昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ
秋…美しい紅葉や透明感の高い澄み切った青い空、そして爽やかな風など明るいイメージもありつつ、冬に向かってだんだんと日が短くなり、また山々や街頭の植え込みの木々なども葉が落ちてモノトーンな風景になっていく…。
そんな明るい面ともの悲しい面を両方を感じさせてくれる季節だと思います。
そんなドラマティックな季節ということもあってか、昭和の時代にもさまざまな秋をテーマにした名曲が生み出され、そしてたくさんの人に支持されてきました。
本特集では、そんな、秋をテーマにした昭和の名曲たちをご紹介していきたいと思います。
秋の夜長、昭和の名曲たちでぜひお楽しみください。
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昭和の秋の歌。J-POPシーンを彩る名曲まとめ(41〜60)
哀愁のカサブランカ郷ひろみ

秋の切なさのような、悲しい恋の終わりを描いた郷ひろみさんの『哀愁のカサブランカ』。
1982年にリリースされたこの曲は、アメリカのシンガーソングライターであるバーティ・ヒギンズさんの『Casablanca』をカバーしたものです。
カサブランカは夏に花を咲かせる植物ですが、メロディーの切なさは秋色ですよね。
もうこのまま一生この人と添いとげるんだと思っていた人との別れに心を痛める歌詞は、似た境遇を経験された方にとってはとくに胸を苦しくさせるのではないでしょうか。
強く愛した先の切ない終わりに、思わず泣けてしまうナンバーです。
九月の雨太田裕美

昭和の秋を象徴する名曲ともいえるこの楽曲は、1977年9月にリリースされた太田裕美さんの9枚目のシングルです。
松本隆さんの詞と筒美京平さんの曲が生み出した哀愁漂うメロディは、秋の切ない情景を見事に表現しています。
本作は太田さんにとって「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」に続く大ヒット曲となり、オリコンチャート週間トップ10入りを果たしました。
同年末のNHK紅白歌合戦でも披露され、多くの人々の心に深く刻まれています。
秋の夜長に一人静かに聴きたい、大人の感性に響く珠玉の一曲です。
秋からも、そばにいて南野陽子

シングルカセットテープ、細長いジャケットのシングルCDが発売されていたころ・1988年のナンノこと南野陽子さんのヒット曲。
日本で初めて色のついた「カラーCD」として発売されたことも話題となりました。
好き、愛しているとストレートな愛情表現も秋ならではの景色でしょうか、ちょっと大人っぽくなった南野陽子さんにとてもマッチしています。
「秋=恋愛」の図式はアイドル楽曲の定番ですが、それでも聴いてほしいすてきな昭和の秋曲です。
恋は、ご多忙申し上げます原由子

昭和にはさまざまな秋をテーマにした曲が作られましたが、中でもサザンオールスターズの原由子さんをフィーチャーしたこちらの曲は1983年のリリース以降も絶大な人気を誇っています。
時代を越えて愛され続ける歌詞やサザンオールスターズを感じさせながらも原さんのボーカルによって爽やかに聴こえるサウンドが特徴的で、夏が終わっても続く楽しい日々をイメージさせます。
秋の夜長をこの曲と共に過ごせば、一味違った秋を満喫できるでしょう。
この曲の魅力は数え切れない昭和の名曲の中でも特別な存在と言えます。
街角トワイライトシャネルズ

ドゥーワップやソウルなどのブラックミュージックスタイルで歌って人気を博したグループです。
リードボーカルの鈴木雅之さんをはじめ、テナーボーカル担当田代まさしさん、バスボーカルの佐藤善雄さん、トップテナーボーカルの久保木博之さん、そしてトランペット担当の桑野信義さん、ギター担当出雲亮一さん、ドラム担当の新保清孝さんのメンバーで構成されています。
『街角トワイライト』は1981年に発表された3枚目のシングル。
湯川れいこさん作詞、井上忠夫さん作曲のこの曲は失った恋人を思って歌う哀愁が漂う失恋ソング。
ですが曲調はからだが揺れるようなアップテンポな楽しげな楽曲で、そのミスマッチ感も魅力です。
おわりに
さて、ここまでたくさんの秋をテーマにした昭和の名曲たちをご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
あなたのお気に入りの楽曲、思い出の一曲は見つかりましたか?
いずれ劣らぬ数々の名曲たち、当時を知る人は懐かしい気持ちで、また昭和を知らない若い世代の皆さんにも新鮮な気持ちでお楽しみいただけると幸いです。