う秋の夕暮れ、窓辺に立って見る夕焼けを眺めながら、懐かしい昭和の歌謡曲を聴きたくなる季節になりました。

もみじや銀杏が色づく季節に心を癒してくれる珠玉の秋の名曲の数々。

子供の頃に耳にした秋の歌が、大人になった今聴くと、不思議と違った表情を見せてくれるものです。

この記事では、昭和の時代に愛された秋にまつわる名曲や、秋っぽい雰囲気が漂うナンバーをご紹介。

青春時代を思い出す方も、初めて出会う方も、素晴らしい歌の世界をお楽しみください。

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(31〜40)

木枯らしに抱かれて小泉今日子

「木枯しに抱かれて」 小泉今日子 (VINYL)
木枯らしに抱かれて小泉今日子

THE ALFEEの高見沢俊彦さん作詞作曲による、片思いをテーマにした切なく美しい楽曲。

マーチングドラムのようイントロが印象的ですよね。

間奏にも、バグパイプ風の音が入っていたりと、ケルト音楽のような寂しげな中に懐かしさを感じるようなアレンジが新鮮で、小泉今日子さんのアンニュイなボーカルがはえます。

昭和の歌謡曲というと、サビで大きく盛り上がる曲が多いのですが、この曲はそこまででもなく、しっとりと流れていくのも魅力の一つです。

秋の夜長のお供にぴったりの名曲ですよ。

君のひとみは10000ボルト堀内孝雄

君の瞳は10000ボルト/ 堀内孝雄(アリス)
君のひとみは10000ボルト堀内孝雄

作詞は谷村新司さん、作曲は堀内孝雄さんによる、勢いのあるサビが印象的な楽曲。

圧倒的に美しい女性をイメージした歌詞が、エバーグリーンなメロディーとともにストレートに表現され、聴いていると爽やかな秋風が吹くような名曲ですよね。

もともとは、資生堂の秋のキャンペーン・ソングをアリスとして依頼されていたところ、谷村さんが当時の疾患で歌えなくなり、堀内さんのソロとして発売されることになったのだそう。

心地よい秋空の下で、キラキラとした遠い夏の日を思い出すような時にもぴったりの極上ポップ・ソングです。

秋が燃える石川ひとみ

『秋が燃える』は石川ひとみさんの9枚目のシングルで、昭和の風情を感じさせてくれる楽曲です。

1980年にリリースされたこの曲は、冷たく足元からせまる冬へと移りゆく秋の切なさと、ひと夏に経験した恋のおわりを描いています。

歌詞に熱を帯びた感情がつぎ込まれており、女性の深い情熱が透けて見えます。

また、テレビ東京系番組『お化けのサンバ』のエンディングテーマとしても採用され、広い層から愛されました。

この曲はその後のヒット作『まちぶせ』へ繋がる重要な一作なのです。

秋の夜長にぜひこの曲の美しさを感じていただきたいです。

恋人達のペイヴメントアルフィー

恋人への温かな愛を歌った、THE ALFEEの1984年のナンバー『恋人達のペイヴメント』。

寒さが徐々に厳しくなる秋から冬へ変わる季節に、その温かな愛で身も心も温かくしてくれるような曲です。

どんなときでもあなたを支えるから、これからもずっとともに生きていこうという歌詞は、プロポーズのようでキュンとしてしまいますよね。

そのまま恋人へ送る1曲としてもオススメ!

二人がこれから歩く道はどんな景色が待っているのか、想像しながら聴いてみてくださいね。

恋人よ五輪真弓

圧倒的な歌唱力でお茶の間を魅了した五輪真弓さんの代表曲。

冒頭から悲しく、寂しい思いに胸を打たれる楽曲ですが、それもそのはず、実は彼女を支えたプロデューサーが事故で早世し、突然の別れに悲しむ彼の妻の姿を見て、五輪さんが書き上げた楽曲だそうです。

そんな深い悲しみの中にも、叙情的で美しい言葉が詰め込まれ、静ひつで透明感のある世界に引き込まれていきます。

人生に別れはつきもので、その切なさゆえに美しく光るものもあるのだな、などと秋のもの哀しさとともにしみじみと浸ってしまいそうな楽曲です。

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(41〜50)

冬が来る前に紙ふうせん

高音質 EP レコード 冬が来る前に 紙ふうせん 1977
冬が来る前に紙ふうせん

1974年に結成し、長い間活動し続けているフォークデュオの紙ふうせん。

彼らの最大のヒット曲である『冬が来る前に』も昭和を代表する秋の曲の一つでしょう。

歌詞には、夏の終わりに別れた恋人と冬になる前にもう一度ヨリを戻したいという思いが女性目線でつづられています。

過去の恋人を忘れられず、彼と過ごした夏の面影を思い浮かべながら秋の風景の中を1人で過ごす様子には思わず心を打たれていまいます。

歌詞の内容とは対照的な美しい歌声が、歌詞の切なさをさらに高めています。

恋は、ご多忙申し上げます原由子

昭和にはさまざまな秋をテーマにした曲が作られましたが、中でもサザンオールスターズの原由子さんをフィーチャーしたこちらの曲は1983年のリリース以降も絶大な人気を誇っています。

時代を越えて愛され続ける歌詞やサザンオールスターズを感じさせながらも原さんのボーカルによって爽やかに聴こえるサウンドが特徴的で、夏が終わっても続く楽しい日々をイメージさせます。

秋の夜長をこの曲と共に過ごせば、一味違った秋を満喫できるでしょう。

この曲の魅力は数え切れない昭和の名曲の中でも特別な存在と言えます。