昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ
どこか哀愁漂う秋の夕暮れ、窓辺に立って見る夕焼けを眺めながら、懐かしい昭和の歌謡曲を聴きたくなる季節になりました。
もみじや銀杏が色づく季節に心を癒してくれる珠玉の秋の名曲の数々。
子供の頃に耳にした秋の歌が、大人になった今聴くと、不思議と違った表情を見せてくれるものです。
この記事では、昭和の時代に愛された秋にまつわる名曲や、秋っぽい雰囲気が漂うナンバーをご紹介。
青春時代を思い出す方も、初めて出会う方も、素晴らしい歌の世界をお楽しみください。
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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(31〜40)
旅立つ秋松任谷由実

何はともあれ、この曲を当時20歳そこそこの若さで書き上げたという事実に驚かされますね。
松任谷由実さんが、荒井由実として活動していた初期の作品で、1974年10月に発売された名盤『MISSLIM』に収められています。
秋が木立ちを抜けて夜の闇へ消えていく情景は、大切な人や場所との別れ、そして新たな門出を繊細に描き出しているようです。
感傷に浸りながらも、どこか凛とした決意を胸に秘めて歩き出す主人公の姿が目に浮かびますよね。
本作は、キャラメル・ママらが奏でる洗練されたサウンドの上で、天才ユーミンさんによる詩情豊かな世界観と表現力が静かな感動を呼ぶ、隠れた名曲と言えそうです。
人生の岐路に立ち、物思いにふけりたい秋の夜にぴったりの一曲ではないでしょうか。
秋冬高田みずえ

オーディション番組『君こそスターだ!』において第18代グランドチャンピオンとなり、アイドルとしてデビューを果たしたシンガー、高田みづえさん。
22ndシングル曲『秋冬』は、1980年代にさまざまなアーティストによって歌われてきたカバーソングとして知られています。
季節の移ろいとともに変化していく恋人の心情が描かれたリリックは、秋から冬へと進んでいく時間とともに切なさを増しますよね。
憂いを感じさせる歌声とアンサンブルが心を震わせる、哀愁に満ちたナンバーです。
YES-YES-YESオフコース

小田和正さんがメンバーとして活動していたフォークグループ、オフコースの1982年のナンバー『YES-YES-YES』。
ときに切なく吹きすさぶ秋の風のように、そしてときにびゅっと強く吹き抜ける秋風のようなメロディーが印象的なナンバーです。
これからもずっと一緒にいてほしいというまるでプロポーズのような言葉と、その返事を待つかのような歌詞が展開されています。
どんな場所でも秋の景色はステキだし、何より一緒にいれば楽しく生きられる、という言葉に自分なら手を取るかとらないか……。
物語の主人公になった気分で聴ける1曲です。
Ya Ya (あの時代を忘れない)サザンオールスターズ

澄み切った秋空のように透明感のある桑田佳祐さんの歌声が印象的な本作。
1982年10月にリリースされたシングルで、サザンオールスターズの名バラードとして知られています。
桑田さんの学生時代の思い出が詰まった歌詞は、聴く人の心に染み入るような切なさを感じさせますね。
マツダ「MPV」のCMソングとしても使用された本作は、秋の夜長にぴったりの1曲。
大切な人と過ごした青春時代を懐かしむ方におすすめです。
ゆったりとした時間の流れを感じながら、あの頃の自分に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
木枯らしの舗道天地真理

『青春時代』が大ヒットした森田公一とトップギャランの森田さんが作った曲がこちらです。
1974年にリリースされましたが、少女っぽいイメージの曲が多かった天地真理さんにとって大人の雰囲気が感じられる1曲となっています。
大ヒットはしなかったものの、彼女の次のイメージを作る分岐点となった作品といえるかもしれません。
透き通った天地真理さんの声と、別れを歌った曲の内容がピッタリフィットして、秋の寂しさや物悲しさを見事に演出しています。
昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(41〜50)
思秋期岩崎宏美

シティポップからバラードまで幅広い歌手活動をこなす岩崎宏美さんのヒット曲。
「思春期」と「思秋期」を掛け言葉で楽しんでいるかのよう作詞家・阿久悠さんの歌詞も聴きどころの一つです。
作曲はレジェンド・三木たかしさん。
岩崎宏美さんが18歳のときに1度レコーディングをしたのですが、歌の世界に気持ちが入りすぎて涙が止まらなくなりレコーディングが打ち切りとなった逸話も残っているほど。
歌詞は「秋になると思い出す恋や青春のこと」を語るもの悲しくも心優しいもの。
リリースが1999年ですが古さを感じさせない1曲です。
黄昏ブルー河合奈保子

秋の黄昏時を切なく美しく描いたこの楽曲は、河合奈保子さんの代表作の1つとして知られています。
1982年9月1日に発売されたシングル『けんかをやめて』のB面曲として収録されたこの曲は、竜真知子さんの作詞と馬飼野康二さんの作曲によるもの。
切ない恋心と秋の情景が見事に融合した歌詞と、河合さんの透明感のある歌声が相まって、聴く人の心に深く響きます。
本作は、アイドル歌謡曲としての魅力を存分に発揮しつつ、大人の恋愛模様も垣間見える楽曲となっています。
秋の夜長、しっとりとした雰囲気に浸りたい方にぴったりの1曲です。
秋が燃える石川ひとみ

『秋が燃える』は石川ひとみさんの9枚目のシングルで、昭和の風情を感じさせてくれる楽曲です。
1980年にリリースされたこの曲は、冷たく足元からせまる冬へと移りゆく秋の切なさと、ひと夏に経験した恋のおわりを描いています。
歌詞に熱を帯びた感情がつぎ込まれており、女性の深い情熱が透けて見えます。
また、テレビ東京系番組『お化けのサンバ』のエンディングテーマとしても採用され、広い層から愛されました。
この曲はその後のヒット作『まちぶせ』へ繋がる重要な一作なのです。
秋の夜長にぜひこの曲の美しさを感じていただきたいです。
哀愁のカサブランカ郷ひろみ

秋の切なさのような、悲しい恋の終わりを描いた郷ひろみさんの『哀愁のカサブランカ』。
1982年にリリースされたこの曲は、アメリカのシンガーソングライターであるバーティ・ヒギンズさんの『Casablanca』をカバーしたものです。
カサブランカは夏に花を咲かせる植物ですが、メロディーの切なさは秋色ですよね。
もうこのまま一生この人と添いとげるんだと思っていた人との別れに心を痛める歌詞は、似た境遇を経験された方にとってはとくに胸を苦しくさせるのではないでしょうか。
強く愛した先の切ない終わりに、思わず泣けてしまうナンバーです。
コスモス街道狩人

秋風がそよぐ避暑地を舞台に、過ぎ去った恋へと思いをはせる切ないナンバーです。
コスモスが咲き誇る街道やからまつ林といった情景を通して、主人公がかつての恋人と過ごした幸せな日々を一人静かに懐かしんでいる様子が伝わってきます。
狩人の持ち味である兄弟ならではの美しいハーモニーが、郷愁を誘う清々しいメロディと見事に溶け合っていますね。
本作は1977年8月に発売された2枚目のシングルで、オリコン週間5位を記録。
アルバム『狩人FIRST 出逢った人に』にも収録されています。
秋のドライブのお供に、甘く切ない思い出にひたりたい人に聴いてほしい1曲です。


