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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ

秋…美しい紅葉や透明感の高い澄み切った青い空、そして爽やかな風など明るいイメージもありつつ、冬に向かってだんだんと日が短くなり、また山々や街頭の植え込みの木々なども葉が落ちてモノトーンな風景になっていく…。

そんな明るい面ともの悲しい面を両方を感じさせてくれる季節だと思います。

そんなドラマティックな季節ということもあってか、昭和の時代にもさまざまな秋をテーマにした名曲が生み出され、そしてたくさんの人に支持されてきました。

本特集では、そんな、秋をテーマにした昭和の名曲たちをご紹介していきたいと思います。

秋の夜長、昭和の名曲たちでぜひお楽しみください。

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(21〜40)

十月の旅人高井麻巳子

秋の寂寥感と人恋しさを歌い上げる高井麻巳子さんのバラード。

枯葉舞う街並みや過ぎ去った夏の思い出を情感豊かに描写し、心に染み入るメロディと繊細な歌詞が秋の情景を鮮やかに浮かび上がらせます。

1988年1月にリリースされた本作は、シングル『うそつき』のB面曲として世に送り出されました。

おニャン子クラブ卒業後のソロ活動の中で生み出されたこの楽曲は、ファンの間で根強い人気を誇ります。

秋の夜長にゆったりと味わいたい一曲。

物思いにふける時間や、大切な人との思い出を振り返るひとときに、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

パズルゲームに秋風児島未散

パズルゲームに秋風 – 児島未散 (Michiru Kojima – Michille; 1986)
パズルゲームに秋風児島未散

秋の切なさと恋の終わりを感じさせる名曲です。

1986年9月に発売されたアルバム『MICHILLE』に収録されたこの楽曲は、児島未散さんの繊細な歌声が際立つ一曲。

秋風が吹く中、まるでパズルのように複雑な感情を抱える主人公の心情が、哀愁漂うメロディーと共に描かれています。

谷穂ちろるさんの切ない歌詞と松原正樹さんの都会的な曲調が見事に調和し、聴く者の心に深く響きます。

本作は、秋の夜長にしっとりと聴きたい曲として、多くの人に愛され続けています。

秋風はあなた志村香

W0253 志村香「秋風はあなた」
秋風はあなた志村香

昭和の秋の名曲としてこの楽曲を外すことはできません。

志村香さんの透き通るような歌声が、秋の風情を見事に表現しています。

美しい秋の風景と恋のときめきが見事に融合した歌詞は、聴く人の心に深く刻まれることでしょう。

本作は1985年10月にリリースされ、志村さんの3枚目のシングルとなりました。

さわやかなメロディとヨーロッパ風の洗練された編曲が特徴的で、当時のアイドルポップスの中でも一線を画す楽曲として注目を集めました。

秋の夜長に恋人と過ごすひとときや、ちょっぴり切ない片思いの思い出に浸りたい方におすすめの一曲です。

秋冬高田みずえ

オーディション番組『君こそスターだ!』において第18代グランドチャンピオンとなり、アイドルとしてデビューを果たしたシンガー、高田みづえさん。

22ndシングル曲『秋冬』は、1980年代にさまざまなアーティストによって歌われてきたカバーソングとして知られています。

季節の移ろいとともに変化していく恋人の心情が描かれたリリックは、秋から冬へと進んでいく時間とともに切なさを増しますよね。

憂いを感じさせる歌声とアンサンブルが心を震わせる、哀愁に満ちたナンバーです。

甲州街道はもう秋なのさRCサクセション

RC Succession – Kōshū Kaidō wa Mō Aki na no sa [甲州街道はもう秋なのさ] (1976)
甲州街道はもう秋なのさRCサクセション

東京から山梨を通り、長野へ向かう甲州街道の変わりゆく景色を歌った、RCサクセションの『甲州街道はもう秋なのさ』。

1976年にリリースされたアルバム『シングル・マン』に収録されています。

フォークソングのような哀愁たっぷりのメロディーからも、秋の装いを感じられますね。

何か大きな痛みを抱え、車を甲州街道へ走らせながらもう秋だなぁと感慨深げに語る様子が歌詞にはつづられています。

何かむしゃくしゃとしてしまって、ストレスを発散したくなったときに、聴いてみてはいかがでしょうか。

YES-YES-YESオフコース

OFF COURSE「YES-YES-YES」(Single Version)
YES-YES-YESオフコース

小田和正さんがメンバーとして活動していたフォークグループ、オフコースの1982年のナンバー『YES-YES-YES』。

ときに切なく吹きすさぶ秋の風のように、そしてときにびゅっと強く吹き抜ける秋風のようなメロディーが印象的なナンバーです。

これからもずっと一緒にいてほしいというまるでプロポーズのような言葉と、その返事を待つかのような歌詞が展開されています。

どんな場所でも秋の景色はステキだし、何より一緒にいれば楽しく生きられる、という言葉に自分なら手を取るかとらないか……。

物語の主人公になった気分で聴ける1曲です。