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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ

どこか哀愁漂う秋の夕暮れ、窓辺に立って見る夕焼けを眺めながら、懐かしい昭和の歌謡曲を聴きたくなる季節になりました。

もみじや銀杏が色づく季節に心を癒してくれる珠玉の秋の名曲の数々。

子供の頃に耳にした秋の歌が、大人になった今聴くと、不思議と違った表情を見せてくれるものです。

この記事では、昭和の時代に愛された秋にまつわる名曲や、秋っぽい雰囲気が漂うナンバーをご紹介。

青春時代を思い出す方も、初めて出会う方も、素晴らしい歌の世界をお楽しみください。

昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(21〜30)

晩夏(ひとりの季節)荒井由実

徐々に移ろいでいく季節の風景に、恋の終わりとひとりの時間の始まりを重ねた、荒井由実さんの楽曲です。

燃えるように色づく葉や、風に揺れるかれんな花々の情景が、主人公の心細さを映し出しているようですよね。

この楽曲は、1976年11月に発売された荒井由実さん名義のアルバム『14番目の月』に収録され、NHKのドラマ『夏の故郷』と『幻のぶどう園』の主題歌にもなりました。

過ぎ去った夏への愛惜と、これから訪れる季節への静かな覚悟が入り混じる切ないメロディは、聴く人の心に深く染みわたります。

夏の思い出を振り返るドライブや、少し肌寒くなった夕暮れの散歩のお供に聴けば、心にそっと寄り添ってくれるはずです。

コスモス街道狩人

秋風がそよぐ避暑地を舞台に、過ぎ去った恋へと思いをはせる切ないナンバーです。

コスモスが咲き誇る街道やからまつ林といった情景を通して、主人公がかつての恋人と過ごした幸せな日々を一人静かに懐かしんでいる様子が伝わってきます。

狩人の持ち味である兄弟ならではの美しいハーモニーが、郷愁を誘う清々しいメロディと見事に溶け合っていますね。

本作は1977年8月に発売された2枚目のシングルで、オリコン週間5位を記録。

アルバム『狩人FIRST 出逢った人に』にも収録されています。

秋のドライブのお供に、甘く切ない思い出にひたりたい人に聴いてほしい1曲です。

秋の午後南沙織

秋の午後 – 南沙織 (Saori Minami) (1973)
秋の午後南沙織

秋の午後の物寂しい空気に、そっと寄り添ってくれるような一曲です。

過ぎた日々に思いを馳せながらも、一人静かに自分と向き合う内省的な世界が歌われているんですよね。

作詞家の有馬三恵子さんによる哲学的な歌詞と、巨匠・筒美京平さんによる洋楽テイストのメロディ、そこに南沙織さんの透明感あふれる歌声が相まって、聴く人の心に深く染みわたります。

本作は1973年9月発売のシングル『色づく街』のB面曲ですが、名盤アルバム『20才まえ』にも収録された、B面とは思えない完成度の高さに驚かされます。

後に三田寛子さんらにもカバーされるなど、長く愛されているのも納得ですよね。

一人で過ごす秋の昼下がり、じっくりと耳を傾けたくなる名曲ではないでしょうか。

旅立つ秋松任谷由実

何はともあれ、この曲を当時20歳そこそこの若さで書き上げたという事実に驚かされますね。

松任谷由実さんが、荒井由実として活動していた初期の作品で、1974年10月に発売された名盤『MISSLIM』に収められています。

秋が木立ちを抜けて夜の闇へ消えていく情景は、大切な人や場所との別れ、そして新たな門出を繊細に描き出しているようです。

感傷に浸りながらも、どこか凛とした決意を胸に秘めて歩き出す主人公の姿が目に浮かびますよね。

本作は、キャラメル・ママらが奏でる洗練されたサウンドの上で、天才ユーミンさんによる詩情豊かな世界観と表現力が静かな感動を呼ぶ、隠れた名曲と言えそうです。

人生の岐路に立ち、物思いにふけりたい秋の夜にぴったりの一曲ではないでしょうか。

もうすぐSeptember河合奈保子

大人気アイドルとして活躍しながら、ピアノやシンセサイザーを巧みに操る作曲家としても才能を発揮した河合奈保子さん。

1982年7月に発売されたアルバム『SUMMER HEROINE』に収録された本作は、夏の終わりを感じさせる切ないメロディが印象的ですよね。

砂浜に書いた別れの言葉が波に消されていくような、ひと夏の恋の幕切れを描いたリリックが、聴く人の胸に深く響くのではないでしょうか。

秋の気配が漂いはじめる夕暮れ時、甘酸っぱい青春の日々に思いをはせながら聴きたくなる一曲です。

洗練されたアレンジが、感傷的なだけでなく、前を向こうとする主人公の心の機微を繊細に映し出しています。

Missing久保田利伸

久保田利伸 – Missing [Official Video]
Missing久保田利伸

日本人離れしたグルーヴ感で知られる久保田利伸さんの、秋の夜に聴きたい珠玉のバラードです。

互いに深く思い合いながらも、決して結ばれることのない男女のどうしようもない恋心が、ソウルフルな歌声で切々と歌い上げられています。

忘れたいのに忘れられない葛藤や、出会いがもっと早ければという後悔が胸に迫りますよね。

本作は1986年9月発売のデビューアルバム『SHAKE IT PARADISE』に収録され、『ワールドプロレスリング』などのエンディングテーマにも起用されました。

シングルではないのに、多くの人に愛され続けている代表曲の一つです。

夏の騒がしさが過ぎ去った寂しさに、そっと寄り添ってくれるのではないでしょうか。

甲州街道はもう秋なのさRCサクセション

RC Succession – Kōshū Kaidō wa Mō Aki na no sa [甲州街道はもう秋なのさ] (1976)
甲州街道はもう秋なのさRCサクセション

東京から山梨を通り、長野へ向かう甲州街道の変わりゆく景色を歌った、RCサクセションの『甲州街道はもう秋なのさ』。

1976年にリリースされたアルバム『シングル・マン』に収録されています。

フォークソングのような哀愁たっぷりのメロディーからも、秋の装いを感じられますね。

何か大きな痛みを抱え、車を甲州街道へ走らせながらもう秋だなぁと感慨深げに語る様子が歌詞にはつづられています。

何かむしゃくしゃとしてしまって、ストレスを発散したくなったときに、聴いてみてはいかがでしょうか。