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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ

秋…美しい紅葉や透明感の高い澄み切った青い空、そして爽やかな風など明るいイメージもありつつ、冬に向かってだんだんと日が短くなり、また山々や街頭の植え込みの木々なども葉が落ちてモノトーンな風景になっていく…。

そんな明るい面ともの悲しい面を両方を感じさせてくれる季節だと思います。

そんなドラマティックな季節ということもあってか、昭和の時代にもさまざまな秋をテーマにした名曲が生み出され、そしてたくさんの人に支持されてきました。

本特集では、そんな、秋をテーマにした昭和の名曲たちをご紹介していきたいと思います。

秋の夜長、昭和の名曲たちでぜひお楽しみください。

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(26〜30)

秋色の街国実百合

秋の街並みにインスパイアされた、切なく美しい楽曲です。

国実百合さんの透明感のある歌声が、季節の移ろいと恋の終わりを重ねた歌詞を優しく包み込みます。

シンセポップとシティポップが融合した洗練されたサウンドは、80年代後半の日本の音楽シーンを彷彿とさせます。

1989年3月にリリースされ、オリコンチャートで22位を記録。

人気音楽番組『ザ・ベストテン』でも19位にランクインしました。

秋の夕暮れ時、しっとりとした気分で聴きたい一曲。

恋に落ちたばかりの人や、失恋の痛手を癒したい人にもおすすめです。

秋服のボートに乗れば渡辺満里奈

秋の情景を繊細に描き出した叙情的な名曲。

昭和62年9月にリリースされた本作は、渡辺満里奈さんの2枚目のアルバム『EVERGREEN』に収録され、アルバムはオリコンチャートで5位を記録しました。

麻生圭子さんの詩的な歌詞と山川恵津子さんの美しいメロディが見事に調和し、秋の公園を舞台に展開される恋人たちの心情を優しく表現しています。

ピアノと弦楽器を基調としたノスタルジックなサウンドが、秋の穏やかな雰囲気を見事に醸し出しています。

恋愛の不安や希望を抱える方々に、心に響く一曲として強くお勧めします。

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(31〜35)

十月の旅人高井麻巳子

秋の寂寥感と人恋しさを歌い上げる高井麻巳子さんのバラード。

枯葉舞う街並みや過ぎ去った夏の思い出を情感豊かに描写し、心に染み入るメロディと繊細な歌詞が秋の情景を鮮やかに浮かび上がらせます。

1988年1月にリリースされた本作は、シングル『うそつき』のB面曲として世に送り出されました。

おニャン子クラブ卒業後のソロ活動の中で生み出されたこの楽曲は、ファンの間で根強い人気を誇ります。

秋の夜長にゆったりと味わいたい一曲。

物思いにふける時間や、大切な人との思い出を振り返るひとときに、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

秋冬高田みずえ

オーディション番組『君こそスターだ!』において第18代グランドチャンピオンとなり、アイドルとしてデビューを果たしたシンガー、高田みづえさん。

22ndシングル曲『秋冬』は、1980年代にさまざまなアーティストによって歌われてきたカバーソングとして知られています。

季節の移ろいとともに変化していく恋人の心情が描かれたリリックは、秋から冬へと進んでいく時間とともに切なさを増しますよね。

憂いを感じさせる歌声とアンサンブルが心を震わせる、哀愁に満ちたナンバーです。

甲州街道はもう秋なのさRCサクセション

RC Succession – Kōshū Kaidō wa Mō Aki na no sa [甲州街道はもう秋なのさ] (1976)
甲州街道はもう秋なのさRCサクセション

東京から山梨を通り、長野へ向かう甲州街道の変わりゆく景色を歌った、RCサクセションの『甲州街道はもう秋なのさ』。

1976年にリリースされたアルバム『シングル・マン』に収録されています。

フォークソングのような哀愁たっぷりのメロディーからも、秋の装いを感じられますね。

何か大きな痛みを抱え、車を甲州街道へ走らせながらもう秋だなぁと感慨深げに語る様子が歌詞にはつづられています。

何かむしゃくしゃとしてしまって、ストレスを発散したくなったときに、聴いてみてはいかがでしょうか。

YES-YES-YESオフコース

OFF COURSE「YES-YES-YES」(Single Version)
YES-YES-YESオフコース

小田和正さんがメンバーとして活動していたフォークグループ、オフコースの1982年のナンバー『YES-YES-YES』。

ときに切なく吹きすさぶ秋の風のように、そしてときにびゅっと強く吹き抜ける秋風のようなメロディーが印象的なナンバーです。

これからもずっと一緒にいてほしいというまるでプロポーズのような言葉と、その返事を待つかのような歌詞が展開されています。

どんな場所でも秋の景色はステキだし、何より一緒にいれば楽しく生きられる、という言葉に自分なら手を取るかとらないか……。

物語の主人公になった気分で聴ける1曲です。

すみれ September Love一風堂

すみれ September Love – 一風堂 [IPPU-DO]
すみれ September Love一風堂

SHAZNAのカバーにより2度大ヒットした一風堂不朽の名曲です。

今思うと一風堂のメンバーのすごさ、ギター・ボーカルの土屋昌巳さん、キーボードの見岳章さん、ドラムの藤井章司さん、このレジェンドメンバーがよく1つのバンドに集まれたなあ……と。

歌詞は「夏の恋は秋に終わる」の定番を逆手に取った「秋の恋」を楽しむもの。

シネマ、マンハッタンなど都会派を思わせるきら星のごとき言葉群もすてき。

洋楽とも邦楽ともとれるサウンドも世界を知り尽くした土屋昌巳さんの世界で、この曲でセプテンバー=9月だと知った小学生も多かった??はず。

9月といえばまず思い出す懐かしの1曲です。