昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ
秋…美しい紅葉や透明感の高い澄み切った青い空、そして爽やかな風など明るいイメージもありつつ、冬に向かってだんだんと日が短くなり、また山々や街頭の植え込みの木々なども葉が落ちてモノトーンな風景になっていく…。
そんな明るい面ともの悲しい面を両方を感じさせてくれる季節だと思います。
そんなドラマティックな季節ということもあってか、昭和の時代にもさまざまな秋をテーマにした名曲が生み出され、そしてたくさんの人に支持されてきました。
本特集では、そんな、秋をテーマにした昭和の名曲たちをご紹介していきたいと思います。
秋の夜長、昭和の名曲たちでぜひお楽しみください。
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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(1〜10)
秋のほほづえ伊藤麻衣子

秋の切ない恋心を歌った名曲として、長く人々の心に寄り添い続けています。
伊藤麻衣子さんの柔らかな歌声と、しっとりとした曲調が秋の情景を見事に描き出しているのが印象的です。
1983年9月にリリースされたこの楽曲は、オリコンチャートで41位を記録し、約3.3万枚の売り上げを達成しました。
ジャケット写真は篠山紀信さんが手掛け、視覚的にも注目を集めました。
秋の夜長にゆったりと聴きたい1曲として、多くのリスナーに愛され続けています。
恋の終わりを感じつつも、懐かしい思い出に浸りたい気分の時におすすめです。
木枯らしに抱かれて小泉今日子

THE ALFEEの高見沢俊彦さん作詞作曲による、片思いをテーマにした切なく美しい楽曲。
マーチングドラムのようイントロが印象的ですよね。
間奏にも、バグパイプ風の音が入っていたりと、ケルト音楽のような寂しげな中に懐かしさを感じるようなアレンジが新鮮で、小泉今日子さんのアンニュイなボーカルがはえます。
昭和の歌謡曲というと、サビで大きく盛り上がる曲が多いのですが、この曲はそこまででもなく、しっとりと流れていくのも魅力の一つです。
秋の夜長のお供にぴったりの名曲ですよ。
秋はパステルタッチ中森明菜

あまり知られていないかもしれませんが、こちらの曲はなんと、あのギターの高中正義さんが作曲された曲です。
フュージョンの大御所と、ポップス界の女王のコラボがとてもワクワクする曲ですよね。
当時の打ち込みサウンドにのって軽快に演奏されるギターのリフやエンディングのソロの音色やメロディーはまさに高中さん。
まあ当たり前なのですが。
作詞は来生えつこさんとなっておりこちらも見逃せません。
明菜さんはこのフュージョンの曲のイメージに合わせてか、いつもよりあっさり目に歌っておられるイメージです。
昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(11〜20)
Ya Ya (あの時代を忘れない)サザンオールスターズ

澄み切った秋空のように透明感のある桑田佳祐さんの歌声が印象的な本作。
1982年10月にリリースされたシングルで、サザンオールスターズの名バラードとして知られています。
桑田さんの学生時代の思い出が詰まった歌詞は、聴く人の心に染み入るような切なさを感じさせますね。
マツダ「MPV」のCMソングとしても使用された本作は、秋の夜長にぴったりの1曲。
大切な人と過ごした青春時代を懐かしむ方におすすめです。
ゆったりとした時間の流れを感じながら、あの頃の自分に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
September竹内まりや

秋の夜長を彩る名曲として、多くの人々の心に深く刻まれている楽曲です。
竹内まりやさんの透明感のある歌声が、夏から秋への移ろいを繊細に表現しています。
別れの季節を象徴する9月を舞台に、恋の終わりと心の変化を描いた歌詞は、聴く人の胸に染み渡ります。
1979年にリリースされたこの曲は、竹内さんの代表作の一つとして長く愛され続けています。
アルバム『LOVE SONGS』をはじめ、複数の作品に収録されており、その人気の高さがうかがえます。
秋の訪れを感じ始めた頃、物思いに耽りたい気分の時に聴くのがおすすめです。
心に秋風を感じさせてくれる一曲になるでしょう。
風立ちぬ松田聖子

松田聖子さんの7枚目のシングルで、1981年(昭和56年)10月リリース。
作曲は大瀧詠一さんで、松田聖子さんご自身が出演されたグリコポッキーのCMソングにも使用されていました。
聖子さんの高次倍音成分を多く含んだ明るい歌声、明るい曲調、そしてゴージャスなストリングスアレンジのされたバックトラックが三位一体となって、聴いているだけで秋の爽やかな風を環じさせてくれるような楽曲ですね。
それでいて、どこか秋のもの悲しさも感じさせてくれるメロディや歌詞も秀逸ですね!
October Storm中森明菜

十月の嵐を余すところなく描き出した名曲。
ポップスとシンセポップを融合させたバラードの中に、恋愛の誤解や別れの予感が織り込まれ、切なさと力強さが同居しています。
中森明菜さんの表現力豊かな歌声が、曲の世界観をさらに引き立てているんです。
1984年10月10日にリリースされたアルバム『POSSIBILITY』に収録された本作は、タイアップこそありませんでしたが、ファンの間で根強い人気を誇る1曲となりました。
恋に悩む人はもちろん、人生の岐路に立つ方にもおすすめです。
秋の夜長に聴けば、きっと心に響くはず。
中森さんの魅力が詰まった珠玉の1曲をぜひ味わってみてください。