昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ
どこか哀愁漂う秋の夕暮れ、窓辺に立って見る夕焼けを眺めながら、懐かしい昭和の歌謡曲を聴きたくなる季節になりました。
もみじや銀杏が色づく季節に心を癒してくれる珠玉の秋の名曲の数々。
子供の頃に耳にした秋の歌が、大人になった今聴くと、不思議と違った表情を見せてくれるものです。
この記事では、昭和の時代に愛された秋にまつわる名曲や、秋っぽい雰囲気が漂うナンバーをご紹介。
青春時代を思い出す方も、初めて出会う方も、素晴らしい歌の世界をお楽しみください。
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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(31〜40)
恋人達のペイヴメントアルフィー

恋人への温かな愛を歌った、THE ALFEEの1984年のナンバー『恋人達のペイヴメント』。
寒さが徐々に厳しくなる秋から冬へ変わる季節に、その温かな愛で身も心も温かくしてくれるような曲です。
どんなときでもあなたを支えるから、これからもずっとともに生きていこうという歌詞は、プロポーズのようでキュンとしてしまいますよね。
そのまま恋人へ送る1曲としてもオススメ!
二人がこれから歩く道はどんな景色が待っているのか、想像しながら聴いてみてくださいね。
君のひとみは10000ボルト堀内孝雄

作詞は谷村新司さん、作曲は堀内孝雄さんによる、勢いのあるサビが印象的な楽曲。
圧倒的に美しい女性をイメージした歌詞が、エバーグリーンなメロディーとともにストレートに表現され、聴いていると爽やかな秋風が吹くような名曲ですよね。
もともとは、資生堂の秋のキャンペーン・ソングをアリスとして依頼されていたところ、谷村さんが当時の疾患で歌えなくなり、堀内さんのソロとして発売されることになったのだそう。
心地よい秋空の下で、キラキラとした遠い夏の日を思い出すような時にもぴったりの極上ポップ・ソングです。
秋からのSummer Time仁藤優子

仁藤優子さんが歌う『秋からのSummer Time』は、昭和の秋を彩る名曲の1つと言えるでしょう。
麻生圭子さんの感性が光る歌詞と、中崎英也さんが作ったメロディが見事に調和し、女性らしい繊細さと愛を感じさせる一曲に仕上がっています。
しかしその底辺には悲しみや切なさも感じられる、深みのある楽曲といえます。
秋という季節のまたとない魅力を音楽で表現したこの曲は、爽やかで温かな心地よさをもたらしてくれるでしょう。
その優しい旋律に耳を傾け、仁藤優子さんの透き通るような歌声に心を癒されてみてください。
見上げてごらん夜の星を坂本九

1985年8月12日に起こった日本航空123便墜落事故でこの世を去った坂本九さんの大ヒット曲。
歌手としてまたテレビタレントとしてまだまだこれからとその活躍を楽しみにしていた矢先の事故でした。
「悲しいことがあれば夜空を見上げよう」と聴く人に語り掛ける歌詞に助けられた人は1人や2人ではないでしょう。
秋はもの悲しい季節でもありますがこの曲を聴けばきっと気持ちが晴れやかになると思います。
フォーリーブス、DEEN、ゆずらたくさんのアーティストにもカバーされています。
時代をこえ愛される日本歌謡界のまさに金字塔的1曲です。
秋の夜長にぜひ!
秋冬高田みずえ

オーディション番組『君こそスターだ!』において第18代グランドチャンピオンとなり、アイドルとしてデビューを果たしたシンガー、高田みづえさん。
22ndシングル曲『秋冬』は、1980年代にさまざまなアーティストによって歌われてきたカバーソングとして知られています。
季節の移ろいとともに変化していく恋人の心情が描かれたリリックは、秋から冬へと進んでいく時間とともに切なさを増しますよね。
憂いを感じさせる歌声とアンサンブルが心を震わせる、哀愁に満ちたナンバーです。
昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(41〜50)
誰もいない海トワ・エ・モア

夏が過ぎて誰も遊びに来なくなった海の光景を描いた、トワ・エ・モワの『誰もいない海』。
1970年にリリースされたこの曲は、もともと歌手のジェリー伊藤さんが出演する番組でジュリー伊藤さんが歌う用にと制作されました。
ジュリー伊藤さんのほかにもシャンソン歌手の大木康子さんや越路吹雪さん、ドラマ『越路吹雪物語』では大地真央さんにも歌われました。
誰もが忘れてしまったかのように寂しい雰囲気にあふれた秋の海に、自分だけはちゃんと覚えているよ、そしてこれからの季節も強く生きていくよという強い意志のようなものが描かれています。
冬が来る前に紙ふうせん

1974年に結成し、長い間活動し続けているフォークデュオの紙ふうせん。
彼らの最大のヒット曲である『冬が来る前に』も昭和を代表する秋の曲の一つでしょう。
歌詞には、夏の終わりに別れた恋人と冬になる前にもう一度ヨリを戻したいという思いが女性目線でつづられています。
過去の恋人を忘れられず、彼と過ごした夏の面影を思い浮かべながら秋の風景の中を1人で過ごす様子には思わず心を打たれていまいます。
歌詞の内容とは対照的な美しい歌声が、歌詞の切なさをさらに高めています。





