昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ
秋…美しい紅葉や透明感の高い澄み切った青い空、そして爽やかな風など明るいイメージもありつつ、冬に向かってだんだんと日が短くなり、また山々や街頭の植え込みの木々なども葉が落ちてモノトーンな風景になっていく…。
そんな明るい面ともの悲しい面を両方を感じさせてくれる季節だと思います。
そんなドラマティックな季節ということもあってか、昭和の時代にもさまざまな秋をテーマにした名曲が生み出され、そしてたくさんの人に支持されてきました。
本特集では、そんな、秋をテーマにした昭和の名曲たちをご紹介していきたいと思います。
秋の夜長、昭和の名曲たちでぜひお楽しみください。
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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(31〜40)
すみれ September Love一風堂

SHAZNAのカバーにより2度大ヒットした一風堂不朽の名曲です。
今思うと一風堂のメンバーのすごさ、ギター・ボーカルの土屋昌巳さん、キーボードの見岳章さん、ドラムの藤井章司さん、このレジェンドメンバーがよく1つのバンドに集まれたなあ……と。
歌詞は「夏の恋は秋に終わる」の定番を逆手に取った「秋の恋」を楽しむもの。
シネマ、マンハッタンなど都会派を思わせるきら星のごとき言葉群もすてき。
洋楽とも邦楽ともとれるサウンドも世界を知り尽くした土屋昌巳さんの世界で、この曲でセプテンバー=9月だと知った小学生も多かった??はず。
9月といえばまず思い出す懐かしの1曲です。
秋からのSummer Time仁藤優子

仁藤優子さんが歌う『秋からのSummer Time』は、昭和の秋を彩る名曲の1つと言えるでしょう。
麻生圭子さんの感性が光る歌詞と、中崎英也さんが作ったメロディが見事に調和し、女性らしい繊細さと愛を感じさせる一曲に仕上がっています。
しかしその底辺には悲しみや切なさも感じられる、深みのある楽曲といえます。
秋という季節のまたとない魅力を音楽で表現したこの曲は、爽やかで温かな心地よさをもたらしてくれるでしょう。
その優しい旋律に耳を傾け、仁藤優子さんの透き通るような歌声に心を癒されてみてください。
木枯らしの舗道天地真理

『青春時代』が大ヒットした森田公一とトップギャランの森田さんが作った曲がこちらです。
1974年にリリースされましたが、少女っぽいイメージの曲が多かった天地真理さんにとって大人の雰囲気が感じられる1曲となっています。
大ヒットはしなかったものの、彼女の次のイメージを作る分岐点となった作品といえるかもしれません。
透き通った天地真理さんの声と、別れを歌った曲の内容がピッタリフィットして、秋の寂しさや物悲しさを見事に演出しています。
秋男闘呼組

80年代を代表する男性アイドルグループ、男闘呼組の魅力が詰まった楽曲が、この切なさと力強さを兼ね備えた秋のバラードです。
別れと新たな出発を描いた歌詞は、稲妻や雨といった秋の情景と重なり、聴く人の心に深く響きます。
1989年にリリースされ、オリコン週間シングルチャート1位を獲得するなど、大きな反響を呼びました。
2023年6月にはNHK「SONGS」に出演し、デビュー前からの活動を振り返る貴重な機会となりました。
秋の夜長、窓の外を眺めながら聴くのにぴったりの1曲。
男闘呼組さんの魅力を存分に感じられる楽曲です。
秋が燃える石川ひとみ

『秋が燃える』は石川ひとみさんの9枚目のシングルで、昭和の風情を感じさせてくれる楽曲です。
1980年にリリースされたこの曲は、冷たく足元からせまる冬へと移りゆく秋の切なさと、ひと夏に経験した恋のおわりを描いています。
歌詞に熱を帯びた感情がつぎ込まれており、女性の深い情熱が透けて見えます。
また、テレビ東京系番組『お化けのサンバ』のエンディングテーマとしても採用され、広い層から愛されました。
この曲はその後のヒット作『まちぶせ』へ繋がる重要な一作なのです。
秋の夜長にぜひこの曲の美しさを感じていただきたいです。
昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(41〜50)
哀愁のカサブランカ郷ひろみ

秋の切なさのような、悲しい恋の終わりを描いた郷ひろみさんの『哀愁のカサブランカ』。
1982年にリリースされたこの曲は、アメリカのシンガーソングライターであるバーティ・ヒギンズさんの『Casablanca』をカバーしたものです。
カサブランカは夏に花を咲かせる植物ですが、メロディーの切なさは秋色ですよね。
もうこのまま一生この人と添いとげるんだと思っていた人との別れに心を痛める歌詞は、似た境遇を経験された方にとってはとくに胸を苦しくさせるのではないでしょうか。
強く愛した先の切ない終わりに、思わず泣けてしまうナンバーです。
九月の雨太田裕美

昭和の秋を象徴する名曲ともいえるこの楽曲は、1977年9月にリリースされた太田裕美さんの9枚目のシングルです。
松本隆さんの詞と筒美京平さんの曲が生み出した哀愁漂うメロディは、秋の切ない情景を見事に表現しています。
本作は太田さんにとって「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」に続く大ヒット曲となり、オリコンチャート週間トップ10入りを果たしました。
同年末のNHK紅白歌合戦でも披露され、多くの人々の心に深く刻まれています。
秋の夜長に一人静かに聴きたい、大人の感性に響く珠玉の一曲です。