【2025】40代におすすめの秋ソング。おすすめのJ-POP【秋うた】
昨今は秋になっても暑さが続いてあまり季節感を味わえない……とお嘆きの方も多いかもしれませんが、少しずつ日が落ちるのも早まったり虫の鳴き声も変わってきたり、秋めいてくる季節には秋ソングを聴きたいところですよね。
そこでこちらの記事では、現在40代の方が思わずセンチメンタルな気持ちになってしまうような、おすすめの秋うたをご紹介!
現時点で40代の方々にとっての青春期は、90年代から00年代初頭くらいまでのまさにJ-POP黄金時代、音楽史に残る大ヒット曲が連発した時期ですから、若い世代にも知られている曲も多いですよ。
ぜひチェックしてみてください!
【2025】40代におすすめの秋ソング。おすすめのJ-POP【秋うた】(1〜10)
祭りのあと桑田佳祐

楽しかった時間のあとに訪れる、ふとした静寂と寂しさ。
そんな誰もが心当たりのあるセンチメンタルな情景を、見事に歌い上げたのが桑田佳祐さんです。
1994年10月に発売されたこの楽曲は、ドラマ『静かなるドン』の主題歌にも起用され、多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。
情熱的な恋が終わったあとの、どうにもならない未練や断ち切れない純粋な想いが、ボブ・ディランさんを思わせるような枯れた味わいの歌声と、心に染みるアコースティックな音色で紡がれていきます。
本作が描く、熱狂のあとに残るほのかな温もりと切なさは、まさに圧巻の一言ですよね。
夏が終わって秋を迎えた季節に、過ぎ去った日々にそっと想いを馳せながら浸りたい、そんな珠玉のロッカ・バラードです。
飛べない鳥ゆず

ストリートライブから活動を開始し、J-POPシーンの第一線を走り続けるフォークデュオ、ゆず。
この楽曲は2000年10月に発売され、フジテレビ系ドラマ『涙をふいて』の主題歌に起用されました。
寂しげな秋の日を舞台として、思うように羽ばたけないもどかしさや、やるせない気持ちを抱えながらも、必死に光を求める姿が描かれているように感じられます。
美しく伸びやかなハイトーンボイスで魅せる岩沢厚治さんが紡ぐエモーショナルなメロディと、二人が織りなす美しいハーモニーが胸にぐっと迫ります。
秋の夜長、少し感傷的な気分になったときにそっと寄り添ってくれる、切なくも温かい名ミディアムバラードですね。
ぼくらが旅に出る理由小沢健二

秋の気配が深まる季節に聴きたくなる、小沢健二さんによる爽やかさと切なさが同居する名曲。
もともとは1994年発売の名盤『LIFE』に収録されていましたが、1996年5月にはシングルカットされ、ドラマ『将太の寿司』の主題歌としても起用されましたよね。
ポール・サイモンさんの影響を感じさせる華やかなホーンアレンジが旅の高揚感を演出しつつ、どこか物悲しさを漂わせます。
大切な人との別れと未来への希望が描かれた詩的な世界観は、秋の夕暮れに聴くとセンチメンタルな気持ちをかき立てられるのではないでしょうか。
人生のさまざまな岐路を経験してきた世代の心にそっと寄り添ってくれるような、優しさと希望にあふれたナンバーです。
寂しさは秋の色WANDS

1990年代の音楽シーンを席巻したビーイング系アーティストの代表格、WANDS。
彼らの原点ともいえる1991年12月発売のデビュー・シングル曲は、秋の訪れと共に聴きたくなる名バラードですよね。
色づく街並みや冷たい風といった秋の情景に、忘れられない恋人への断ち切れない想いを重ねた歌詞が、聴く人の感情を大きく揺さぶるのではないでしょうか。
この楽曲は、ドラマ『ホテルウーマン』の挿入歌として起用され、多くの人の耳に届きました。
上杉昇さんのエモーショナルな歌声と哀愁に満ちたメロディーが溶け合い、美しい秋の風景さえも切なく見せてしまうような独特の世界観を持っています。
センチメンタルな気分に浸りたい夜にぴったりのナンバーです。
ささやかな祈りEvery Little Thing

ELTの略称で知られるEvery Little Thingが2002年8月に発売した21枚目のシングルです。
テレビ朝日系列『やじうまプラス』のテーマソングとして起用されたので、耳にしたことがある方も多いかもしれません。
秋の日を舞台として大切な人の幸せを願う、ひたむきで温かい祈りが込められた本作。
明るくポップでありながらも、どこか切なさを感じさせるサウンドが秋の空気にぴったりですよね。
持田香織さんの透明感あふれる歌声が、心を優しく包み込んでくれるようです。
この楽曲はアルバム『Many Pieces』でも聴くことができます。
少し人恋しくなる季節の夜長に、温かい飲み物と一緒に聴けば、じんわりと心が満たされていくのを感じられるのではないでしょうか。
渡良瀬橋森高千里

夕暮れ時の空を見上げながら、ふと昔の恋を思い出してしまう。
そんな秋特有のセンチメンタルな気分に浸れるのが、森高千里さんの名曲です。
彼女自身が手がけた歌詞は、かつて愛した人を思う切ない心情を描いていて、その舞台は栃木県足利市に実在する橋なんです。
その場所から見える夕日の風景が目に浮かぶような美しい情景描写が、聴く人の胸に深く染み渡りますね。
この楽曲は1993年1月に発売された17枚目のシングルで、アルバム『Lucky 7』にも収録されています。
テレビ番組『いい旅・夢気分』のエンディングテーマとしても親しまれました。
少し肌寒くなった夕暮れ時に、温かい飲み物を片手にじっくりと聴きたくなる一曲です。
コスモススピッツ

J-POP黄金期を彩ったスピッツの楽曲のなかでも、秋の夜長に静かに聴きたくなるのがこの一曲ではないでしょうか。
霧がかった風景が目に浮かぶような幻想的なサウンドと、草野マサムネさんの少し掠れた歌声が、切ないメロディをよりいっそう際立てていますね。
本作で描かれるのは、大切な人との永遠の別れと、その約束を胸に抱いていく主人公の姿。
ただ悲しいだけでなく、どこか清らかな覚悟も感じられる世界観にグッときます。
1992年11月にシングル『日なたの窓に憧れて』のカップリングとして世に出た作品で、後に名盤『花鳥風月』にも収録されました。
センチメンタルな気分に浸りたいときにぴったりの名曲です。







